□燃料電池ワールド
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■Vol.011 2001/7/18発行
◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM
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☆トヨタの燃料電池自動車「クルーガーFCHV−4」の写真をプレゼント。お知らせをご覧ください。☆
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■アップデート
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◇WE−NET計画と世界の水素利用状況
ニューサンシャイン計画に基づく水素利用技術開発プロジェクト、WE−NET計画の主要受託先である、財団法人エンジニアリング振興協会の「研究成果発表会2001」が7月10日〜13日の4日間にわたり開催された。WE−NET計画関連の発表は初日の7月10日に行われた。
今回は、WE−NET計画全体の進捗状況、水素技術の国際標準化の状況、燃料電池自動車と水素ステーションの開発状況など、7件の研究成果が報告された。自動車用水素利用技術を中心に、この模様を報告する。
http://www.pem-dream.com/
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■世界のニュース〈7月〉
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<輸送用装置>
●サンタ・クララVTAがバスの走行試験支援でカリフォルニア・フュエル・セル・パートナーシップに参加
カリフォルニア・フュエル・セル・パートナーシップ(CaFCP)は、新たにサンタ・クララ・ヴァレー交通局(VTA)が参加し、燃料電池バスを取得して走行試験を実施すると発表した。VTAは、2003年中頃に20台以下の燃料電池バスを走行試験するというCaFCPの目標を達成するために、数台の燃料電池バスを購入する予定である。
<定置型電源>
●フュエル・セル・テクノロジーズがカリフォルニア州に電力設備を販売
フュエル・セル・テクノロジーズ(FCT)が、2台の5kW固体電解質形燃料電池(SOFC)発電装置の提供・据付を受注した。一つはサンフラシスコのプレシディオ信用銀行に引き渡され、もう一つはアーヴィンのカリフォルニア大学にある国立燃料電池研究センターに送られた。
●フュエルセル・エナージー社とマルベニが協力契約に署名
フュエルセル・エナージー社とマルベニは、包括的な戦略的協力契約を締結し、アジア市場で少なくとも45MW分の「ダイレクト・フュエルセル」(DFC)発電装置の受注をめざす。契約署名時にマルベニは、現在受注済みの1.25MWに加えて3MWのDFC発電装置を受注する予定である。
<燃料・改質器・貯蔵>
●GMとジェネラル・ハイドロジェンが協力
ジェネラル・モータース(GM)とジェネラル・ハイドロジェンは、新たに25年間の事業協力を発表し、水素のインフラ整備を加速させ、北米、ヨーロッパ、その他の地域で燃料電池自動車の市場投入を促進する。
この戦略的な同盟は、水素の貯蔵、燃料電池自動車の燃料補給、エネルギー・サービス、戦略物質、発電関連のエレクトロニクス、発電など、幾つかの重点分野に焦点をあてている。
●クワンタムがGM、DOEと共同で10,000psiの水素貯蔵技術を公開
クワンタム・テクノロジーズは、10,000psiの全合成水素貯蔵タンクを公開した。通常の5,000psiよりも貯蔵量が80%多く、燃料電池車の航続距離を延ばすことができる。クワンタムはジェネラル・モータース(GM)と水素貯蔵装置の開発で提携し、将来の燃料電池自動車の航続距離を現在のガソリン車と同程度にすることを目指す。
クワンタムはまた、エネルギー省(DOE)の水素燃料バスの試験用にも水素の貯蔵・取扱いシステムの設計・開発を行っている。この事業では、圧縮水素ガスが現実の環境で自動車燃料として使用可能かどうかをテストする。
注)psi=圧力の単位。1平方インチあたり1ポンドの圧力。
<会議>
●第8回交通・エネルギー・環境政策隔年会議
「交通部門の転換期を運営する:いかに早く、いかに遠くへ?」――第8回交通・エネルギー・環境政策隔年会議が9月11−14日、カリフォルニア州モントレーのアシロマー・カンファランス・センターで開かれる。詳細はeメールで
mailto:itsconference@ucdavis.edu
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■イベント
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●国際燃料電池ワークショップ2001―移動及び定置用PEFC(再掲)
山梨大学は、移動動力用、家庭・定置用のPEFCの電池本体とシステムに関する基礎研究及び応用研究を行っている13人のリーダー的研究者・技術者の招待講演と、一般参加者によるポスター発表(30件を予定)による「国際燃料電池ワークショップ2001」を企画しています。13人のリーダー的研究者・技術者は、日本及びアジア、欧州、米国から参加されます。募集要旨は以下の通りです。
○主 催 山梨大学
○共 催 電気化学会燃料電池研究会、他
○日 時 シンポジウム:11月12日(月)〜13日(火)
見 学 旅 行:11月14日(水)
○場 所 甲府富士屋ホテル(山梨県甲府市湯村3-2-30)
○公式言語 シンポジウムの公式言語は英語です。同時通訳はありません。
○見学旅行 甲府市周辺観光+山梨大学クリーンエネルギー研究センター
○参加定員 シンポジウム:150名 見学旅行:40名
○参加費用 シンポジウム:要旨集 5000円
(9月21日まで)
会社関係者 30000円
大学、国公立研究所など 15000円
(9月22日以降)
会社関係者 40000円
大学、国公立研究所など 20000円
見学旅行:10000円
○申込締切
・ポスター発表申し込み及び発表アブストラクト、割引の参加登録 9月21日
・ホテル予約と見学旅行 9月29日
(注:締切後も、余席があれば受付可能です)
○申込書及びHPによる詳細な情報
http://www.ab11.yamanashi.ac.jp/ifcw/
(注:アドレス中のab11は数字の11です)
○連絡先
〒400-8511 甲府市武田4-3 山梨大学クリーンエネルギー研究センターIFCW世話人 渡辺政廣
FAX 055-254-0371
E-mail ifcw@ab11.yamanashi.ac.jp
TEL 055-220-8618(林、内藤)055-220-8619(内田)
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■燃料電池QUIZ
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毎週ひとつの質問を出します。答は、YESかNOのふたつにひとつ。
どちらかを決めて、解答ページにアクセスしてください。
http://www.pem-dream.com/
14.過日、霞が関にトヨタの燃料電池車「クルーガーFCHV−4」が現れた。ナンバーを取って公道を走っていたが、同社の燃料補給基地(御殿場)からずーっと走ってきたのだろうか?
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■お知らせ
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☆トヨタの燃料電池自動車「クルーガーFCHV−4」の写真をプレゼント
霞が関に現れたナンバー付きの「クルーガーFCHV−4」、その写真データを希望者全員にプレゼントします。ご希望の方は、メールでお申し込みください。添付書類で送信します。自動車ではありません。写真ですよ。念のため!
申込先 webmaster@pem-dream.com
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■燃料電池ワールド
□毎週水曜日発行
□編集・発行:燃料電池NPO法人PEM−DREAM
□登録・解除: http://www.pem-dream.com/
□連絡先: webmaster@pem-dream.com
□マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)
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