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2017/04/11
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Reading: 稲見先生のインタビュー!確かに攻殻をロードマップにしてる研究者多い気がする|「予言書」として読んではいけない:稲見昌彦──「攻殻機動隊」をめぐる5つの考察|WIRED.jp http://wired.jp/special/2017/ghost-in-the-shell/04/ @wired_jpさんから
posted at 19:43:42
技術書展でもらったチラシで一番ヤバいと思ったやつ https://twitter.com/wagawo/status/851562356798705664/photo/1
posted at 07:27:41
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同じく、日本社会の機微を表す言葉に「空気を読む」があります。否定形は「KY(空気を読まない)」という略語で、すっかり定着しました。当初、「KY」は場の雰囲気を壊す行為としてネガティブに捉えられていました。しかし最近は、その後に浸透してきた「同調圧力」という言葉へのカウンターとして、ポジティブに捉える見方も広がっているようです。
それどころか、「空気を読む」ことのほうがネガティブであるとして、「空気」の危険性を説いた有名な論考があります。評論家・山本七平氏の『「空気」の研究』(1977年)です。山本氏は冒頭で、戦時中に大本営が下した戦艦大和の出撃命令を例に挙げ、「空気」というものの正体とその罪を明らかにしました。
大戦末期、会議に出席した日本軍の参謀は、制空権を奪われた沖縄に大和を出撃させるのは無謀な作戦と分かっていました。冷静に戦況を分析できていたのです。しかし、陸軍の総攻撃に呼応し簡単には引き下がれない、という会議の場の「空気」に流されて、非合理な命令を下したのでした。山本氏はつづけて「水を差す」という、「空気」への伝統的な対処法を紹介しながらも、〈「空気」とはまことに大きな絶対権をもった妖怪である。一種の「超能力」かもしれない〉などと述べています。
「忖度」は、より以上に厄介かもしれません。「空気」は会議や組織など一定の集団のなかで形成・共有されるものですが、「忖度」のベクトルは空間を超えて、離れた集団や直接かかわりのない人物にも向けられます。籠池氏の指摘が真実か否かはともかく、まさに「忖度」は「読む」行為に止まらず、「推し測る」行為なのです。
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“「空気」に話をもどすと、山本氏は「空気」による拘束力が増大したのは近代以降で、〈徳川時代と明治初期には、少なくとも指導者には「空気」に支配されることを「恥」とする一面があった〉と述べています。”
- “空気”より厄介? 森友学園問題で注目を浴びた「忖度」という言葉の威力 | THE PAGE(ザ・ページ)