燃料電池ワールド Vol.2281 (2017/02/02 08:43)

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□燃料電池ワールド Vol.2281
■2017年02月02日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

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    TEL:042・765・8800 http://www.chemix.co.jp/
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■世界のヘッドライン〈PT→ http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog
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2017/01/18 中国で最初の有人燃料電池飛行機、処女飛行を完了

〔訳注〕20kW級プロトン交換膜型燃料電池(proton exchange membrane fuel cell :PEMFC)によって動力を得た中国で最初の有人燃料電池飛行機が、このほど、中国北東部で処女飛行を完了した。これは、自国の航空用燃料電池技術の躍進を意味し、またこの技術で、アメリカやドイツに続いて中国を3番目の国にしている。大連化学物理研究所(Dalian Institute of Chemical Physics:DICP)のプロトン交換膜型燃料電池研究チームが開発した20kW級PEMFCは、電源として使われた。これまで研究チームは、この分野の隙間を埋める10kW級のタイプ1、タイプ2そしてタイプ3の航空用PEMFC電力システムを開発してきた。タイプ1システムは2009年11月に、中国初の燃料電池搭載飛行船「Zhiyuan No. 1」に応用された。タイプ2システムは2012年7月、中国初の燃料電池無人航空機「サンダーバード(Thunderbird)」で使用された。タイプ3システムは飛行船の尾部駆動力となり、高高度環境適合試験を終えた。

2017/01/18 ダボスで新しい「水素協議会」が発足

〔訳注〕ダボス(Davos、スイス)発:13の有力なエネルギー、輸送および産業界の企業が本日、エネルギー転換を促進する水素のために統一した見通しと長期的な野望を表明するためのグローバルな取り組みを開始した。「水素協議会(Hydrogen Council)」のメンバーは発足時に、水素と燃料電池分野の開発と商業化への重要な投資を加速するという野望を確認した。これらの投資は現在、推定総額14億ユーロ/年(約1714億円)である。「水素協議会」はダボス(Davos)で初めて開催され、2015年のパリ協定で合意された2℃の目標に到達する野心的なゴール達成を支援する、さまざまな業界とエネルギー企業の13人の最高経営責任者および議長から構成されている。エア・リキード社(Air Liquide)、アルストム社(Alstom)、アングロ・アメリカン社(Anglo American)、BMW GROUP、ダイムラー社(Daimler)、エンジー社(ENGIE)、ホンダ(Honda)、ヒュンダイ自動車(Hyundai Motor)、川崎重工業(Kawasaki)、ロイヤル・ダッチ・シェル(Royal Dutch Shell)、リンデ・グループ(The Linde Group)、トタル社(Total)、トヨタ(Toyota)である。

■2017年02月01日のWEB LINK NEWS
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2017/02/01 ホンダとGM、次世代燃料電池システムを合弁会社で生産(MONOist)

 ホンダとGeneral Motors(GM)は2017年1月31日、車載用の燃料電池システムを量産する合弁会社を設立したと発表した。総投資額は8500万ドル(約96億円)で、新会社はミシガン州デトロイトにあるGMの既存のバッテリーパック工場に置く。将来的に100人の雇用を創出し、2020年ごろから燃料電池システムを量産する。新会社で生産したシステムは、両社のモデルに搭載していく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170201-00000021-it_monoist-ind

2017/02/01 トヨタ、愛知県豊田市の元町工場において燃料電池フォークリフト本格導入(エコノミックニュース)

 トヨタ自動車が、愛知県豊田市の元町工場において、豊田自動織機製の燃料電池フォークリフト(FCフォークリフト)を2台導入し、2017年1月31日より運用を開始したと発表した。

 今回導入したFCフォークリフト2台は、環境省・国土交通省連携事業である「水素社会実現に向けた産業車両の燃料電池化促進事業」を活用して導入したものである。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170201-00000004-economic-bus_all

2017/02/01 (朝鮮日報日本語版) ホンダ、GMと米国で燃料電池を共同生産へ(朝鮮日報日本語版)

 両社が大量生産で燃料電池の単価を引き下げた場合、燃料電池車を研究している現代自動車にも負担がかかる見通しだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170201-00000546-chosun-kr

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆かながわ環境関連産業ネットワーク「第12回 創・蓄・省エネ フォーラム」【再掲】

 今回は次世代の電力安定供給を推進する企業、新たに水素・燃料電池産業参入へ挑戦するベンチャー企業及び燃料電池及びそのシステムの開発を支える共通基盤的な研究と普及拡大を推進するために企業・大学・研究機関などオールジャパンで構成された技術研究組合の方々にそれぞれの取組みや皆様への提案などについて講演いただきます。
<開催要項>
◇日 時:2月21日(火)13:30〜17:00
◇場 所:サン・エールさがみはら2階 第1研修室 http://sunyell-sagamihara.jp/
◇参加費:無料
◇定 員:80名(定員となり次第締切)
◇内 容:講演は(質疑応答含む)
13:30〜13:40 主催者よりご挨拶
13:40〜14:40 『再生可能エネルギー電力の地産地消について』
  藤田 雅大氏(湘南電力株式会社企画営業課)
14:40〜15:10 『環境エネルギーベンチャー企業 水素・燃料電池産業参入への挑戦』
  原 真吾氏(株式会社ER SYSTEMS代表取締役)
15:30〜16:30 『FCVの開発と普及拡大に向けた動向及び新規参入のポイント』

  大仲 英巳氏(技術研究組合FC?Cubic専務理事 元トヨタ自動車株式会社 FC開発部部長)
16:30〜17:00 名刺交換会
◇申し込みはこちらから:

 メールの件名を「第12回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)を記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp 担当:安藤、荻島、永井へ直接申し込みください。

 あるいは、以下のサイトの申込フォームから、または申込書(WORD)をダウンロードし内容を明記の上、http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20170104.htmlkankyou@sic-sagamihara.jp  まで申し込みください。
◇主催者:(株)さがみはら産業創造センター
◇協 力:神奈川県

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