燃料電池ワールド Vol.1740 (2014/10/23 10:40)

水素チャンネル Home

■───────────────────────────
□燃料電池ワールド Vol.1740
■□□□□□□□□□
■2014年10月23日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■燃料電池関連イベント
□□□───────────────────────────
☆かながわ環境関連産業ネットワーク「第7回 創・蓄・省エネ フォーラム」

 今回は本格的に動き始めた水素エネルギー社会の到来に向けて、水素・燃料電池自動車(FCEV)開発の現状とその安全性評価について、神奈川県内の自動車メーカー開発部門及び公的評価機関の方々をお招きしご講演いただきます。
◇日 時:12月1日(月)14:00?17:30
◇場 所:サン・エールさがみはら2階 第1研修室
      http://sunyell-sagamihara.jp/
◇参加費:無料
◇定 員:80名(定員となり次第締切)
◇内 容:
14:10〜15:20 「水素・燃料電池自動車安全性評価について?日本自動車研究所の取り組み」

  三石 洋之氏(一般財団法人 日本自動車研究所 FC・EV研究部)
15:20〜15:40 「かながわスマートエネルギー計画など神奈川県の取り組み」
  神奈川県産業労働局 エネルギー部 スマートエネルギー課
16:00〜17:00 「日産自動車 燃料電池自動車開発状況と課題?部品メーカーへの期待」

  原 直樹氏(日産自動車株式会社 総合研究所 EVシステム研究所)
◇お申し込みはこちらから:

 申し込み先:メールの件名を「第7回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp 担当:永井へ直接お申し込みください。

 あるいは、以下のサイトの申込フォームから、または申込書(WORD)をダウンロードし内容を明記の上、http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20141021.html  kankyou@sic-sagamihara.jp までお申し込みください。

 ※申込フォームはスマホからのお申し込みに対応しておりませんので、ご了承ください。
◇主催者:(株)さがみはら産業創造センター
◇協力:神奈川県

☆環境・エネルギー産学連携フォーラムin横須賀2014【再掲】【水素エネルギーと燃料電池に関する現状と課題】

 このたび、(公財)横須賀市産業振興財団では、産学官連携事業の一環として、横須賀に研究拠点を置く防衛大学校並びに電力中央研究所の研究員から、環境とエネルギーの諸問題をはじめ、将来の実用化が期待されている水素エネルギーと燃料電池に関する現状と課題について、幅広く紹介していただきます。環境・エネルギーに関心をお持ちの方、そして新規事業への取り組みを目指す中小企業の方々の参加をお待ちしています。
◇日 時:11月28日(金) 午後2時?午後5時(終了後に交流懇親会を開催します)
◇場 所:横須賀市産業交流プラザ 第1研修室(京急汐入駅前「横須賀芸術劇場」3階)
◇参加費:無料(交流懇親会参加費は、当日1,000円)
◇定 員:60名(先着順)
◇プログラム
(1)環境とエネルギーの諸問題?水素の製造、小規模発電、放射性セシウムの除去を中心に?
   横森慶信氏(防衛大学校応用化学科 教授)
(2)水素エネルギー社会における水素の貯蔵技術
   山田浩之氏(防衛大学校機械工学科 講師)
(3)燃料電池の開発状況と課題

   森田 寛氏(電力中央研究所エネルギー技術研究所 上席研究員)
 ※交流懇親会(17:10?18:30)は交流サロンにて。
◇申込方法:受付時間は、午前9時?午後5時45分まで(土日、祝日は除く)
  電話での申込み→産業振興財団へ Tel.046-828-1631

  FAXでの申込み→パンフレットの記入欄に記入のうえ Fax.046-821-1207
  メールでの申込み→アドレス:plaza4@olive.ocn.ne.jp
◇質問などは、電話にてお問い合わせ下さい。Tel.046-828-1631
◇主 催:(公財)横須賀市産業振興財団

☆福岡水素エネルギー人材育成センター 平成26年度 技術者育成コース【再掲】

 福岡水素エネルギー人材育成センターでは、11月12日(水)から11月14日(金)までの3日間、水素エネルギー関連企業や、これから水素エネルギー分野へ新規参入を目指す企業の技術者等を対象とした「技術者育成コース」を開催します。九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を務め、技術者に必要な知識と技術の習得を目指します。皆様のご参加を心からお待ちしております。
○コースの特長

