燃料電池ワールド Vol.1754 (2014/11/13 10:35)

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□燃料電池ワールド Vol.1754
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■2014年11月13日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■世界のヘッドライン(09月08日分までは掲載しました)
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都合により年内一杯休載します。

■11月12日のWEB LINK NEWS
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2014/11/12 メルセデス、車名を改革…わかりやすく(carview!)

 メルセデス・ベンツは全シリーズの車名について、新しい命名法を取り入れると発表した。ラインアップ拡充により複雑化した現行の車名を、シンプルにしてユーザーにわかりやすくするのが狙い。2015年より取り入れていく。

 新しい命名法では、SUV系は頭に「G」、4ドアクーペは「CL」、ロードスターは「SL」が付き、それに続く文字は上位モデルから順に「S」「E」「C」「B」「A」の順となる。これにより従来のGLは「GLS」に、MLは「GLE」、GLKは「GLC」となる。またSLKも「SLC」へと車名が変わる。中心車種のセダンやハッチバックはこれまで通り、Sクラス、Eクラス、Cクラス、Bクラス、Aクラスと呼ばれる。

 また数字の後につく文字によりパワートレインの種類が言い表されるようになる。圧縮天然ガス車は「c」、ディーゼル車は「d」、電気自動車は「e」、燃料電池車は「f」、ハイブリッド車は「h」、4MATIC車は「4MATIC」が末尾に付く。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141112-10213834-carv-bus_all

2014/11/12 自動車各社 研究開発、700億円積み増し 設備投資も 環境・安全技術を強化(産経新聞)

 平成26年9月中間決算で好業績を達成した自動車メーカーが、27年3月期の研究開発費を従来計画から増額する動きが相次いでいる。増額は設備投資も含めて大手4社合計で700億円に上る。安全・環境技術などの開発を強化し、今後の競争に向けて先手を打つ狙いだ。増益企業が国内投資や賃金を増やし、景気の好循環につなげていくことは日本経済の再生の面でも欠かせない。

 中間期の最終利益が1兆円を突破したトヨタ自動車は、過去最高を計画していた通期の研究開発費を200億円積み増し、9800億円にした。

 同社は「将来への種まきであり、持続的成長の基盤になる」と説明。「究極のエコカー」といわれる燃料電池車(FCV)などの先端技術や安全技術の開発などを強化する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141112-00000107-san-bus_all

2014/11/12 トヨタ、11月18日の新型燃料電池車「FCV」発表会をライブ中継(Impress Watch)

 トヨタ自動車は、11月18日10時から開催する新型燃料電池車(FCV)に関する記者発表会を、公式サイト(http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/4187755)、ニコニコ生放送(http://live.nicovideo.jp/watch/lv199654191)、Ustream
http://www.ustream.tv/channel/toyota-jp)でライブ中継すると発表した。発表内容などの詳細については不明。なお、この発表会の動画は、ライブ中継終了後にオンデマンド配信も実施される予定だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141112-00000045-impress-ind

2014/11/12 JX、水素ステーション1号店を12月に開設…平成27年度中に40カ所目指す(産経新聞)

 JX日鉱日石エネルギーは12日、「究極のエコカー」といわれる燃料電池車(FCV)に水素を供給する商用の「水素ステーション」を12月下旬に神奈川県海老名市に開設すると発表した。

 FCVの一般販売が始まる平成26年度内に首都圏と愛知県に計11カ所、27年度には計40カ所にまで増やす方針。商用の水素ステーションは岩谷産業が今年7月、兵庫県尼崎市に国内で初めて開設。他社の間でも同様の動きが広がりそうだ。

 JXの1号店は、ガソリンスタンド「Dr.Drive海老名中央店」に併設され、これまで実証事業を行ってきた。価格は未定だが、ガソリンで走る普通乗用車と走行コストが同等になる水準に設定する方針だ。

 政府は二酸化炭素(CO2)の排出削減などの効果を狙ってFCVの普及を目指しており、27年度に商用の水素ステーションを国内全体で100カ所程度にまで増やす計画だ。

 水素ステーションの設置コストは平均で、ガソリンスタンドの約5倍の5億円弱かかるという。28年度以降について、JXは「FCVの普及状況などを見ながら考える」(内島一郎副社長)としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141112-00000537-san-bus_all

2014/11/12 韓国の現代自と起亜、2020年までに低燃費モデル3倍増へ(ロイター)

 [ソウル 12日 ロイター] - 韓国の現代自動車<005380.KS>と傘下の起亜自動車
<000270.KS> は12日、両社の取り扱う低燃費車の数を現在の7車種から2020年までに「少なくとも」22車種に増やす計画を明らかにした。

 両社は先週、自社製の車の燃費性能を2020年までに平均25%引き上げる計画を発表している。韓国、米国、欧州の排出ガス関連規制の順守が目的。

 両社の共同発表文で現代自動車は、世界のエコカー市場で第2位を目指すと表明。エコカー市場の規模は今年の220万台から2020年には640万台に拡大するとの予想を示した。

