燃料電池ワールド Vol.2190 (2016/09/09 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.2190
■2016年09月09日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

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    TEL:042・765・8800 http://www.chemix.co.jp/
                 ◇
■燃料電池関連イベント
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☆未来エネルギー環境リサイクルを遊んで学ぶ!【再掲】
東京タワー・キッズ環境科学博士2016
「東京タワー・キッズ環境科学博士2016」は、10月8日午後1時から10日午後6時まで3日間にわたり、大展望台、フットタウンの2階と地下、正面玄関前など4会場にて開催。未来の水素社会ジオラマ、驚きの巨大卵と恐竜化石の展示、遊んで学ぶ環境教室、持ち帰りありの工作教室、会場をめぐるエコ・スタンプラリーなどお楽しみ満載です。展望台以外は入場無料となっています。
 クラウドファンディングによる資金調達にご協力ください。
https://www.makuake.com/project/smartene/
◇日 時: 10月8日(土)?10日(祝)
◇対 象: 小学生・中学生 *一般も観覧可能
◇参加費: 無料 *展望台の費用は別途必要
◇事務局: 一般社団法人 スマートエネルギー産業振興機構
      URL:http://smartene.org/towerkids/
◇主 催: 「東京タワー・キッズ環境科学博士2016」実行委員会
◇共 催: 東京タワー(日本電波塔株式会社)
◇後 援: 一般財団法人 新エネルギー財団、一般社団法人 日本太陽エネルギー学会、一般社団法人 燃料電池開発情報センター、一般社団法人 水素エネルギー協会、一般社団法人 日本風力エネルギー学会、一般社団法人 日本作家クラブ
◇特別協力: みなと区民まつり
◇協 力: 一般社団法人 未踏科学技術協会 エコマテリアル・フォーラム、日本ボンド磁性材料協会、エコが見える学校、NPO国際薬膳協議会、IEEJプロフェッショナル 電気理科クラブ

■世界のヘッドライン(07月26日)
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2016/07/26 ハイパーソーラー社、商用化が可能な太陽光で水素を作る効率に向けてもう一つの画期的な出来事に到達〈PT〉

〔訳注〕サンタバーバラ(SANTA BARBARA、カリフォルニア州)発:ハイパーソーラー社(HyperSolar, Inc.)は本日、このほど、新しい太陽電池で3倍近い光電流を可能にして、水素生産のための水の分子を高効率で分割した、と発表した。この成果は、アイオワ大学(University of Iowa)とのパートナーシップで得られた。

2016/07/26 本当の燃料電池信奉者:3人のドライバーが彼らの燃料電池自動車で誓った〈PT〉

〔訳注〕あなたが燃料電池自動車を持っていたら、内燃機関に戻ることはしないだろう。これは、カリフォルニア州で早期に導入された2台のホンダ(Honda)のFCXクラリティ(FCX Clarity)と、1台のトヨタ(Toyota)ミライ(Mirai)からのメッセージである。ロサンゼルス地区検察局(district attorney’s office in Los Angeles)の上級検事カレン・ソープ(Karen Thorp)、ロサンゼルスでフード・デリバリー・サービスNutrifit社を営むジャッキー・ケラー(Jackie Keller)はホンダのドライバーとして、また、特殊部品市場協会 (Specialty Equipment Market Association:SEMA)ニュース編集者のジョン・スチュワート(John Stewart)はトヨタのドライバーとしてそれぞれ発言している。

2016/07/26 ニューアーク・ファーマーズ・マーケット社、フォークリフト艦隊のためにゲンドライブの新注文で関わり合いを続ける〈PT〉

〔訳注〕レーサム(LATHAM、ニューヨーク州)発:プラグパワー社(Plug Power Inc.)は本日、ニューアーク・ファーマーズ・マーケット社(Newark Farmers Market)が、ニュージャージー州(New Jersey)ニューアーク(Newark)にある電動フォークリフト艦隊を操業するために96基の次世代型ゲンドライブ(GenDrive)燃料電池ユニットを配置した、と発表した。ニューアーク・ファーマーズ・マーケット社は、2011年から電動フォークリフト艦隊のための唯一の動力源としてゲンドライブ・システムを利用しており、次世代の製品を採用することでプラグパワー社のゲンドライブ燃料電池の利益を得るために再投資している。また、ニュージャージー食品販売代理店も本日、最先端の食品流通に新しく110基のゲンドライブ燃料電池やゲンフュエル(GenFuel)水素燃料供給システムを追加するゲンキー(GenKey)システムをプラグパワー社と契約する2016年の事業の拡大を完了した。これでニューアーク・ファーマーズ・マーケット社は、ニュージャージー州で最大の燃料電池フォークリフト艦隊となり、240基以上のゲンドライブ・ユニットを運営している。

■2016年09月08日のWEB LINK NEWS
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2016/09/08 立つ、寝る、しまう。「変形自在の自律走行車」のコンセプト(WIRED.jp)

 MITメディアラボは2007年、後輪を折り畳んで駐車スペースを節約できるコンセプトカー「CityCar」を発表した。

 わたしはCityCarのアイデアをさらに発展させ、運転者がどこにいるか、何をしているか、何を感じているかに応じてシートのセッティングや形状を変えることができる自動運転車「Swing」を考案した。