 ・水素の特性・安全、製造から利用に至るまでの幅広い講義と実践的な実習

 ・水素エネルギーの最前線で活躍する研究者・技術者による講義・実習

 ・九州大学水素エネルギー国際研究センターによる技術相談等のフォローアップ
◇日 時:11月12日(水)?11月14日(金)
◇会 場:1日目 福岡県中小企業振興センター(福岡市博多区吉塚本町9番15号)

     2日目 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)(糸島市富915-1)

     3日目 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744番地)
◇カリキュラム:http://www.f-suiso.jp/info/9304.html
◇受講料:5万円/人 (交流会 3,000円/人)
◇定 員:20名 (定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◎お申し込みはこちらから
  http://www.f-suiso.jp/info/9304.html
◎お問い合わせ
  九州大学水素エネルギー国際研究センター 甲野
    TEL:092?802?3303 
    Mail : info@h2.kyushu-u.ac.jp 

■世界のヘッドライン(09月08日分までは掲載しました)
□□□───────────────────────────
都合により年内一杯休載します。

■10月22日のWEB LINK NEWS
□□□───────────────────────────

2014/10/22 発売目前のトヨタ「FCV」、早くもオーダーが1,000台に!(clicccar)

 これまで同社はFCV発売時期を2014年度内(?2015/3)としていましたが、生産準備が整ったことから世界に先駆けて年内に市販することに。

 「MIRAI(ミライ)」と名付けられたFCVは豊田市の元町工場で生産準備が進められており、当初は官公庁向けを中心としつつ一般向けにも20台/月規模で販売する予定。

 発電を担う燃料電池(スタック)本体と、高圧水素タンクの製造は本社工場が担当。

 日経新聞によると、同社が約700台/年の生産を予定している中、現時点で既に購入希望台数が1,000台近くに達しているいるようで、今後インフラ整備の進捗に合わせて増産も視野に入れている模様。

 販売地域は水素ステーションの整備が進む4大都市圏(東京、名古屋、大阪、福岡)が中心となるようで、来夏には欧米でも発売するそうです。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141022-00010003-clicccarz-bus_all

2014/10/22 燃料電池車に補充する水素は重さで計量、タツノが70MPa対応水素充てん機を披露(MONOist)

 水素充てん機は、水素ステーション内に貯蔵してある高圧の水素ガスを、燃料電池車の水素タンクに送り込む装置である。ガソリンスタンドで言えば、ガソリンの計量機に当たる。トヨタ自動車ブースに展示された水素充てん機を開発したのは、ガソリン計量機大手のタツノである。

 タツノの水素充てん機は、トヨタ自動車の燃料電池車が搭載する70MPaの高圧水素タンクに対応している。いきなり70MPaの高圧で水素を補充すると水素タンクにダメージを与えてしまうので、水素タンク内の圧力に合わせて水素補充を行う圧力制御機構が搭載されている。

 また水素充てん機に不可欠なのが水素を計量する機能だ。ガソリン計量機では、液体であるガソリンの容積を使って計量する。これに対して、燃料電池車で使う水素ガスは気体なので容積で計量するのは難しい。このため、重量を使って計量を行っている。タツノの水素充てん機には、1分当たりに流れる水素ガスの重量を示す「kg/min」と、補充したトータルの水素ガス重量を示す「kg」、水素ガスの温度を示す「℃」という3つの表示がある。kg/minとkgの表示は小数点3桁まであるが、「実際の運用では、小数点2桁、つまり10g単位で計量することになると思う」(説明員)という。

 なお、燃料電池車への水素補充時間は、3分間で5kgとなっている。一般的な燃料電池車は、水素ガスを5kg使って500km以上走行できるとされている。

 現在、タツノの水素充てん機は、ガソリンスタンド「Dr. Drive海老名中央店」(神奈川県海老名市)に設置されている水素ステーションに用いられている。今後は、水素ステーション需要に対応するためにコスト削減を進める考えだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141022-00000047-it_monoist-ind
※写真あり

2014/10/22 <水素ステーション>九州初の商用施設 岩谷産業 北九州(毎日新聞)

 岩谷産業は22日、燃料電池車(FCV)に水素を供給する九州初の商用水素ステーションを、北九州市小倉北区高浜に開設した。トヨタ自動車は2014年度内にFCV「ミライ」の発売を予定しており、一般ユーザーに水素を供給する。市販価格は未定だが、ガソリン並みに設定する方針。