 現代自動車と起亜はハイブリッド車を今後12モデル発売する予定。また、プラグインハイブリッド車は計6モデル、燃料電池車は2モデル、電気自動車は2モデルを投入する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141112-00000067-reut-bus_all

2014/11/12 全業種の特許資産規模ランキング、パナソニックが5年連続トップ(レスポンス)

 パテント・リザルトは、「全業種」を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「全業種業界・特許資産規模ランキング」をまとめた。

 2013年4月1日から2014年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計した。

 1位となったのはパナソニック。同社が調査を開始した2010年から5年連続の首位。「LED照明」や「燃料電池」、「加熱調理器」などの分野で注目度の高い特許が多く見られる。

 2位は前年3位だった三菱電機で、「空調機器」や「加熱調理器」「ナビゲーション」など、3位が前年4位だったトヨタ自動車で、「ハイブリッド自動車」「燃料電池」「衝突防止」などの分野で注目度の高い特許が多く見られた。

 上位10社で、前年より順位を上げた企業は、三菱電機、トヨタ自動車のほか、キヤノン(4位)、ホンダ(6位)、NEC(8位)、リコー(9位)、富士フイルム(10位)。

 キヤノンは「デジタルカメラ」や「複合機」、ホンダは「バイクや自動車の車体構造」や「燃料電池」、NECは「携帯電話の通信システム」、リコーは「複合機」、富士フイルムは「内視鏡、診断機器」などの分野に注目度の高い特許が見られる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141112-00000041-rps-bus_all

2014/11/12 試乗の一番人気はテスラ…三菱オートリースがカスタマー向けイベント開催(レスポンス)

 会場の横浜・大さん橋に集められたのは次世代エネルギー車を含むエコカーや福祉車両で、展示と試乗が行われた。三菱の名を冠しているが、三菱自動車ではなく商社の三菱商事と金融の三菱UFJリースが出資母体であることから、三菱車だけでなく内外の多くのメーカーのモデルを扱う。会場にはアメリカのEVベンチャー、テスラ社のラグジュアリーセダン『モデルS』やホンダの燃料電池車『FCXクラリティ』、マツダのクリーンディーゼル車など多数が並べられ、ちょっとしたモーターショーのような様相だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141112-00000042-rps-bus_all

2014/11/12 <炭素繊維>名大など3大学が連携強化(毎日新聞)

 航空機や自動車などに使われる炭素繊維複合材の世界的な研究開発拠点を目指し、名古屋大、岐阜大、金沢工業大は12日、連携強化に向けた協定を結んだ。名古屋市千種区の名大であった調印式には東海・北陸地方の企業や自治体の幹部も出席。開発から生産、加工まで一貫した産官学の広域ネットワークづくりで一致した。

 3大学はそれぞれ炭素繊維複合材を研究してきたが、今後は人材交流や共同研究を加速させる。航空機や自動車、繊維、機械など東海・北陸に集積する地元メーカーとの連携も進め、国や自治体が支援する。

 炭素繊維複合材はアルミニウムより軽く鉄より硬い工業用素材。三菱航空機の小型ジェット旅客機「MRJ」の機体や、トヨタの燃料電池車の水素タンクにも使われている。2020年の市場規模は4500億円と現在の3倍超に拡大する見込み。日本企業のシェアは素材分野で7割を占める一方、加工後の部品や製品は1割と欧米に後れをとっており、今回の協定をバネに挽回を期す構えだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141112-00000073-mai-bus_all

■海外ニュース
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<報告書/市場調査>
●H2FCスーパーゲンの白書(2014年05月)

 「H2FC(水素・燃料電池)スーパージェン(H2FC SUPERGEN)」研究拠点(Research Hub)は、初めての白書「将来の低炭素エネルギー・システムに、安くて確実な低炭素熱を提供する水素と燃料電池の役割(The Role of Hydrogen and Fuel Cells in Providing Affordable, Secure Low-Carbon Heat)」を発表した。これは、熱電併給機器に安くて確実な低炭素熱を提供するために水素と燃料電池の可能性を調査したもので、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(University College London)とインペリアル・カレッジ(Imperial College)のチームが編集した。
http://www.h2fcsupergen.com/wp-content/uploads/2014/05/H2FC-SUPERGEN-White-Paper-on-Heat-May-2014.pdf

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆燃料電池セミナー in 東京(新価値創造展 東京ビッグサイト東3ホール内)【再掲】講演詳細→ http://ostec.seminar-event.info/event/
新価値創造展→ http://shinkachi.smrj.go.jp/
※新価値創造展の入場には、セミナーへの参加申込と別に、新価値創造展への来場登録が必要です。
◇日 時:11月21日(金)13:00?16:20
◇場 所:新価値創造展 ワンポイントH!NTコーナー(東京ビッグサイト 東3ホール内)
◇参加費:無料
◇定 員:250名
◇プログラム
(1)開催挨拶
(2)講演「水素社会の実現に向けた取組の加速」

