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<<2016/07/26 <2016/08/16 || 2016/08/30> 2016/09/20>>
2016/08/23
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“TVタックルの話。こういう話が出る度に僕は同じことを言ってますが、前にNHKでやってた「東京カワイイTV」で様々なギャル文化に触れてきた沢村一樹さんが最終回で言ってた『理解できなくていいんです。否定しなければ。』は本当に名言だと思う。”
- Twitter / you_mikimoto (via gearmann)
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丸山は竹内に一定の共感を示しつつ、「組む」ことの意味について、根本から疑問を投げかける。
「組むというので、いつも気になるのは、本来人間は同じであるべきだという前提が、どうしても強過ぎるんだ。つまりお互にみんな一人一人違っているんだ、どうせ違っているんだ」という感覚に乏しい。
だからこそ、組むときに必要なのは「徹底して、違ったもの同士が組んでいくという覚悟」だ。同じではないから、意見が違えば別れたらいいし、明日わかれてたとしても、状況が変わった明後日なら組めるかもしれないからだ。
”
“「自分たちの意図と違った結果が出てきた時に、意識的に、あるいは無意識的になんらかのあるわるもの、あるいは敵の陰謀のせいでこういう結果になったというふうに説明する(中略)それは、自分が政治的に未成熟であったということの告白なのです」(「政治的判断」)”
- 日本の市民運動、安易な「同情」の危うさ 戦後を代表する政治学者が語った現代への警句
“
「各人の経験は結局彼自身だけのもので、他人によって代弁されたり、簡単に同感できる性質のものではない」。
「当事者」の代弁や同情をして、わかった気になったような言葉は社会にあふれている。例えば、被災地に向けられる言葉がそれだ。これで、人を理解したことになるのだろうか。
そうではない、と丸山は続ける。「他人の経験への安易な同一化は一方では官僚的なパターナリズム(親心!)の、他方では不寛容の精神的土壌にほかならない」
その人の経験は、固有のものであり、簡単にはわからない。それでも他者を遠ざけることなく、考えて、コミュニケーションをとる。対話を通じて、自分にもある固有な何かに気づいていく。
知性の可能性はそこにある、と丸山は考えていたのだろう。
”
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「各人の経験は結局彼自身だけのもので、他人によって代弁されたり、簡単に同感できる性質のものではない」。
「当事者」の代弁や同情をして、わかった気になったような言葉は社会にあふれている。例えば、被災地に向けられる言葉がそれだ。これで、人を理解したことになるのだろうか。
そうではない、と丸山は続ける。「他人の経験への安易な同一化は一方では官僚的なパターナリズム(親心!)の、他方では不寛容の精神的土壌にほかならない」
その人の経験は、固有のものであり、簡単にはわからない。それでも他者を遠ざけることなく、考えて、コミュニケーションをとる。対話を通じて、自分にもある固有な何かに気づいていく。
知性の可能性はそこにある、と丸山は考えていたのだろう。
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