梶井 基次郎 「檸檬」

     

評価・状態: 私には合わなかった本☆☆☆



購入: 2005/10/ 9 (岩波版)
読了: 2005/10/31 ただし、飛ばし読みあり。

感想:

短編集である。

「檸檬」: 丸善が良いようには描かれていない。閉店まぢか(2005年10月10日)にこの作品が大売れしている丸善・京都河原町店としては、内心、複雑ではないか。

暗い小説は、私にはやはり合わないようだ。


松岡正剛の千夜千冊『檸檬』


「丸善」京都河原町店閉店 1日前レポートはこちら

閉店惜しみ置きレモン 小説「檸檬」ゆかりの京都・丸善 asahi.com 2005年10月02日13時22分

>[2005年10月]10日に閉店する書店「丸善」京都河原町店で、売り場の本の上にレモンを置いて立ち去る客が相次いでいる。作家梶井基次郎(1901〜32)の短編小説「檸檬(れもん)」の主人公が京都の丸善の本の上に、近くの果物屋で買ったレモンを置いたのをまねて客がそっと置いていくらしい。

老舗書店の丸善『檸檬』1000冊の別れ【2005/10/01 産経新聞大阪夕刊から】

>8月には、積み上げた本の上にレモンを載せた絵柄の記念スタンプを作製し、押印ができるようにしてからは、

asahi.com: 閉店する京都の丸善、レモンの記念印が人気-関西

『丸善』京都河原町店も閉店になるんですね

今日の感想: 丸善と檸檬と梶井基次郎

京都丸善 ちかごろの祐信/ウェブリブログ


新潮版

ブクログ - web本棚サービス


この情報は2024年6月現在の情報です。現在の状態はこちら

この本からの引用、または非常に関連する記事

全 2 件

2005/10/ 9: 京都丸善、閉店 1日前

記事ページ 発行: 2005年10月09日

10日に閉店される丸善・京都河原町店に行った。ここで、注意しなければならないのは、河原町店は閉店となるが、丸善は倒産していないということ。産業再生法の認定を受けたことと倒産とは異なる。

1階の入り口を入ってすぐのところに「檸檬」のコーナーがあった。スタンプ台では店員さんが一人ついて、どこに押すと綺麗かなどのアドバイスをされておられた。

20051012214512

スタンプを待つ人の列は、確実に店に入る人の邪魔であった。もっと中でやればいいのに、と思ったが、店内は狭苦しさが漂っている。

社員の方は別の部署に移られるんだろうが、アルバイトさんは解雇だろう。そういう別れが迫っていることを考えるとしみじみする。

 

あまりかっきりしない入道雲

記事ページ 発行: 2007年04月01日

梶井 基次郎 : 檸檬 p.16.

短編「城のある町にて」より。

>裾のぼやけた、そして全体もあまりかっきりしない入道雲が水平線の上に静かに蟠っている [:わだかまっている]。

関連:
梶井 基次郎 「檸檬」
http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-104.html

 

↓下に表示している「関連書籍・記事」だけを新しいページに表示する:

|


© TAKAGI-1