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□燃料電池ワールド Vol.1990
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■2015年11月12日発行
◆燃料電池NPO pemdream
■燃料電池関連イベント
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☆第35回水素エネルギー協会大会
◇日 時:12月3日(木曜日)9:50〜17:00、(懇親会17:15〜)
4日(金曜日)10:00〜15:30
◇場 所: タワーホール船堀 小ホール(東京都江戸川区船堀4-1-1)
◇特別講演 、一般講演、ポスター発表で構成
特別講演3件 いずれも12月3日(木)に予定
「太陽エネルギーによる水の直接分解用光触媒システムの開発」堂免一成氏(東京大学)「水素社会実現に向けた取組み」河野龍興氏(株式会社東芝)
「嵐の中のエネルギー戦略 - 持続可能性と安全保障、水素の役割」田中伸男氏((公財)笹川平和財団)
◇申込、プログラム、会場へのアクセス等は下記のURLを参照下さい。
http://www.hess.jp/4_event/35hess_annai.html
◇参加申込締切が11月13日(金)と迫っておりますので、申込はお早くお願いします。
◇参加費:HESS会員・協賛会員:¥8,000(学生¥2,000)
・非会員(税込):¥15,000(学生¥3,000)
・懇親会:会員・非会員(税込)¥5,000(学生¥1,000))
※締切後の申込み、事前申込なく当日参加の場合は、各¥2,000増し
◇主 催:一般社団法人 水素エネルギー協会
■世界のヘッドライン(10月22日)
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2015/10/22 大学院生は燃料電池でエネルギー危機に立ち向かう
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20151112-1
〔訳注〕ニューメキシコ大学(University of New Mexico:UNM)の化学と生物工学(Biological Engineering )の教授プラメン・アタナソフ(Plamen Atanassov)が指導する研究グループは、代替燃料電池のための触媒を作ろうと試みている。「我々は、コスト効率が高く、安定した安価な燃料電池用触媒を開発している」と、2年間このプロジェクトに取り組んできた工学の博士課程の大学院生サディア・カビール(Sadia Kabir)は語った。彼女が取り組んでいるシステムは、燃料にエタノール(ethanol )を使う。そしてまた、触媒にパラジウム(palladium)を使う。これまでのところ、パラジウムはプラチナなどより3倍の活性があるように見える。彼女は現在、パラジウム粒子がより安定する組み合わせを検討している。
2015/10/22 バラード・パワー社とゼニヤッタ・ベンチャーズ社、燃料電池開発契約を結ぶ
〔訳注〕ゼニヤッタ・ベンチャーズ社(Zenyatta Ventures Ltd.)は、バラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems Inc.)と、燃料電池の膜電極複合体(membrane electrode assembly:MEA)に高純度のアルバニー・グラファイト(Albany graphite)を使うプロジェクトを始めることを発表した。2015年8月12日のニュースリリースでゼニヤッタ社は、アルバニー・グラファイトのサンプルは高い熱安定性(high thermal stability)および耐食性(corrosion resistance)を示した、というバラード社の試験結果を発表した。現在は、バラード社の確立された製造工程でアルバニー黒鉛材料の評価を進めている。
2015/10/22 エア・プロダクツ社、トヨタの「将来の燃料」キャンペーンで取り上げられる
〔訳注〕トヨタ(Toyota)が「ミライ」のアメリカ販売を始めた10月21日のキャンペーンで、ゴミから水素を回収するシーンでエア・プロダクツ社が協力している、という記事。ビデオは、https://ssl.toyota.com/mirai/fueledbyeverything.html で見られる。
■2015年11月11日のWEB LINK NEWS
2015/11/11 11日の朝刊(都内最終版)☆2・完(時事通信)
【日刊工業】
◆スズキ、燃料電池2輪車 来年公道試験 20年に市場投入(1)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20151111-00000001-jijnb_he-nb
2015/11/11 三菱電機がその技術力を活かした予防安全コンセプト「EMIRAI3xAUTO」を開発(エコノミックニュース)
それらのセンサーが捉えた情報をECUが解析した後に「車両制御デバイス」が行動を起こすわけだが、三菱らしいPHEV駆動モーター設計やそのコントロールに使われるインバーターに同社の特徴が表れていた。なかでも、インバーターの設計にはこだわりがあるようで、ハイブリッド車や電気自動車、燃料電池車(FCV)など電動化車両の三相モーター駆動用「DC-AC変換ユニット」として定評がある。特に明記されていないが、同社独自開発のSiCパワー半導体が使われ、小型・軽量パッケージングを達成しているようだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151111-00000013-economic-sci
