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2020/03/04
山形新幹線の「ダイヤの悩み」大幅軽減へ。
【福島駅に山形新幹線アプローチ線新設 運行ネック「つばさ」「やまびこ」平面交差解消へ】
https://trafficnews.jp/post/94223
posted at 22:00:28
梯川の北陸新幹線工事。
土手の内側斜面まで延びました。明らかに足場の空きスペースを上に詰めています(土手の上でも頭をぶつけない程度の高さになった)
その分、作業用階段が上に伸びてます。 https://twitter.com/markun891/status/1235188429412921347/photo/1
posted at 22:00:44
高架橋に載った桁。
合体すると見た目は最初から一体的に作ったのと同じように見えて内部にワイヤーも通すみたい。
それから在来線直上部分は防音壁の取り付けが終わって、これから囲いを外すだけになったようです?? https://twitter.com/markun891/status/1235188464888340480/photo/1
posted at 22:00:53
【ネットワーク形成】お世話になっています。 @sekiguchiaimi さん、 @toytoytoy_jp さん、 @digifactory1 さん。これまで本アカウントでRetweetした方をご紹介。各アカウントは約13ヶ月に一度紹介されます。
posted at 22:07:31
三菱電機が初めて導入した計算機(エレクトロニクス誌1958年9月号より)
ベンディックス社製 G-15D
真空管:450本 ダイオード:2000本
アキュムレータなどの内部レジスタもメモリも全て磁気ドラム内に記録
大胆な設計で真空管数を大幅に減らした
ノーマークだった計算機だが驚くべき系譜をもっていた https://twitter.com/Dream_Library_/status/1235190469547577344/photo/1
posted at 22:08:51
筐体中央部が磁気ドラム、上部が紙テープパンチャ/リーダ
下部は電源部
扉側に真空管などのモジュール基板を実装
G-15Dの設計者 ハリー・ハスキーは、アラン・チューリングの設計の下で
イギリスの初期のコンピュータ ACEの開発を担当した
G-15Dにはアラン・チューリングから引き継がれた系譜が有った https://twitter.com/Dream_Library_/status/1235190480591179776/photo/1
posted at 22:08:53
G-15Dのモジュール実装部分
両脇が真空管モジュール、中央がダイオードモジュール
処理単位は29bit、58bit/ワード、磁気ドラム容量は2000ワード
内部処理は2進数で10進浮動小数点演算が可能
29bitの加減算 0.6ms、乗除算 16ms
本機は計算機の研究対象とされ
その後の国産計算機の開発に影響を与えた https://twitter.com/Dream_Library_/status/1235190495778758656/photo/1
posted at 22:08:57
G-15Dのモジュール
左が真空管によるフリップ・フロップモジュール
右がダイオードによるゲート回路モジュール
G-15Dは、国鉄の技術研究所も導入し
「マルスシステム」設計の参考にされた
G-15Dは、リアルタイム操作が出来、一人で占有利用できたので
世界初のパーソナルコンピュータとも呼ばれている https://twitter.com/Dream_Library_/status/1235190539357523970/photo/1
posted at 22:09:07
1946年にアラン・チューリングが設計した初期のコンピュータ ACE
アラン・チューリングの設計に基き、ジェームズ・ウィルキンソンと
ハリー・ハスキーが開発を担当した
開発は難航して、完成したのは1957年で、旧式化していた
ハリー・ハスキーは、ベンディックス社に移り
G-15Dの主任設計者となった https://twitter.com/Dream_Library_/status/1235190560404541440/photo/1
posted at 22:09:12
ベンディックス社の技術者にはデービッド・エバンスがいた
彼は後にコンピュータグラフィックスに関する研究で有名となり
アイバン・サザランドと共にエバンス&サザランド社を設立した
同社は伝説的な会社となり
CG専用コンピュータPicture Systemを製品化した
ベクター方式で美しい3DCGを表示できた https://twitter.com/Dream_Library_/status/1235190570508681217/photo/1
posted at 22:09:15
エバンス&サザランド社の Picture System は
CGシステムの操作系としてジョグダイヤルなどを持っていた
同社には、後にアドビシステムズ社を創業するジョン・ワーノック
シリコングラフィックス社を創業するジム・クラークも勤務していた
伝説となる系譜が、チューリングからここまで続いていた https://twitter.com/Dream_Library_/status/1235190580197478400/photo/1
posted at 22:09:17
エバンス&サザランド社のPicture System は
CMの魔術師と言われたロバート・エイブル氏の
ロバートエイブルアソシエイツも導入していた
写真はログインのTRON取材班が撮影した同社のCG制作ルーム
Picture System(左)と制御用のVAX11(右)が鎮座している
このシステムで多くのCMや映画が制作された https://twitter.com/Dream_Library_/status/1235190590221873153/photo/1
posted at 22:09:20
エバンス&サザランド社のPicture System は
数千本のベクタースキャンによる3D映像をリアルタイムで
動かして表示できる画期的なシステムだった
どのような3D映像だったかを映画「ブラックホール」(1979)の
予告編で見ることができる
これもロバート・エイブル氏の作品
https://www.youtube.com/watch?v=q6wiHA8-CKQ
posted at 22:09:23
映画「TRON」のオープニングのワイヤーフレーム映像は
ロバートエイブルアソシエイツがエバンス&サザランド社の
Picture Systemを利用して制作したCG映像
同社のCGデザイナー ケニー・マーマンが担当した
Picture Systemはモノクロ表示なので着色と合成で後処理している