    星野昌志氏(経済産業省資源エネルギー庁 新エネルギー対策課 燃料電池推進室 室長補佐)
(3)講演「サステイナブル社会に向けた自動車の挑戦、燃料電池自動車の実用化」
    広瀬雄彦氏(トヨタ自動車 技術統括部 主査)
(4)講演「水素ステーション建設の現状と課題」

    藤本守之氏(岩谷産業(株) 水素エネルギー部 企画・推進担当 シニアマネージャー)
(5)「家庭用燃料電池エネファーム本格普及に向けた取り組み」

    永田裕二氏(東芝燃料電池システム(株) 取締役 技術統括責任者) (6)講演「エネファーム、水素ステーション関連部品に係るビジネスマッチング」

    田島収氏( (一財)大阪科学技術センター 技術振興部 コーディネーター)
◇詳細・申込先[締切:11月19日(水)まで]
 燃料電池セミナーホームページよりお申込み下さい。
  http://ostec.seminar-event.info/event/
 ※定員に達した場合は、その時点で受付を終了致します。
◇お問い合わせ:一般財団法人大阪科学技術センター 技術振興部内

         燃料電池セミナー 事務局(担当:大原・増山・新見)
          TEL:06-6443-5320 FAX:06-6443-5319
          メールアドレス:ostec01@ostec.or.jp
◇主 催:経済産業省エネルギー庁

☆環境・エネルギー産学連携フォーラムin横須賀2014【再掲】【水素エネルギーと燃料電池に関する現状と課題】

 このたび、(公財)横須賀市産業振興財団では、産学官連携事業の一環として、横須賀に研究拠点を置く防衛大学校並びに電力中央研究所の研究員から、環境とエネルギーの諸問題をはじめ、将来の実用化が期待されている水素エネルギーと燃料電池に関する現状と課題について、幅広く紹介していただきます。環境・エネルギーに関心をお持ちの方、そして新規事業への取り組みを目指す中小企業の方々の参加をお待ちしています。
◇日 時:11月28日(金) 午後2時?午後5時(終了後に交流懇親会を開催します)
◇場 所:横須賀市産業交流プラザ 第1研修室(京急汐入駅前「横須賀芸術劇場」3階)
◇参加費:無料(交流懇親会参加費は、当日1,000円)
◇定 員:60名(先着順)
◇プログラム
(1)環境とエネルギーの諸問題?水素の製造、小規模発電、放射性セシウムの除去を中心に?
   横森慶信氏(防衛大学校応用化学科 教授)
(2)水素エネルギー社会における水素の貯蔵技術
   山田浩之氏(防衛大学校機械工学科 講師)
(3)燃料電池の開発状況と課題

   森田 寛氏(電力中央研究所エネルギー技術研究所 上席研究員)
 ※交流懇親会(17:10?18:30)は交流サロンにて。
◇申込方法:受付時間は、午前9時?午後5時45分まで(土日、祝日は除く)
  電話での申込み→産業振興財団へ Tel.046-828-1631

  FAXでの申込み→パンフレットの記入欄に記入のうえ Fax.046-821-1207
  メールでの申込み→アドレス:plaza4@olive.ocn.ne.jp
◇質問などは、電話にてお問い合わせ下さい。Tel.046-828-1631
◇主 催:(公財)横須賀市産業振興財団

☆かながわ環境関連産業ネットワーク「第7回 創・蓄・省エネ フォーラム」【再掲】

 今回は本格的に動き始めた水素エネルギー社会の到来に向けて、水素・燃料電池自動車(FCEV)開発の現状とその安全性評価について、神奈川県内の自動車メーカー開発部門及び公的評価機関の方々をお招きしご講演いただきます。
◇日 時:12月1日(月)14:00?17:30
◇場 所:サン・エールさがみはら2階 第1研修室
      http://sunyell-sagamihara.jp/
◇参加費:無料
◇定 員:80名(定員となり次第締切)
◇内 容:
14:10〜15:20 「水素・燃料電池自動車安全性評価について?日本自動車研究所の取り組み」

  三石 洋之氏(一般財団法人 日本自動車研究所 FC・EV研究部)
15:20〜15:40 「かながわスマートエネルギー計画など神奈川県の取り組み」
  神奈川県産業労働局 エネルギー部 スマートエネルギー課
16:00〜17:00 「日産自動車 燃料電池自動車開発状況と課題?部品メーカーへの期待」

  原 直樹氏(日産自動車株式会社 総合研究所 EVシステム研究所)
◇お申し込みはこちらから:

 申し込み先:メールの件名を「第7回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp 担当:永井へ直接お申し込みください。

 あるいは、以下のサイトの申込フォームから、または申込書(WORD)をダウンロードし内容を明記の上、http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20141021.html  kankyou@sic-sagamihara.jp までお申し込みください。

 ※申込フォームはスマホからのお申し込みに対応しておりませんので、ご了承ください。
◇主催者:(株)さがみはら産業創造センター
◇協力:神奈川県

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 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO pemdream
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