京大総合博物館「新世紀を創る - 京都大学の工学と貴重技術史資料 - 」 2004年 9月29日 〜 12月26日 http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/japanese/event/exhibition040929.html 12月10日に見てきましたので記録。
入り口に詰めてられた ATR の方に博物館ガイドシステムの公開実験への参加を呼び かけられ、参加することにする。 ATR 〜プレスリリース〜 「ATRメディア情報科学研究所 博物館ガイドシステム「ゆびネクスト」初公開 - 京都大学総合博物館で公開実験 - 」 http://www.atr.jp/html/topics/press_04112901_j.html 最後に端末を返す際に選択式アンケートがあったが、そこに表現できなかったことを ここに書いておこう。 システムに関して、不満はない。ただ、端末操作がペンタッチであるのは、ペンを どこかにやらないようにしないといけないので、面倒だった。一般利用者に操作の難 を先入観としてもたれるのを防ぎたい開発者の意図は理解できるのだが、指タッチ・ ボタン操作・ノートパソコンの位置指定デバイス(トラックボール・トラックポインタ [いわゆるグリグリ]・タッチパッド)も併せて搭載されるとなお良い。 コンテンツに関しては、物足りない。専門の程度に応じた、何種類かの情報提供が欲しい。 さて、展示だが、企画展示室に加えて 1階ロビーにもされている。主な展示テーマを 自分なりに書き出すと、 1. 人物 2. 鉄道 3. 航空機材料 4. 橋梁風洞模型 5. 建物模型 6. 科学おもちゃ http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/japanese/event/experiment041002.html である。以下、印象にのこったものを記す。 1. 人物 では、ノーベル賞の賞状・メダルや実験ノートなどが展示されていた。 2. 鉄道 では、新幹線 0系の台車模型や新幹線 500系のつばさ型パンタグラフなどが 展示されていた。 つばさ型パンタグラフのフクロウの羽をヒントにしたギザギザは、まるで溝にかぶせる 鉄板蓋の滑り止め突起のようである。 そういえば、東北大学のエアロトレインも、翼に 突起を取り付けることで、より良い流れを作り出そうとしていた。 http://sc-smn.jst.go.jp/8/bangumi.asp?i_series_code=D010602&i_renban_code=038 4. 橋梁風洞模型 では、我々 * とは異なる流体工学の一面を見た。 * 私は流体工学研究室所属。 6. 科学おもちゃ の中には、M野先生がよく示す水飲み鳥があったが、動いていなかった。 その他、企画展示室の展示では、M久研究室の制振器 (触って揺らすことができる) が 印象に残った。 前回の企画展「森と里と海のつながり - 京大フィールド研の挑戦 -」で展示されていた 日本海中のカメラと結ばれたドーム型立体表示システム ( http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/za_0409122.html#4 ) が続けて −移転→ http://takagi1.net/g-sys/inw2/4_za_0409122.html −移転→ https://takagi1.net/webcic/lib/inw2/za_0409122.html#4 1階ロビーの展示では、昔のコンピュータ(3進数のものもあり)や、橋柱の制振器模型 (スイッチを押すと揺れる)が印象に残った。 関連: 京都大学総合博物館企画展 感想 日記が開く歴史の扉 - 平安貴族から幕末奇兵隊まで - http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/za_0308230.html#1 −移転→ http://takagi1.net/g-sys/inw2/1_za_0308230.html −移転→ https://takagi1.net/webcic/lib/inw2/za_0308230.html#1 http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/za_0409122.html#4 −移転→ http://takagi1.net/g-sys/inw2/4_za_0409122.html −移転→ https://takagi1.net/webcic/lib/inw2/za_0409122.html#4