https://www.youtube.com/watch?v=huHV8aW37ZM
posted at 22:09:28
映画「TRON」でフリンがデジタル世界へ入って行くシーンも
ロバートエイブルアソシエイツがエバンス&サザランド社の
Picture Systemを利用して制作したCG映像
同社のCGデザイナー ケニー・マーマンが担当した
Picture Systemはモノクロ表示なので着色と合成で後処理している
https://www.youtube.com/watch?v=6UYNgUmu35o
posted at 22:09:31
TRONを取材したログイン編集長(現 館長)は
1986年にロバートエイブルからCG技術を導入して
シリコングラフィックス社のワークステーションを並べて
日本で3番目のCG制作会社を設立した
ここで制作したのがNHK特集「驚異の小宇宙 人体」と
劇場版「AKIRA」のCGシーンであった
https://www.youtube.com/watch?v=Bqg7FlEFHR8
posted at 22:09:36
ベンディックス社製 G-15Dを調べたら
その系譜がアラン・チューリングから
自分のCG会社までつながっていたという驚きの結果となった
シリコングラフィックス社のCGワークステーションで制作した
NHK特集「驚異の小宇宙 人体」と劇場版「AKIRA」は
今でも見ることができます
https://www.youtube.com/watch?v=pM9weltkrzQ
posted at 22:09:40
館長が月刊アスキー編集長だった1978年頃に
エバンス&サザランド社を取材する機会があった
日本での導入は有るか?という質問に
高精細のベクター表示を利用して
国鉄で列車ダイヤの作成に使われているとの説明
国鉄側の公開資料にはその情報は無かった
写真は富士通の列車ダイヤ作成システム(1971年) https://twitter.com/Dream_Library_/status/1235190692659384320/photo/1
posted at 22:09:44
ベンディックス社製 G-15Dは国鉄鉄道技術研究所も
座席予約システムの検討用として1957年に導入している
当時、国鉄では特急券や寝台券など年間5万枚を
手動で発行していた
東京駅にある乗車券センターの回転机に座席台帳を載せ
各駅からの電話を受けて手作業で座席予約処理をしていた
限界状態だった https://twitter.com/Dream_Library_/status/1235190765673787394/photo/1
posted at 22:10:01
G-15Dをモデルとして、1958年に座席予約システムが
日立製作所に発注された
G-15Dと同様に内部レジスタを磁気ドラムに持つ方式だった
トランジスタ1000個,ダイオード4500個、真空管70本が使用された
信頼性を保つため二重化された構造だった
1960年2月より電子計算機による特急の座席予約が開始された https://twitter.com/Dream_Library_/status/1235190778428657667/photo/1
posted at 22:10:04
東京駅乗車券センターに設置された座席予約システム
MARS-1 (Magnetic-electronic Automatic Reservation System 1)
の内部
トランジスタ化されているが扉側に在るモジュール基板や
中央部の磁気ドラムの実装方法はG-15Dと同じである
磁気ドラムの容量は40万bit
1列車当り900席分1800bitを割り当て https://twitter.com/Dream_Library_/status/1235190789577170944/photo/1
posted at 22:10:07
座席予約システム MARS-1 のロジック基板
大部分がトランジスタ化されたが、形状はG-15Dに似ている
中央処理装置は二重系並列運転による照合チェックが行われており
磁気ドラムのファイル更新にはレコードのサムチェックが行われた
これらの設計により稼働率は、初期でも99.86%と高かった https://twitter.com/Dream_Library_/status/1235190800750743552/photo/1
posted at 22:10:10
発券端末「A型」は、東京、名古屋、大阪など全国11箇所に設置され
オンラインで発券処理ができた
初期の取り扱い列車は、つばめ、はと、第1、第2こだまの3600座席
1座席を1bitで記録した
15日分の予約が出来、1予約処理は3秒で完了できた
「A型」は予約状況をブラウン管で表示
「B型」は表示機能なし https://twitter.com/Dream_Library_/status/1235190815044956160/photo/1
posted at 22:10:13
MARS-1 の中央制御装置
MARS-1 の全体操作を行うコンソール装置
予約状況を確認するブラウン管表示装置を持つ
MARS-1 全体の設計は、国鉄鉄道技術研究所で行われ
日立製作所 戸塚工場で製造された
一連の開発は、国鉄近代化計画の先陣として行われた
名称のMARSには、軍神(火星)の意味合いがあった https://twitter.com/Dream_Library_/status/1235190836528181250/photo/1
posted at 22:10:18
MARS-1 の中央制御装置に設置されたブラウン管表示装置
1車両毎に座席の予約状況を表示できる
予約済みの席に丸印が表示される
座席の予約 有り/無し は1bitで記録されている
1列車で最大900座席/900bit(x二重化)の容量が割り当てられている
4列シートで、A,B,C,D配置となっている点は現代と同じ https://twitter.com/Dream_Library_/status/1235190865359863808/photo/1
posted at 22:10:25
東京駅八重洲口の乗車券センター
今の「みどりの窓口」に相当する発券窓口
ここで座席指定付きの特急券や寝台券を購入する
MARS-1 と連動した電気的な予約状況表示装置が上部に設置された
各列車の予約状況が一目で解かるようになった
MARS-1の写真は「無線と実験」 (誠文堂新光社)1960年2月号より https://twitter.com/Dream_Library_/status/1235190883567300608/photo/1
posted at 22:10:30
@Dream_Library_ 東京理科大の近代科学資料館に展示が御座いますね。https://www.tus.ac.jp/info/setubi/museum/db/museum-yama/si/bendix.html
posted at 22:10:37