Vol.1928 2015年08月10日発行 (2015/08/10 08:30)

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Vol.1928 2015年08月10日発行

■燃料電池関連イベント
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☆第8回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー【再掲】
  テーマ「高活性と高耐久性を両立する触媒を目指して」
◇趣旨概要

 触媒学会の燃料電池関連触媒研究会は燃料電池に関連する触媒を対象としています。この研究会では高活性/高耐久性触媒、触媒の低コスト化を含めた合成法、触媒の反応機構と基礎物性、評価/解析法等、燃料電池用触媒に関する学術情報交換を行っています。本シンポジウム&宿泊セミナーはFCDIC電極/界面研究部会とFC懇談会との共催で、PEFC用電極触媒に関する最近の研究開発状況と今後の展開について講演頂くと同時に、ナイトセッションで参加者が親しく討論します。2014年にFCVの市販が開始されましたが、Pt系触媒の高活性化と高耐久化はまだまだ不十分であり、これらを同時に高めることが更なるPEFCの低コスト化と高信頼化への鍵となります。第8回となる本宿泊セミナーでは、カソード環境でのPt系触媒の変化、Pt系触媒の耐久性を高める方法、MEA内で生じている現象とその理解およびメタノール酸化触媒について講演して頂きます。ポスターセッションでは電極触媒に限定せず、燃料電池に関連する研究を広く募集します。学生の方には優秀ポスター賞を用意しておりますので、奮ってご参加ください。
◇開催日時と会場
・日時:10月23日 (金) 12:30?10月24日 (土) 12:00
・会場:〒411-0032静岡県三島市末広町21-9 東レ総合研修センター TEL: 055-980-0333
◇参加申し込み
・参加申し込み締め切り: 10月9日 (金)
・ポスター発表申し込みと発表要旨の締め切り: 10月16日 (金)A4用紙1枚にフリーフォーマットでタイトルと所属を明記の上,下記西村までメールで送付してください.
・参加費: 一般会員 23,000円、一般非会員30,000円、学生5,000円
・宿泊費: 7,000円 (夕食・朝食込み)
・参加申し込み方法と問合せ先
氏名、所属、連絡先 (住所, 電話, メールアドレス)、宿泊の有無およびポスター発表の有無を明記の上、下記西村までメールでお申し込みください.

  同志社大学 西村メールアドレス: jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp 
        電話番号: 0774-65-6589
◇セミナー内容
◆1日目 10/23(金)
・セッション1 招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
12:40〜13:40 酸性溶液中でのPtの溶解機構 (東北大学 菅原先生)
13:40〜14:40 硬X線光電子分光法を用いたPt/C電極の酸化反応のその場観察 (分子科学研究所 高木先生)
15:00〜16:00 放射光を用いたMEA環境におけるその場観察技術 (豊田中央研究所 畑中氏)
16:00〜17:00 シリカ?Pt界面設計によるPtカソード触媒の高機能化 (九州大学 竹中先生)
17:00〜18:00 コンポジットカーボンナノファイバーを担体に用いたDMFC用アノード触媒 (群馬大学 中川先生)
・セッション2 (ナイトセッション)  ポスター展示 (ダイニング棟3階 第1パーティールーム)
19:00〜21:00 ポスターセッション&自由討議
〜22:30 自由討議 (ダイニング棟3階 バーラウンジ「アウル」)
◆2日目 10/24 (土)
・セッション3:招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
8:30〜9:30 PEFCの電位サイクル耐久性評価試験方法の比較 (自動車研究所 橋正氏)
9:30〜10:30 軟X線を用いたMEA内の水挙動 (東京工業大学 平井先生)
10:50〜11:50 白金・カーボン表面に吸着したアイオノマー相内の物質輸送と構造の関係(FC-Cubic 大平先生)
◇東レ総合研修センターへのアクセス
〒411-0032 静岡県三島市末広町21-9 TEL: 055-980-0333
JR三島駅北口より徒歩12分 タクシーでワンメーター
https://plus.google.com/116295045839993185703/about?gl=jp&hl=ja
◇主催: 触媒学会 (燃料電池関連触媒研究会)、燃料電池開発情報センター (FCDIC)、FC懇談会
◇協賛: 触媒学会、触媒学会工業触媒研究会、表面科学会、大阪科学技術センター、電池技術委員会
シンポジウム&宿泊セミナー準備委員会: 燃料電池関連触媒研究会世話人有志、FCDIC電極/界面研究部会、FC懇談会世話人有志  (調整中を含む)

■世界のヘッドライン(07月29日)
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2015/07/29 SFCエナジー社、国際的な国防軍から統合された次世代燃料電池システムのために120万ユーロの低コスト初期製造注文を発表(SFC)

〔訳注〕SFCエナジー社(SFC Energy AG)は、防衛製品の次世代燃料電池システム(Next Generation Fuel Cell system:NGFC)の出荷のために、国際的な国防軍(international Defense Force)による低コストの初期生産(low rate initial production:LRIP)注文を受注した。一般的に軍事プログラムで使われる低コストの初期少量生産は、120万ユーロに達する。SFCエナジー社は、国際的な国防軍にユニットを生産し、試験し、配送する。国防軍がどこの国かは知られていない。

2015/07/29 米国海事局、海洋適応のための水素燃料電池技術の研究に50万ドルを提供(MARAD)

〔訳注〕米国運輸省(U.S. Department of Transportation)海事局(Maritime Administration:MARAD)は本日、水素燃料電池技術と水素補給ステーションで動力を得る高速旅客フェリー(high-speed passenger ferry)の設計、建造、運営のための実現可能性の研究に50万ドルを提供している。このニュースは昨27日付けのレッド&ホワイト・フリート社の記事と重なるが、海事局の海洋環境と技術援助プログラム(Maritime Environmental and Technical Assistance Program:META)はレッド&ホワイト・フリート社はその一環としている。

2015/07/29  韓国の世界最大の燃料電池発電所(Posco Energy)
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20150810-1

〔訳注〕昨27日付けの建設中の世界最大の京畿道グリーンエナジー燃料電池発電所(Gyeonggi Green Energy fuel cell park)の訪問記は、今日紹介するビデオでした。広大な敷地をご覧ください。

2015/07/29 将来の軽量水素タンク(KraussMaffei)

〔訳注〕この記事は、2015/06/26に全くおなじ内容と写真で載っている。メルマガでは2015年07月03日付けだ。

■2015年08月07〜09日のWEB LINK NEWS
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2015/08/07 55年目のホットな夏…にぎわうトヨタの工場見学とトヨタ会館(レスポンス)

 トヨタ自動車の車両や歴史、技術などを展示しているトヨタ会館(豊田市)と、工場見学を受け入れる元町工場および高岡工場(同)が海外からの多くの来訪者も含め、夏休みの賑わいを見せている。

 会館では昨年末から市販が始まった燃料電池車『MIRAI(ミライ)』や社史紹介などの常設コーナーに加え、パーソナルモビリティ『ウィングレット』の体験試乗といった夏休み特別イベントに人気が集まっていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150807-00000035-rps-bus_all

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