無窮ナレッジ

▼小惑星探査機「ミューゼスC」打ち上げ

http://www.asahi.com/science/update/0326/001.html 
http://www.isas.ac.jp/dtc/mv5/mv5.html 
http://www.isas.ac.jp/j/new/press/2003/20030326_M-V-5.html 
文部科学省宇宙科学研究所[ http://www.isas.ac.jp/  ]の小惑星探査機
「ミューゼスC」が 5月 9日、打ち上げ。3月26日の宇宙開発委員会で了承。
 
打ち上げは、M5ロケット 5号機による。同探査機は世界で初めて小惑星の
「砂」を持ち帰るもの。着陸するのは、小惑星「1998SF36」。
 
探査機着陸前に小惑星に投下されるボールの内側のアルミ薄膜には応募による
87万7490人の人名が刻まれている。
 
小惑星は直径500メートルぐらいなのだそうですが、ボールが投下できるぐらい
の重力があるのでしょうか。
 
計算すると、小惑星が球形、密度が鉄と同じ 7.9 g/cm^3 = 7.9×10^3 kg/m^3
だとすると、小惑星表面での重力加速度は g = 5.5×10^(-4) m/s^2 。小さい。
 
どうやら、このボールは小惑星に向け発射され、表面に張り付く機能をもって
いるようです。