燃料電池ワールド Vol.2163 (2016/08/02 08:51)

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□燃料電池ワールド Vol.2163
■2016年08月02日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

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■世界のヘッドライン(06月17日)
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2016/06/17 南カリフォルニア大学の化学者、温室効果ガスを水素燃料に変える〈PT〉

〔訳注〕エミリー・ゲルセマ(Emily Gersema、USC News)発:雑誌「ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)」に最近発表された研究によると、南カリフォルニア大学(University of Southern California:USC)の研究者は、温室効果ガスを水素燃料に変えるクリーンな方法を発見した。彼らは、この方法を最初に開発したと考えている。同大学のローカー炭化水素研究所(USC Loker Hydrocarbon Research Institute)の化学者は、ギ酸脱水素化(dehydrogenation of formic acid)をとおして有害な二酸化炭素をリサイクルしながら水素を製造する方法を発見した。

2016/06/17 折り紙の手裏剣、マイクロバイオ燃料電池の設計を鼓舞する〈PT〉

〔訳注〕「折り紙を忍者が使う星のような手裏剣の形に折りたたむ新しい使い捨て電池は、バイオセンサーや他の小型機器に電力を供給することができる」とニューヨーク州立大学ビンガムトン校(Binghamton University)のエンジニアは述べている。ショーン・チェ(Sean Choi)と彼の学生2人は、汚れた水を数滴与えて利用可能なバクテリア上で動作する微生物燃料電池を開発した。これは、直列に接続された8個の小さな燃料電池で、前回はナノワットのコンセプトの証明だったが、今回はマイクロワットの範囲に増加した。彼らは、新しいオンラインの雑誌「バイオセンサーとバイオエレクトロニクス(Biosensors and Bioelectronics)」で彼らの発明を報告する。

2016/06/17 ジョンソン・マッセイ社、燃料電池電気自動車のために高度な技術を開発するコンソーシアムを率いる〈PT〉

〔訳注〕「インスパイア(INSPIRE)」は、次世代の自動車用燃料電池スタック技術を研究するEUが支援するプログラムである。燃料電池水素共同実施機構(Fuel Cells and Hydrogen Joint Undertaking:FCH JU)から700万ユーロの助成金で支援されている3年間のプログラムで、次世代の自動車用燃料電池スタック技術を検証し、燃料電池電気自動車の実用化を加速していく。コンソーシアムのメンバーには、燃料電池部品サプライヤー、学術機関、自動車メーカーBMWグループが含まれ、ジョンソン・マッセイ社(Johnson Matthey)は、最先端の膜電極接合体(membrane electrode assemblies:MEAs)を開発し、提供している。

■2016年08月01日のWEB LINK NEWS
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2016/08/01 韓国最長寿企業の斗山グループ、1日に120周年迎える(中央日報日本語版)

 120年間には危機もあった。斗山グループは1960年に大手通信社の合同通信を買収し運営したが、1980年12月に全斗煥(チョン・ドゥファン)政権のメディア統廃合の際に聯合通信(現聯合ニュース)に吸収される悲運を体験したりもした。その後も1990年代に斗山電子のフェノール流出による洛東江(ナクトンガン)汚染事件、2000年代後半のグローバル金融危機、2010年代の中国事業不振など多くの危機があった。今年に入ってからは斗山インフラコアの構造調整をめぐる雑音も起きた。だが斗山は市内免税店、燃料電池など絶え間なく新成長動力を発掘した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160801-00000008-cnippou-kr

2016/08/01 <水素カー>新型車が続々 フォークリフトやバスにも(毎日新聞)
 ◇用途さまざま 低価格に期待

 水素で動く次世代エコカー「燃料電池車」(FCV)の新型車が今年度、相次いで登場する。豊田自動織機が今秋に国内初の燃料電池フォークリフトを発売するほか、日野自動車も年度内に燃料電池バスを実用化する。これまで乗用車だけだったFCVの用途が広がれば、量産効果で関連部品の製造コストが下がるなどの相乗効果が期待でき、FCVの低価格化や本格普及を後押ししそうだ。

 ただ、FCVには課題もある。普及には低価格化が求められるほか、全国100カ所に満たない水素充填施設(水素ステーション)の整備も急がれる。さまざまな用途のFCVが登場し、利用機会が増加すれば水素ステーションの設置も進むとみられるだけに、政府も「規制緩和などで新型車開発を後押ししていく」(経済産業省幹部)方針だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160801-00000085-mai-bus_all

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