燃料電池ワールド Vol.2178 (2016/08/24 08:33)

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□燃料電池ワールド Vol.2178
■2016年08月24日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

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    TEL:042・765・8800 http://www.chemix.co.jp/
                 ◇
■世界のヘッドライン(07月08日)
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2016/07/08 犬飼潤治教授によって開発された世界初の燃料電池分析システム、島津製作所から市販〈PT〉

〔訳注〕山梨大学(University of Yamanashi)犬飼潤治(Junji Inukai)教授率いるグループが開発した燃料電池内部の深さ方向の酸素濃度をリアルタイムで観察する世界初の分析システム「FCM-3D-Oxy」は5月23日、島津製作所(Shimadzu Corporation)によって販売された。この製品は、独立行政法人科学技術振興機構(Japan Science and Technology Agency:JST)のプロジェクト「燃料電池内3次元反応分布可視化装置の開発(Development of 3D Visualizing System for Reaction Distributions inside Fuel Cell)」の成果を島津製作所が製品化したもの。

2016/07/08 水素および電気自動車で最強チームとなるための刺激策を韓国政府が発表〈PT〉

〔訳注〕PulseNews(PulseNews)発:韓国は、2020年までに20万台の電気自動車と1万4000台の水素を燃料とする車を輸出することを目的とする。政府は7月7日(木)、国の新しい成長エンジンとして、大統領を議長とした第10回貿易・投資促進会議(10th trade and investment promotion meeting)で発表した。

■2016年08月23日のWEB LINK NEWS
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2016/08/23 1億円なんて簡単! 「発電」で稼ぐ行政書士の投資術(プレジデント)
■太陽光発電で年間売り上げ1億円!

 不動産投資家として知られる金森重樹氏が、沖縄・宮古島に太陽光発電所を建設した。自宅の屋根や所有するマンションの屋上に「太陽電池パネルを並べました」といった程度ではない。東京ドームより広い敷地(4万8400平方メートル)に250Wの太陽電池モジュール8000枚を並べ、総出力2000KW、年間270万KWを生み出す文字通りの「メガソーラー発電所」だ。
「東日本大震災の原発事故を機に、再生可能エネルギーの機運が高まって2011年に『再生可能エネルギー特別措置法』が成立したの、覚えてますか?  規模や申請年度にもよるんだけど、僕が造ったメガソーラー発電所の場合だと1KW当たり36円で20年間、電力会社が買い取ってくれることになってる。年間270万KW発電できるから、売り上げは年間9720万円。ね?  1億円なんて簡単でしょう? 」

 金森氏の事業の一つである不動産投資は部屋数×家賃で年間売り上げの見込みが立つが、空室や修繕が必要になるリスクがある。対して太陽光発電は年間日照時間がほぼ決まっているし、買い取り価格は法律で定められているのでリスクは限りなくゼロといえる。
■銀行が5・6億円も融資を付ける理由

 「そうですかねぇ。私の発電所は6億円のうち5億6000万円は融資ですよ。持ち出しは4000万円です。今、女房が北海道で同じようにメガソーラー建設を計画していますが、総事業費5億5000万円のうち銀行が5億円を融資してくれることになっています。なぜ銀行がこれだけの融資を付けてくれるかわかりますか?  発電設備と売電収入が担保になるABL(動産・売掛金担保融資)という制度が適用されたのと、国が法律まで作って買い取り価格を保証していることで、回収の見込みがしっかり立つ。銀行としてもこんなに手堅いビジネスはないんです」

 「例えば先日、安倍首相がトヨタの燃料電池車“MIRAI”に試乗したというニュースがありました。国が燃料電池車を普及させようとしているなら、水素ステーションが必要になるな。それって個人ではできないのか?  という具合にね」
■気になったら即電話、聞くだけはタダだ! 

 調べれば現在実証実験中で、水素は岩谷産業などが供給していること、条件によっては水素ステーションには国と都から100%の補助金が出ることがわかるだろう。

 「なら、経産省でも岩谷産業でも、電話して聞いてみたらいいんです。『水素ステーションは個人でもできるもんですか? 』って。聞くだけはタダだし、その手間すらも惜しむようではチャンスなんて掴めません」

 金森氏のメガソーラー発電所も、そんな一本の電話から始まったものだという。太陽電池パネルのメーカーに電話をしたら親切に教えてくれ、土地造成や基礎工事から架台設置まで含めて請け負ってくれた。適切な土地を見つけるのに苦労したが、最終的にはパネルメーカーが持っていた土地を譲ってもらったそうだ。ちなみに、金森氏が次に狙っている国策ビジネスは? 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160823-00019963-president-bus_all

