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□燃料電池ワールド Vol.2181
■2016年08月29日発行
◆燃料電池NPO pemdream
【PR】自称、「燃料電池の駆け込み寺」 株式会社ケミックス
TEL:042・765・8800 http://www.chemix.co.jp/
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■燃料電池関連イベント
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☆第9回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー【再掲】
テーマ:高活性と高耐久性を両立する触媒を目指して (2)
触媒学会燃料電池関連触媒研究会では燃料電池に関連した触媒技術を研究対象とし、高活性/高耐久性触媒、低コスト化を含めた触媒合成法、触媒の反応機構と基礎物性、評価/解析技術等、燃料電池用触媒に関する学術情報交換を行っています。新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナーは燃料電池用電極触媒に関する最近の研究開発状況と今後の展開について講演頂くと同時に、ナイトセッションでは参加者が親しく討論します。FCVの市販が開始されましたが、Pt系触媒の高活性化と高耐久化は不十分であり、これらを同時に高めることが燃料電池の低コスト化と広い普及への鍵となります。
第9回宿泊セミナーでは水素社会と水素製造用触媒の耐久性、エネファーム用セルの耐久性、IL SEMを用いたカソード環境でのPt系触媒の変化とその高耐久性化手法、in-situ TEMによるナノ材料観察、カーボン担体の高耐久性化、XAFSによるPt系触媒の解析およびナノクラスターPtの触媒活性について講演して頂きます。ポスターセッションでは電極触媒に限定せず、燃料電池に関連する研究を広く募集します。学生の方には優秀ポスター賞を用意しておりますので、奮ってご参加ください。
◇日 時:10月21日(金)12:30 ?10月22日(土)12:00
◇場 所:静岡県三島市末広町21-9 東レ総合研修センター TEL: 055-980-0333
アクセス https://plus.google.com/116295045839993185703/about?gl=jp&hl=ja
◇日 程:
1日目10/21 (金)
・セッション1 招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
12:40〜13:40 定置用燃料電池水素製造用触媒の耐久性 (国際石油開発帝石 原田亮氏)
13:40〜14:40 大阪ガスにおけるPEFCセルの耐久性評価研究 (大阪ガス 山崎修氏)
15:00〜16:00 IL-FE-SEMによるPt触媒の劣化解析と表面修飾炭素材料を用いる触媒開発(大分大学 衣本先生)
16:00〜17:00 TEM内その場観察法とそのナノ材料への応用 (大阪大学 保田先生)
・セッション2 (ナイトセッション) ポスター展示 (ダイニング棟3階 第1パーティールーム)
18:30〜21:00 ポスターセッション&自由討議
〜22:30 自由討議
2日目10/22(土)
・セッション3:招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
8:30〜9:30 マリモカーボンの特性と燃料電池への適用 (茨城大学 江口先生)
9:30〜10:30 放射光X線吸収法による燃料電池Pt系触媒の解析と設計指針 (立命館大学 折笠先生)
10:50〜11:50 非魔法数Ptクラスターが示す特異的な触媒活性 (東京工業大学 今岡先生)
◇お申込みについて:
・参加申し込みとポスター発表申し込み締め切り:10月14日 (金)
・発表要旨の締め切り:10月17日 (月)
A4用紙1枚にフリーフォーマットでタイトルと所属を明記の上、下記西村までメールで送付してください。
・参加費:一般会員 23,000円, 一般非会員30,000円, 学生5,000円
・宿泊費:7,000円 (夕食・朝食込み)
・参加申し込み方法と問合せ先:氏名、所属、連絡先 (住所、電話、メールアドレス)、宿泊の有無およびポスター発表の有無を明記の上、下記西村までメールでお申し込みください。
同志社大学 西村メール: jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp 電話: 0774-65-6589
・セミナー開催案内web
http://www.cstf.kyushu-u.ac.jp/~ishihara-lab/FC_kenkyukai2/
■世界のヘッドライン(07月13日)
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2016/07/13 陽子交換膜型燃料電池システムのエナジーオア・テクノロジーズ社、フランス空軍航空専門知識センターのための初めてのテスト計画の完了を発表〈PT〉
〔訳注〕モン・ド・マルサン(MONT-DE-MARSAN、フランス)発:エナジーオア・テクノロジーズ社(EnergyOr Technologies Inc.)は、フランス空軍(French Air Force)の航空専門知識センター(Centre d' Expertise A〓rienne Militaire:CEAM)の最初のテスト計画を成功裏に完了した。マルチ・ローター・ドローン(multirotor drone)の「H2クアッド1000(H2Quad 1000)」検証テストは、モン・ド・マルサン(Mont-de-Marsan)のフランス空軍グランドで6月6日から9日まで実施された。
2016/07/13 Teesing社、持続可能な700バールの充填技術を開発〈PT〉