 Swingは、フレームにある回転軸を使って折り畳むため、ホイールベース(前輪から後輪までの距離)が約50パーセント短くなる。高速走行時には車輪を伸ばして安定性を最大にする。駐車時には折り畳むことにより、駐車スペースは通常の3分の1以下で済む。

 Swingの動力源は、液冷式電気モーターにつながれた200馬力の水素燃料電池で、後輪と車室の間に設置されている。車内には大人2名と荷物を載せることができる。前部から乗り込むようになっているため、高齢者や乗り降りが不自由な人でも楽に乗ることができる。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160908-00010000-wired-sci

2016/09/08 福島県に水素工場建設の構想 東京五輪で活用へ(テレビ朝日系(ANN))

 政府は原発事故からの復興と2020年の東京オリンピックでの活用を目指して、福島県に大規模な水素工場を建設するなど新たな構想をまとめました。

 「福島新エネ社会構想」は、福島県内で風力など再生可能エネルギーを使って水素を作り、それを東京オリンピックで選手が移動に使う水素自動車やバスなどに活用する計画です。政府は、再生可能エネルギーを使った水素の製造では世界最大規模となる工場を建設する予定で、新たなエネルギー産業の育成も目指します。政府は来年度の概算要求に754億円の関連予算を盛り込んでいます。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20160908-00000001-ann-bus_all

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第9回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー【再掲】
テーマ:高活性と高耐久性を両立する触媒を目指して (2)

 触媒学会燃料電池関連触媒研究会では燃料電池に関連した触媒技術を研究対象とし、高活性/高耐久性触媒、低コスト化を含めた触媒合成法、触媒の反応機構と基礎物性、評価/解析技術等、燃料電池用触媒に関する学術情報交換を行っています。新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナーは燃料電池用電極触媒に関する最近の研究開発状況と今後の展開について講演頂くと同時に、ナイトセッションでは参加者が親しく討論します。FCVの市販が開始されましたが、Pt系触媒の高活性化と高耐久化は不十分であり、これらを同時に高めることが燃料電池の低コスト化と広い普及への鍵となります。

 第9回宿泊セミナーでは水素社会と水素製造用触媒の耐久性、エネファーム用セルの耐久性、IL SEMを用いたカソード環境でのPt系触媒の変化とその高耐久性化手法、in-situ TEMによるナノ材料観察、カーボン担体の高耐久性化、XAFSによるPt系触媒の解析およびナノクラスターPtの触媒活性について講演して頂きます。ポスターセッションでは電極触媒に限定せず、燃料電池に関連する研究を広く募集します。学生の方には優秀ポスター賞を用意しておりますので、奮ってご参加ください。
◇日 時:10月21日(金)12:30 ?10月22日(土)12:00
◇場 所:静岡県三島市末広町21-9 東レ総合研修センター TEL: 055-980-0333

  アクセス https://plus.google.com/116295045839993185703/about?gl=jp&hl=ja
◇日 程:
1日目10/21 (金)
・セッション1 招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)

 12:40〜13:40 定置用燃料電池水素製造用触媒の耐久性 (国際石油開発帝石 原田亮氏)

 13:40〜14:40 大阪ガスにおけるPEFCセルの耐久性評価研究 (大阪ガス 山崎修氏)

 15:00〜16:00 IL-FE-SEMによるPt触媒の劣化解析と表面修飾炭素材料を用いる触媒開発(大分大学 衣本先生)

 16:00〜17:00 TEM内その場観察法とそのナノ材料への応用 (大阪大学 保田先生)
・セッション2 (ナイトセッション) ポスター展示 (ダイニング棟3階 第1パーティールーム)
 18:30〜21:00 ポスターセッション&自由討議
 〜22:30 自由討議
2日目10/22(土)
・セッション3:招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)

 8:30〜9:30 マリモカーボンの特性と燃料電池への適用 (茨城大学 江口先生)

 9:30〜10:30 放射光X線吸収法による燃料電池Pt系触媒の解析と設計指針 (立命館大学 折笠先生)

 10:50〜11:50 非魔法数Ptクラスターが示す特異的な触媒活性 (東京工業大学 今岡先生)
◇お申込みについて:
・参加申し込みとポスター発表申し込み締め切り:10月14日 (金)
・発表要旨の締め切り:10月17日 (月)

 A4用紙1枚にフリーフォーマットでタイトルと所属を明記の上、下記西村までメールで送付してください。
・参加費:一般会員 23,000円, 一般非会員30,000円, 学生5,000円
・宿泊費:7,000円 (夕食・朝食込み)
・参加申し込み方法と問合せ先:氏名、所属、連絡先 (住所、電話、メールアドレス)、宿泊の有無およびポスター発表の有無を明記の上、下記西村までメールでお申し込みください。

 同志社大学 西村メール: jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp  電話: 0774-65-6589
・セミナー開催案内web
http://www.cstf.kyushu-u.ac.jp/~ishihara-lab/FC_kenkyukai2/  

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