2015/11/11 普段からの備えをより強固に――NTTドコモグループ総合防災訓練(ITmedia Mobile)
ドコモでは、広域災害時に人口密集地の通信を確保する「大ゾーン基地局」の整備、基地局の予備電源の強化、アンテナ角度の遠隔操作によるエリア補完対応など、災害に備えた対策を積極的に進めてきた。また、被災がある程度予想できる台風の発生時には「空振りを恐れずに」(池田氏)、島しょ部への保守人員・物品の先行配置も行い、通信の復旧を迅速化する取り組みも行っている。
予備電源は、基地局の周辺環境に合わせて種類(鉛蓄電池、リチウムイオンバッテリー、燃料電池、ディーゼルエンジン)と容量を柔軟に設定し、どの基地局も最低6時間、最長で24時間(1日)以上電源を喪失しても使えるようにしているという。しかし、電源の回復が遅れると、大容量の予備電源でも枯渇してしまうことがある。そこで、近隣エリアの発電機などを集約して対応するケースもあったという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151111-00000024-zdn_m-sci
2015/11/11 RJCカーオブザイヤー、スズキ アルト が最優秀賞…インポートは MINI クラブマン(レスポンス)
RJCテクノロジー・オブ・ザ・イヤーはトヨタの燃料電池車『MIRAI(ミライ)』に搭載された技術「フューエルセルシステム」(TFCS)だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151111-00000022-rps-bus_all
2015/11/11 ホンダ、LIXIL住宅研究所と合同で「次世代レジリエンスホーム『家+X』Powered by Honda」を発表(Impress Watch)
本田技研工業とLIXIL住宅研究所は11月11日、ホンダの家庭用ガスエンジンコージェネレーションユニットなどを採用したコンセプトホーム「次世代レジリエンスホーム『家+X』Powered by Honda」を発表した。
コンセプトホームに導入されている家庭向け熱電併給システム「エコウィルプラス(ECOWILL PLUS)」のコアユニットには、ホンダの家庭用ガスエンジンコージェネレーションユニットが採用されほか、EV(電気自動車)への充電やEVやFCV(燃料電池自動車)から住宅への給電を行うV2H対応DC普通充電器「Honda Power Manager」を採用した。
同コンセプトホームでは、生涯にわたるエネルギーコストの最少化を目指すとともに、商用電力の停電時には、太陽光発電やガスエンジンコージェネレーションに切り替えて家庭に電力を供給、余剰電力を電気自動車に充電することも可能としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151111-00000083-impress-ind
2015/11/11 <FCV>福岡市など 下水汚泥から作る水素ステーション(毎日新聞)
水素を燃料にして走行し「究極のエコカー」と呼ばれる燃料電池車(FCV)。福岡市などは11日、FCVに水素を供給する水素ステーションの一般開放を始めた。
これまで利用を市の公用車などに限定してきたが、安定供給が可能になったことなどから切り替えた。九州では2番目のステーションで、11日はタクシーなど6台が訪れた。
世界で初めて下水汚泥から取り出した水素を使用し、満タン(5500円)で約650キロ走行可能となかなかの燃費。普及すれば、環境にもお財布にも優しくなりそう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151111-00000054-mai-soci
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆経済産業省資源エネルギー庁の『燃料電池セミナー』【再掲】
今般、経済産業省資源エネルギー庁は、燃料電池セミナーin大阪を開催いたします。本セミナーは、水素・燃料電池分野の専門家を講師としてお招きし、FCV・水素ステーション・エネファームに関する最新の情報を提供し、当該分野への参入および普及促進を目的としています。またとない機会ですので、多数のご参加をお待ちしております。『燃料電池セミナー in 大阪』
◇日 時:11月17日(火)13:30?16:30
◇場 所:大阪科学技術センタービル8F大ホール
◇参加費:無料
◇定 員:250名(先着順。定員になり次第締切)
◇講 演:
・アイシン精機(株)
・パナソニック(株)
・(一財)石油エネルギー技術センター
・日本エア・リキード(株)
・(一財)大阪科学技術センター
○詳細は専用HPを確認下さい。
専用HP→ http://ostec.seminar-event.info/event/
○問い合わせ:
一般財団法人大阪科学技術センター 技術振興部内
燃料電池セミナー 事務局(担当:吉田・増山・大原)
TEL:06-6443-5340 FAX:06-6443-5319
メールアドレス:ostec01@ostec.or.jp
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