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▼「Yahoo!百科事典」が公開開始、小学館の百科事典「ニッポニカ」がベース

小学館の「日本大百科事典(ニッポニカ)」をベースにした百科事典が Yahoo! に
おいて公開されました。
 
 Yahoo!百科事典 - 無料のオンライン百科事典
 http://100.yahoo.co.jp/ 
私は、「Yahoo!百科事典」には、以下の 3つの価値があると考えます。
 
 ● 信頼性が担保された百科事典の Web への公開
 ● 検索エンジンというシステムによる、百科事典の正しい使い方への誘導
 ● 執筆者名・参考文献の明示による、百科事典の代表的機能のネット上での実現
 
● 信頼性が担保された百科事典の Web への公開
 
 ネット上の百科事典として有名なのは「Wikipedia」です。しかし、「Wikipedia」の記事の
信頼性には様々な意見があります。
 
「Yahoo!百科事典」は、百科事典編纂のプロセスを経て公刊された「日本大百科事典」を
ベースにしており、信頼性が担保されています。
 
「Wikipedia」と「Yahoo!百科事典」を両方とも利用し、その内容を見比べることにより、
信頼性が高い情報を得られ、(信頼性を担保されないけれども) 新しく・高度な情報を得る
ことができます。
 
なお、両百科事典の利用には、キーワードを1回入力するだけですむ「サーチライト・システム」が
便利です。
 
  サーチライト・システム
  http://homepage2.nifty.com/mukyu/ref/sl/ 
−移転→  http://takagi1.net/ref/sl/ 
−移転→  https://takagi1.net/ref/sl/ 
 ITmediaニュース:日本人のアタマを救え――書籍検索でネットに“知の信頼性”を
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0512/02/news047.html 
 
● 検索エンジンというシステムによる、百科事典の正しい使い方への誘導
 
 百科事典の正しい使い方は、まず索引を読むことです。
 
索引には、ただその項目の巻・ページ数が書いてあるだけでなく、他項目のなかにある
その項目内容の説明があるページ数も挙げてあります。
 
ネットにおける百科事典の使用は、検索によってはじまります。これにより、自然に
検索結果=索引 (しかも、紙媒体の索引を超えた索引) を読んで、百科事典の使用を
開始できます。
 
 関連:
 システムの効用
 http://www.h5.dion.ne.jp/~wing-x/ezhtml/inw3/za_0811180.html#5 
−移転→  http://takagi1.net/g-sys/inw3/5_za_0811180.html 
−移転→  https://takagi1.net/ezhtml/inw3/za_0811180.html#5 
 
 「Yahoo!百科事典」の各項目には執筆者名が明示されています。また、参考文献名があげら
れている項目があります。
 
執筆者名と参考文献名は、ある分野について深く学ぶときに糸口になる情報です。そして、
「糸口になる情報」を得られる(=基本文献・第一人者をみつけられる)ということが、
百科事典の代表的機能です。「Yahoo!百科事典」ではこの機能が実現されています。
 
 関連:
 基本文献・第一人者をみつける
 http://homepage2.nifty.com/mukyu/ref/guide/kihon.html 
−移転→  http://takagi1.net/ref/guide/kihon.html 
−移転→  https://takagi1.net/ref/guide/kihon.html 
ネットで百科事典を使う
http://homepage2.nifty.com/mukyu/pedia/ 
−移転→  http://takagi1.net/pedia/ 
−移転→  https://takagi1.net/pedia/ 
>>インターネットが登場する以前、最速の人間検索エンジンと見なされていた
>>司書たちは、物事の概要をつかむという意味で百科事典は実に優れ、
 
「レファレンス・サーチライト」の公開にあたって
http://www.h5.dion.ne.jp/~wing-x/ezhtml/inw3/wn-c_0711030.html#4 
−移転→  http://takagi1.net/g-sys/inw3/4_wn-c_0711030.html 
−移転→  https://takagi1.net/ezhtml/inw3/wn-c_0711030.html#4