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー戦略会議福岡水素エネルギー戦略会議 総会・講演会(8/31)【再掲】

 今年度の講演会では「再生可能エネルギー由来の水素」「新たなアプリケーション」をキーワードに、水素・燃料電池分野における最新の市場動向について、最前線で活躍されておられる企業等からご講演いただく予定にしております。
 当日は、情報交換・懇親の場となる交流会も開催します。

 会員以外の方もご参加いただけますので、皆様奮ってご参加ください。
◇日 時:8月31日(水曜日)14:00 ? 18:30
◇場 所:ホテルニューオータニ博多(JR博多駅からバス約7分、天神からバス約5分)

  アクセス http://www.kys-newotani.co.jp/hakata/info/access/index.html  
◇日 程:
14:00〜15:10 『福岡水素エネルギー戦略会議 総会』
         挨拶、議事 戦略会議28年度事業計画 等
15:20〜17:00 『講演会』

 講演1「再生可能エネルギー由来水素の活用に向けた国内外取組動向(仮)」

   大平英二様(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)燃料電池・水素グループ主任研究員 )

 講演2「スズキの燃料電池二輪車「バーグマンフューエルセル」開発(仮)」
   村松仁様(スズキ株式会社電動車開発部第九課専門職)
 講演3 地元企業の取組(調整中)
17:00〜18:30 『交流会』

 ※当日、受付にて5,000円/人のご負担をお願いいたします。(領収証をお渡しします。)
◇お申込みについて:
 戦略会議ホームページから、オンラインでの申込みが可能です。
  http://www.f-suiso.jp/info/11419.html

 FAXまた、E-mailでのお申込をご希望の方は、上記URLより申込書をダウンロード後、必要事項をご記入いただき、下記までお送りください。
◇お問い合わせ・お申込先:

  福岡水素エネルギー戦略会議事務局【担当:高木】(福岡県商工部新産業振興課内)

  電話:092-643-3448 / FAX:092-643-3421 / メール:info@f-suiso.jp

☆かながわ環境関連産業ネットワーク 第11回 創・蓄・省エネフォーラム【再掲】『新エネルギー技術習得講座』

 今回は二日間にわたり、フォーラムに参加される方々が実際に太陽光発電の発電計測やパワコンの運転試験、マイクロ燃料電池(MEA)の作成・発電試験、蓄電池の基礎、風力発電などの評価を体験して頂くための技術習得講座を開催いたします。

 新エネ関連開発などの部署に配属になった方、燃料電池の発電を体験されたい方などのお申し込みをお待ちしております。
◇日 時:8月30日(火)、31日(水) 10:00〜16:30
◇場 所:職業能力開発総合大学校 4号館 1階
◇交通案内:http://www.uitec.jeed.or.jp/access/index.html
◇キャンパスマップ:http://www.uitec.jeed.or.jp/schoolguide/campusmap.html
◇定 員:15名(定員となり次第締切)
◇参加費:無料
◇プログラム:
講師:清水洋隆氏(職業能力開発総合大学校能力開発院新成長分野(電気環境エネルギーユニット)教授)
〇8月30日(火)
10:00〜11:30 新エネルギー概論 ・新エネルギーとは(新エネルギーの種類と概要、太陽光発電システムの構成、パワーコンディショナーの運転試験)
12:30〜14:30 太陽光発電の発電実験(日射及び発電データ収集)
14:30〜16:00 風力発電の基本特性、風力発電実験装置による特性試験
16:00〜16:30 質疑応答 応用開発など技術相談
〇8月31日(水)
10:00〜11:30 蓄電池の基礎 充電回路について
12:30〜16:00 燃料電池の構造について

 燃料電池製作実習・MEA製作・発電実習、燃料電池評価装置の紹介 発電特性試験
16:00〜16:30 質疑応答 応用開発など技術相談
◇申し込みはこちらから↓
メールの件名を「第11回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp へ直接お申し込みください。下記ホームページの申込みフォームからもお申し込みできます。
 http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20160715.html
◇問い合わせ先:かながわ環境関連産業ネットワーク事務局
 (株)さがみはら産業創造センター 担当:安藤、荻島、永井

 TEL:042-770-9119 FAX:042-770-9077 E-mail: kankyou@sic-sagamihara.jp

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