燃料電池ワールド Vol.2339 (2017/04/26 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.2339
■2017年04月26日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

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2017/03/22 スイス水素社、フライブルクに最初の水素充てんステーションを開所

〔訳注〕フリブール(フランス語、ドイツ語はフライブルク)発:スイス水素社(Swiss Hydrogen SA)はこのほど、新しい敷地内に設置した最初の水素ステーションを開所し、電気自動車のためにCO2排出が100%ゼロフリーの航続距離延長システム(range extender)「ハイレックス10(Hy-Rex 10)」を発表した。スイス水素社は、ブルーファクトリー・フライグルクフライブルク(BlueFACTORY Freiburg-Freiburg)とともに、約100の地域。政治、メディア、パートナーを集め、フライブルク(Freiburg)で初めての水素充てんステーションの開設について議論した。そして、スイス水素社は、水素タンクで航続距離が2倍以上になる「ハイレックス10」キットを搭載した初のシリーズ車を発表した。このイベントは多くの期待をもたらし、特にフリブール市のマネージャー、ティエリー・シュタイアート氏(Mr. Thierry Steiert)が歓迎した。

2017/03/23 ハイドロジェニックス社、アバディーン展示会会議センターに電解装置を提供する契約を斗山パブコック社と結んだ

〔訳注〕ミソシーガ(MISSISSAUGA、オンタリオ州カナダ)発:ハイドロジェニックス社(Hydrogenics Corporation)は本日、斗山パブコック社(Doosan Babcock Limited)と、スコットランドのアバディーン(Aberdeen)の新しいアバディーン展示会会議センター(Aberdeen Exhibition and Conference Centre:AECC)で圧縮・貯蔵装置とともに、2基のハイスタット(HySTAT)100電解槽を設置する契約を結んだ。ハイドロジェニックス社電解槽は、アバディーン展示会会議センターに設置されている熱と電力を生成する天然ガス燃料電池を補完するために、1MWまでの変動する電力を最高効率で毎時20kgの水素に変換する。ハイドロジェニックス社は2017年後半に電解装置を供給し、300kg以上の水素貯蔵容量を提供する予定である。追加の条件は開示されていない。

■2017年04月25日のWEB LINK NEWS
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2017/04/25 富士スバルラインの規制、EVとFCVは対象外(読売新聞)

 富士山の麓と5合目を結ぶ山梨県側の有料道路「富士スバルライン」の夏のマイカー規制について、同県と地元市町村などは、電気自動車(EV)と燃料電池車(FCV)を対象から外し、通行を認める方針を決めた。
 近く開かれる県公安委員会で正式に決定する。

 県道のスバルラインでは1994年から、毎年夏にマイカー通行を禁止しており、今年は7月10日?9月10日に行われる予定だ。富士山を排ガスから守り、観光客集中による交通渋滞を防ぐことを目的としている。ガソリン燃料の車やディーゼル車で訪れた観光客らは麓の駐車場に車を止め、シャトルバスに乗り換えてスバルラインを上り、5合目に向かう。

 電気で走るEVや水素を燃料にしたFCVは排ガスを出さないため、環境への影響が小さい。普及台数が少ないため、マイカー通行を認めても渋滞は発生しないとみられており、規制から外すことで普及促進も狙う。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170425-00050042-yom-soci

2017/04/25 フルヤ金属 イリジウムとルテニウム、独自製品の開発注力(日刊産業新聞)

 フルヤ金属はイリジウムとルテニウムを戦略元素に位置づけ、これらの機能を生かした製品開発に力を入れる。多くの貴金属メーカーが燃料電池セルの触媒に参入する中、同社は燃料となる水素の製造プロセスに着目。従来よりも長寿命かつ効率化した水素製造用のイリジウム・ルテニウム複合酸化物触媒を新たに開発し、既に一部エンドユーザーへのサンプル出荷を開始している。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170425-00010007-sangyo-bus_all

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