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 ■ Antenna!≪アンテナ≫ 興味深いwebニュース ■ # 2003/12/02
 
<1>燃料電池向け貴金属触媒確保へ、経産省が需給調査
<2>一般世帯の米の消費支出 この10年間で半減
<3>ファナック、立体部品を瞬時に認識する新型知能ロボ
<4>雑文 - 機械の美しさ
 
 
<1>
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▼燃料電池向け貴金属触媒確保へ、経産省が需給調査
http://www.jij.co.jp/news/policy/art-20031117215735-VSNPKOFTNF.nwc 
 
日本工業新聞 2003/11/18 。
 
>経済産業省は、燃料電池の製造に不可欠な白金やルテニウムなどの貴金属触媒の
>確保策を探るため、来年度から2年計画で需給調査に乗り出す方針を固めた。
 
産業興隆のための、官の役割。そして戦略。
 
 
<2>
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▼一般世帯の米の消費支出 この10年間で半減
http://www.intage.co.jp/index.php?body=news/release2003/1107_01.html 
 
株式会社インテージの調査結果。
 
>一般世帯の米の消費支出金額は、2002年は前回不作であった93年に比べると
>半減していることがわかった。また、米とパンの割合をみると、
>93年は米83%、パン17%が、2002年には米75%、パン25%となり、米からパン
>へのシフトが進んでいることがわかった。
 
米離れといえばそれまでだが、半減となると、経済・流通情勢の変化が大きい
だろう。
 
今年は不作といえども、政府備蓄米もたんまりあることだし、'93年のようには
なるまい。
 
たとえ足りなくても、そのときはパン喰っておけばいいじゃないか。外国にまで
迷惑かける必要はない。戦時中の すいとん * ・イモに比べれば、どんなにマシか。
非常時には非常時なりの食事をすればよいのである。
 
関連:
* http://syaku.at.infoseek.co.jp/991210/1210op.html 
 
 
<3>
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▼ファナック、立体部品を瞬時に認識する新型知能ロボ
http://www.jij.co.jp/news/car/art-20031116181450-KTAXNMANDN.nwc 
 
日本工業新聞 2003/11/17 。
 
>ファナックは、バラ積みされた複雑形状の同一部品群から、部品をひとつずつ
>つかみ出すことができる新型知能ロボットを開発し、来年1月末から出荷を始める。
 
 
●━━━━━━
 
<4>
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▼雑文 - 機械の美しさ
 
>しかし [ 原子力潜水艦 シー・ウルフ級を ] 描いているうちに
>いい型だなと感じるようになった
>のは、やはり その性能・強さの
>ゆえか。
>強さが美に通じるのは
>生物と似ている
 
( かわぐちかいじ : 沈黙の艦隊 24 (講談社, 1994) 巻末・
  『沈黙の艦隊』制作ノート(5) より )
 
>そののち私は、レオナルド・ダ・ヴィンチの描いた絵を見た。...彼の翼は実に
>しなやかそうで優美なのである。... 鳥を研究して翼の空気力学を理解していた
>レオナルドは、実際にはたらきをもつ装置をガフリエルの背中に描きこんだのだ。
>その翼は美しいと同時に機能的でもあった。... ところが他の画家たちの
>ガブリエルは、いかにも効力のなさそうな、役にも立たぬ不細工な飾り物をただ
>背負っているだけだ。審美上の美と機能上の美とは手と手を取りあって(...)
>両立するものだということに、私は気がついた。
 
> 自然界に見られる最高の美の実例---疾走するチータ、全力で逃げるガセル、
>悠然と飛翔するワシ、...---において、われわれが見事な形姿だと感じるものは、
>同時に物理学的な問題に対する見事な解決を物語るものである。... すぐれた
>デサインは、ある生物の形態と技術者の作る青写真との対応によって表される
>ことが多い。
 
( スティーヴン・ジェイ・グールド 著 桜町翠軒 * 訳 : パンダの親指 (下) **
 (早川書房, 1996) pp.193-194. より
 
 *  「桜」は、木へんに「嬰」
 **  原著 Stephen Jay Gould, THE PANDA'S THUMB  More Reflections
    in Natural History, 1980  )
 
つまり、真実・合理たるものは生物同等の美をもつ、あるいはヒトはそれを美しい
と感じるということである。真実を求める科学と、美を求める芸術の融合だと言える。
 
逆に言えば、機械の美は、真実・合理ゆえであり、そのような機械を、我々は生物
(=命あるもの)と同等に扱っているのだと考えてもよいだろう。
 
 
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