 水素充填(じゅうてん)装置1基を備え、1台当たり3分間のフル充填で約500キロの走行が可能だという。佐賀市の工場で製造した圧縮水素を貯蔵し、1時間当たり6台分に相当する340N立方メートル(標準状態)を供給できる。敷地面積約530平方メートルで、整備費約5億円。

 記念式典で岩谷産業の野村雅男社長は「水素時代が本格的に幕開けを迎えた。安全、安定的な水素インフラの整備に努力したい」と語った。同社は15年度までに全国20カ所で水素ステーションを整備する計画。

 国内の商用ステーションは兵庫県尼崎市に次いで2カ所目。福岡県は、産学官連携の「福岡水素エネルギー戦略会議」を核にした国内水素研究の先進地で、8月には官民でFCV普及と水素ステーションの整備促進を目指す「ふくおかFCVクラブ」を設立した。岩谷産業は、北九州市の水素タウン実証研究にも参加しており、初の商用ステーションを同市に設置した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141022-00000107-mai-bus_all

■海外ニュース
□□□───────────────────────────
<燃料/貯蔵>
●カリフォルニア州立大学に新しい水素ステーションが開設(2014年05月23日)

 ロサンゼルス(Los Angeles)にあるカリフォルニア州立大学(California State University)の工学、コンピュータ・サイエンス、技術の各学部は正式に、水素研究・供給施設を開設した。そして今、大学が運営する米国で最大の水素プラントとなっている。資金援助は、カリフォルニア州大気資源局(California Air Resources Board)、エネルギー省(DOE)、南岸大気管理局(South Coast Air Quality Management District)、モバイル源大気汚染削減検討委員会(Mobile Sources Air Pollution Reduction Review Committee)、アーマンソン財団(Ahmanson Foundation)、南カリフォルニア自動車クラブ(Automobile Club of Southern California)が行った。ハイドロジェニックス社(Hydrogenics)は、一日当たり65kgの水素を提供するために、同社の電解槽「ハイスタット30(HySTAT-30)」を一基設置した。4つの主要な州間幹線道路(5、10、60そして710)のジャンクションの近くのステーションの場所は、その地域で燃料電池自動車を助ける重要な地点となるだろう。
http://www.hydrogenics.com/about-the-company/news-updates/2014/05/23/southern-california-gets-one-more-hydrogen-fueling-station-with-hydrogenics-technology

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□───────────────────────────
☆第7回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー(FC懇談会第37回例会)【再掲】テーマ:触媒技術を持ち寄って新しい一歩を踏み出そう
【趣旨概要】

 触媒学会の燃料電池関連触媒研究会は燃料電池に関連する触媒を対象としています。この研究会では高活性/高耐久性触媒、触媒の低コスト化を含めた合成法、触媒の反応機構と基礎物性、評価/解析法等、燃料電池用触媒に関する学術情報交換を行っています。本シンポジウム&宿泊セミナーはFCDIC電極/界面研究部会とFC懇談会との共催で、PEFC用電極触媒に関する最近の研究開発状況と今後の展開について講演頂くと同時に、ナイトセッションで参加者が親しく討論します。

 2014年度はFCVの元年、第7回となる本セミナーでは、PEFCの高性能化と低コスト化の鍵を担う酸素還元反応触媒を中心に構成しました。なお、ポスターセッションは電極触媒に限定せず、燃料電池関連の触媒を広く募集します。学生の方には優秀ポスター賞を用意しておりますので、奮ってご参加ください。
◇日 時:10月24日(金)13:00?10月25日(土)12:00
◇会 場:(公財)加藤山崎教育基金軽井沢研修所

      〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉(大日向) 5607

      TEL:0267-45-5315  http://www.kato-karuizawa.jp/
◇内 容
●一日目 10月24日(金)
セッション1:招待講演
13:10〜14:10 固体高分子形燃料電池用Pt合金触媒の開発(山梨大学 矢野 啓先生)
14:10〜15:10 固体高分子形燃料電池用超格子白金合金触媒およびカーボンフリー多孔性ナノカプセル触媒層の開発(東京工業大学 山口 猛央先生)
15:30〜16:30 白金ナノ粒子の有機化合物による表面修飾:燃料電池カソード触媒のモデル材料として(静岡大学 宮林 恵子先生)
16:30〜17:30 黒鉛化カーボン表面への触媒金属の高分散担持技術の検討(トヨタ自動車 永見 哲夫氏)
17:30〜18:30 コア/シェル触媒はPt/C触媒を代替するか?(同志社大学 大門 英夫先生)セッション2:(ナイトセッション) ポスター展示
19:30〜 ポスターセッション&自由討議(懇親会)
●二日目 10月25日(土)
セッション3:招待講演、総合討議
8:30〜9:30 カーボン系非白金カソード触媒の研究動向(東工大 難波江 裕太先生)
9:30〜10:30 4・5族遷移金属酸化物をベースとした非貴金属酸化物系カソードの開発(横浜国立大学 石原 顕光先生)
10:40〜11:40 有機ハイドライドによる水素の大量貯蔵・輸送システム(SPERA 水素システム)(千代田化工建設株式会社 今川 健一氏)
◇参加申し込み締め切り:10月10日(金)
◇ポスター発表申し込みと発表要旨の締め切り:10月18日(金)