〔訳注〕オランダのいろいろな企業が、トヨタ(Toyota)やヒュンダイ(Hyundai)の「水素自動車」を導入、開発し始めている。Teesing社は最近、700バールで水素を充填するシステムを開発し、プロジェクトを終了した。同社は、補助金または投資の方法で中国の同済大学(Tongji University)が関与を続けることができる実証プロジェクトを検討している。
2016/07/13 未来を再充填する:ドイツの新しい公共水素ステーション〈PT〉
〔訳注〕ドイツのオッフェンバッハ(Offenbach)にあるヒュンダイ自動車ヨーロッパ社(Hyundai Motor Europe)本社はこの夏、エア・リキード社(Air Liquide)が運営する水素ステーションを開設する。このステーションは、一日に30台の水素自動車に燃料を供給でき、将来に向けた都市のインフラを強化する。
2016/07/13 イケア社、4つのカリフォルニア店舗で再生可能エネルギーを生成する燃料電池システムの計画への投資を増やす〈PT〉
〔訳注〕コンショホッケン(CONSHOHOCKEN、ペンシルバニア州)発:世界有数の家庭用家具の小売業者、イケア社(IKEA)は本日、4つのカリフォルニア店舗でバイオガス駆動の燃料電池システムを導入し、再生可能エネルギーへの参加を促進すると発表した。この計画では、サニーベース(Sunnyvale)に本社を置く固体酸化物型燃料電池技術のブルームエナジー社(Bloom Energy)とプロバイダー契約を結んだ。
2016/07/13 エネルギー省、水素燃料技術を進めるために1400万ドルを発表〈PT〉
〔訳注〕アメリカのエネルギー省(U.S. Department of Energy:DOE)は本日、先進的な水素燃料技術のために1400万ドルの資金を投入すると発表した。これらの選択は、高度な高温水分解(high-temperature water splitting)、高度な圧縮(advanced compression)、断熱技術(thermal insulation technologies)を含んでおり、2020年までにガスと同等のガロンあたり4ドル未満を目標にしている。
■2016年08月26〜28日のWEB LINK NEWS
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2016/08/26 国内初のリチウムイオン電池フォークリフト、鉛電池に比べ充電時間8分の1(スマートジャパン)
豊田自動織機では、2016年秋をめどに燃料電池フォークリフトの販売なども行うとしており、環境対応フォークリフトのラインアップを拡充していく方針だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160826-00000014-biz_it_sj-bus_all
2016/08/26 韓国が先に発売したが…日本に追い越された燃料電池車(1)(中央日報日本語版)
現代自動車は2013年、世界で初めて量産型燃料電池自動車(FCV=Fuel Cell Vehicle)「ツーソンixFCV」を発売した。1回の充填で400キロ以上走行し、燃料貯蔵タンクの安全性も確保した。誰でも購入できるFCVを初めて出したのだ。
世界で初めてFCV量産に成功したが、その後、状況は変わった。日本は2009年、水素供給・利用技術研究組合(HySUT)という官民協議体を設立し、水素ステーションなどインフラと技術開発に注力した。トヨタが2014年、量産FCV「ミライ」を発売し、ホンダも今年から「クラリティ」の量産に入った。
ミライは昨年、日本国内で400台を販売したのに続き、今年、米国でも予約販売が1900台を超えた。年間生産規模も来年は3000台まで増やすという目標を設定した。
日本が速やかに前進できたのはHySUTをはじめとする官民レベルのインフラ構築努力のおかげだ。日本はすでに78カ所の商用水素ステーションを設置した。東京近隣だけで35カ所のステーションがあり、一般の人が使用するのに大きな不便はない。日本は水素ステーションを2020年に160カ所、2025年に320カ所に増やす計画だ。韓国には現在、一般人が使用できる商用水素ステーションが一つもない。研究用の水素ステーションが10カ所設置されただけだ。
韓国政府が24日、日本のHySUTと似た官民協議体「水素融合アライアンス」を発足させたのは、世界で初めて量産FCVを発売しながらもグローバル競争で遅れをとる危機を迎えているという判断からだ。
政府は産業通商資源部が参加する「水素融合アライアンス」がコントロールタワーの役割をし、2020年までにFCV普及および輸出各1万台、全国100カ所のステーション設置という青写真を出した。
業界は、遅れたものの政府レベルの対策が出てきたことを歓迎する雰囲気だ。現代車の関係者は「1990年代末からFCVを開発してきただけに、技術力では最も進んでいると自負する」とし「インフラ構築さえ完了すればFCV分野の主導権を握ることができると思う」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160826-00000001-cnippou-kr
2016/08/26 韓国が先に発売したが…日本に追い越された燃料電池車(2)(中央日報日本語版)
現代車は今年末、FCVのバスを出し、2018年平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)に合わせて1回の充填で600キロ以上走行する第2世代FCVを出す予定だ。6000万ウォン台とまだ高いが、政府と地方自治体の補助金を受ければ一般の人は3000万ウォン台(約300万円台)で購入できると現代車側は見込んでいる。権文植(クォン・ムンシク)副会長(現代・起亜車研究開発本部長)は「政府がFCVロードマップを出しただけに、価格と性能で画期的に改善されたFCVを近く出す考え」と述べた。
