小惑星イトカワから地球に向けて帰還中の探査機「はやぶさ」について。 11月 4日に使用可能なイオンエンジン2基のうち1基が故障し、地球帰還がかなり 厳しくなりました *...
* はやぶさリンク:イオンエンジンに異常、ついにエンジン1基に: 松浦晋也のL/D http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2009/11/1-7fe5.html ...って、復活しました! 地球帰還は、予定どおり 2010年 6月です。 これまでの「はやぶさ」の危機と、その度ごとの復活劇をまとめた動画↓: 探査機はやぶさにおける、日本技術者の変態力 http://www.youtube.com/watch?v=6kZbeAK-vBE (音でます) ● 復活の詳細 JAXA|小惑星探査機「はやぶさ」の帰還運用の再開について http://www.jaxa.jp/press/2009/11/20091119_hayabusa_j.html 早い段階で故障したとされていたイオンエンジン2基のうちの正常な部品を組合わせる ことで、イオンエンジン1基分の能力をもたせることに成功したのです。 イオンエンジンはイオン源と中和器から構成されています。イオン源と中和器は 電気的に繋がれている必要があります **。 今回の復活劇の中核は、異なるエンジンの間をつなぐ予備回路が用意されていたことに ありました。 ** はやぶさリンク:はやぶさ、帰還に向けてイオンエンジン再起動: 松浦晋也のL/D http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2009/11/post-1cd1.html >まず、はやぶさのイオンエンジンの構造について。 > はやぶさのイオンンエンジンは、推進剤のキセノンガスをマイクロ波で >イオン化し、電気的に加速して噴射する。このままでは+イオンのキセノンが >出て行った分、探査機本体が-に帯電してしまう。そこで噴射口の外側に中和器が >設置してある。中和器からは少量のキセノンを噴射、同じくマイクロ波でイオン化 >して、噴射口から出てくるキセノンに電気的な橋をかける。そこに電子を流し込む >ことで、キセノンの+イオンを電気的に中性のガスに中和し、同時に本体への >帯電を避ける。 関連: 探査機「はやぶさ」、奇跡の復活…予定通り帰還へ : ニュース : 宇宙 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/space/news/20091119-OYT1T01282.htm 探査機「はやぶさ」の目的地、小惑星「 Itokawa (糸川)」と命名 http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/inw_0308150.html#3 −移転→ http://takagi1.net/g-sys/inw2/3_inw_0308150.html −移転→ https://takagi1.net/webcic/lib/inw2/inw_0308150.html#3 http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/inw_0307010.html#4 −移転→ http://takagi1.net/g-sys/inw2/4_inw_0307010.html −移転→ https://takagi1.net/webcic/lib/inw2/inw_0307010.html#4 http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/inw_0305092.html#1 −移転→ http://takagi1.net/g-sys/inw2/1_inw_0305092.html −移転→ https://takagi1.net/webcic/lib/inw2/inw_0305092.html#1 http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/inw_0303310.html#2 −移転→ http://takagi1.net/g-sys/inw2/2_inw_0303310.html −移転→ https://takagi1.net/webcic/lib/inw2/inw_0303310.html#2 http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/inw_0304270.html#5 −移転→ http://takagi1.net/g-sys/inw2/5_inw_0304270.html −移転→ https://takagi1.net/webcic/lib/inw2/inw_0304270.html#5