  A4用紙1枚にフリーフォーマットでタイトルと所属を明記の上、下記西村までメール
  で送付してください。
◇参加費:一般会員 15,000円、一般非会員18,000円、学生4,000円

  宿泊費:7,000円 (夕食・朝食込み)。タオル洗面用具を持参ください。
◇参加申し込み/問合せ先:同志社大学 西村宛て。

  氏名、所属、連絡先 (住所、電話、メールアドレス)、宿泊の有無およびポスター発

  表の有無を明記の上、下記西村までメールでお申し込みください。

    同志社大学 西村メールアドレス:jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp
          西村電話番号:0774-65-6589
<シンポジウム&宿泊セミナー準備委員会>
燃料電池関連触媒研究会世話人有志、FCDIC電極/界面研究部会、FC懇談会世話人有志
◇主 催:触媒学会燃料電池関連触媒研究会、(一社)燃料電池開発情報センター (FCDIC)、FC懇談会
◇協 賛:(一社)触媒学会、表面科学会、(一財)大阪科学技術センター(調整中を含む)

☆燃料電池セミナー in 大阪【再掲】

 今般、経済産業省資源エネルギー庁は、燃料電池セミナーin大阪を開催いたします。本セミナーは、水素・燃料電池分野の専門家を講師としてお招きし、政策・FCV・水素ステーション・エネファームに関する最新の情報を提供し、当該分野への参入および普及促進に資することを目的としています。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
◇日 時:11月6日(木)13:00?16:20
◇場 所:マイドームおおさか 2階 展示ホールB (2階ホール前:06?6947?4302)
◇参加費:無料
◇定 員:200名
◇プログラム

  詳細→ http://www.ostec.or.jp/data/news_ostec/FCseminarosaka.pdf(1)講演「水素社会の実現に向けたNEDOの取り組み」

    大平英二氏((独)新エネルギー・産業技術総合開発機構 新エネルギー部 燃料電池・水素グループ 主任研究員)
(2)講演「Hondaにおける燃料電池電気自動車開発と普及に向けて」

    守谷隆史氏((株)本田技研研究所 四輪R&Dセンター 第5技術開発室 上席研究員)
(3)講演「水素ステーションの現状と低コスト化への取り組み」

     片岡稔治氏(大陽日酸(株) 開発・エンジニアリング本部 プロジェクト推進統括部 水素ステーションプロジェクトマネージャー)
(4)講演「エネファームの現状と原価低減の取り組み」
      坂本和教氏(アイシン精機 エネルギー技術部 主査)
(5)講演「水素ステーション、エネファーム関連部品に係るビジネスマッチング 個別相談のご紹介」

     田島収((一財)大阪科学技術センター 技術振興部 コーディネーター)
◇締め切り:11月5日(水)12時まで
◇申し込み先:メールの件名を「燃料電池セミナーin大阪 参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、大阪科学技術センター事務局(E-mail; ostec01@ostec.or.jp )へ直接お申込みください。
◇お問い合わせ:一般財団法人大阪科学技術センター 技術振興部内
  燃料電池セミナー 事務局(担当:大原・増山・新見)
   TEL:06-6443-5323 FAX:06-6443-5319
   メールアドレス:ostec01@ostec.or.jp 
◇主 催:経済産業省資源エネルギー庁

───────────────────────────────────

■メルマガ「燃料電池ワールド」
 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO pemdream
  連絡先:http://pemdream.com/index.php?contact%20us

 □解除を希望される方は、利用されている「まぐまぐ」または「melma!」のどちらかで解除の手続きを行ってください。pemdreamでの代行はできません。
 まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065319.html
 melma! http://melma.com/backnumber_39824/
□マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)


**H2**

<前の号 次の号>

TAKAGI-1