インフラ構築に向けた第一歩は踏み出したが、まだ越えるべきヤマは多い。まず、1カ所あたり30億ウォン以上もする水素ステーションを設置するための財源の確保が至急だ。爆発の危険がある水素を安全に生産・移送できる設備の開発も伴わなければいけない。
水素は地球上に最も多く存在する元素ではあるが、生産単価を低めることも急がれる課題だ。今は製鉄・石油化学の工程で生じる副生水素を安く得ることができるが、FCVが増える場合、化石燃料を利用して水素を生産する状況を迎えるかもしれない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160826-00000002-cnippou-kr
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー戦略会議福岡水素エネルギー戦略会議 総会・講演会(8/31)【再掲】
今年度の講演会では「再生可能エネルギー由来の水素」「新たなアプリケーション」をキーワードに、水素・燃料電池分野における最新の市場動向について、最前線で活躍されておられる企業等からご講演いただく予定にしております。
当日は、情報交換・懇親の場となる交流会も開催します。
会員以外の方もご参加いただけますので、皆様奮ってご参加ください。
◇日 時:8月31日(水曜日)14:00 ? 18:30
◇場 所:ホテルニューオータニ博多(JR博多駅からバス約7分、天神からバス約5分)
アクセス http://www.kys-newotani.co.jp/hakata/info/access/index.html
◇日 程:
14:00〜15:10 『福岡水素エネルギー戦略会議 総会』
挨拶、議事 戦略会議28年度事業計画 等
15:20〜17:00 『講演会』
講演1「再生可能エネルギー由来水素の活用に向けた国内外取組動向(仮)」
大平英二様(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)燃料電池・水素グループ主任研究員 )
講演2「スズキの燃料電池二輪車「バーグマンフューエルセル」開発(仮)」
村松仁様(スズキ株式会社電動車開発部第九課専門職)
講演3 地元企業の取組(調整中)
17:00〜18:30 『交流会』
※当日、受付にて5,000円/人のご負担をお願いいたします。(領収証をお渡しします。)
◇お申込みについて:
戦略会議ホームページから、オンラインでの申込みが可能です。
http://www.f-suiso.jp/info/11419.html
FAXまた、E-mailでのお申込をご希望の方は、上記URLより申込書をダウンロード後、必要事項をご記入いただき、下記までお送りください。
◇お問い合わせ・お申込先:
福岡水素エネルギー戦略会議事務局【担当:高木】(福岡県商工部新産業振興課内)
電話:092-643-3448 / FAX:092-643-3421 / メール:info@f-suiso.jp
☆かながわ環境関連産業ネットワーク 第11回 創・蓄・省エネフォーラム【再掲】『新エネルギー技術習得講座』
今回は二日間にわたり、フォーラムに参加される方々が実際に太陽光発電の発電計測やパワコンの運転試験、マイクロ燃料電池(MEA)の作成・発電試験、蓄電池の基礎、風力発電などの評価を体験して頂くための技術習得講座を開催いたします。
新エネ関連開発などの部署に配属になった方、燃料電池の発電を体験されたい方などのお申し込みをお待ちしております。
◇日 時:8月30日(火)、31日(水) 10:00〜16:30
◇場 所:職業能力開発総合大学校 4号館 1階
◇交通案内:http://www.uitec.jeed.or.jp/access/index.html
◇キャンパスマップ:http://www.uitec.jeed.or.jp/schoolguide/campusmap.html
◇定 員:15名(定員となり次第締切)
◇参加費:無料
◇プログラム:
講師:清水洋隆氏(職業能力開発総合大学校能力開発院新成長分野(電気環境エネルギーユニット)教授)
〇8月30日(火)
10:00〜11:30 新エネルギー概論 ・新エネルギーとは(新エネルギーの種類と概要、太陽光発電システムの構成、パワーコンディショナーの運転試験)
12:30〜14:30 太陽光発電の発電実験(日射及び発電データ収集)
14:30〜16:00 風力発電の基本特性、風力発電実験装置による特性試験
16:00〜16:30 質疑応答 応用開発など技術相談
〇8月31日(水)
10:00〜11:30 蓄電池の基礎 充電回路について
12:30〜16:00 燃料電池の構造について
燃料電池製作実習・MEA製作・発電実習、燃料電池評価装置の紹介 発電特性試験
16:00〜16:30 質疑応答 応用開発など技術相談
◇申し込みはこちらから↓
メールの件名を「第11回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp へ直接お申し込みください。下記ホームページの申込みフォームからもお申し込みできます。
http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20160715.html
◇問い合わせ先:かながわ環境関連産業ネットワーク事務局
(株)さがみはら産業創造センター 担当:安藤、荻島、永井
TEL:042-770-9119 FAX:042-770-9077 E-mail: kankyou@sic-sagamihara.jp
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■メルマガ「燃料電池ワールド」
□毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
□編集・発行:燃料電池NPO pemdream
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