燃料電池ワールド Vol.1632 (2014/05/01 10:37)

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□燃料電池ワールド Vol.1632
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■2014年05月01日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■世界のヘッドライン(04月22日)
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2014/04/22 「輸送と環境のためのセンター」、バーミンガムに燃料電池バスを配送

〔訳注〕アラバマ州ジェファーソン郡(Jefferson County)バーミンガム(Birmingham)の公共交通「マックス社(Metro Area Express:MAX)」に無排気のバスが送られたと発表することに、「輸送と環境のためのセンター(Center for Transportation and the Environment:CTE)」はわくわくしている。マックス社は今後2年間、圧縮天然ガス(CNG)とディーゼルのバス艦隊と一緒にこの新しい燃料電池バスを運行する。この試運転は、連邦運輸機構(Federal Transit Administration:FTA)の資金が提供されるナショナル燃料電池バス計画(National Fuel Cell Bus Program:NFCBP)で可能になった。加えて連邦運輸機構の初期サポートは、バーミンガムのアラバマ大学(University of Alabama)が管理した。バスにはバラード社(Ballard)の76kW級燃料電池が搭載され、アラバマ大学の構内には米国エア・リキード社(Air Liquide Industrial U.S. LP:Air Liquide)によって350バールの水素充てんステーションが設置された。国立再生可能エネルギー研究所(National Renewable Energy Laboratory)は米国内の他の燃料電池バス実証プログラムとともに、このプロジェクト全体を評価する。

2014/04/22 サフセル社、新しい軽量材料革新コンソーシアムに参加する

〔訳注〕カリフォルニア州パサデナ(Pasadena)に拠点を持つノルウェーのサフセル社(SAFCell, Inc)は、オバマ政権の製造業再生政策の一環として設立された新しい機関、米国軽量材料製造技術革新研究所(American Lightweight Materials Manufacturing Innovation Institute:ALMMII)に参加する。これは、アルミニウムやステンレス鋼のような材料を新しく開発する軽量金属製造業を立ち上げるもの。サフセル社は国防総省(Department of Defense)によって、エジソン溶接研究所(EWI:Edison Welding Institute)やミシガン大学(University of Michigan)、オハイオ州立大学(Ohio State University)とともに選ばれた。
2014/04/22 コロラド州立大学で水素ハイブリッド車を学ぶ高校生

〔訳注〕コロラド州立大学(Colorado State University)工学部の学生が、ナショナル・エコカー2コンペ(national EcoCAR 2 competition)と代替燃料自動車および技術について、同州グリーリー(Greeley)のノースリッジ高校(Northridge High School)の学生に教えるために、「北部コロラド州クリーン都市(Northern Colorado Clean Cities)」と提携している。大学生の派遣は4月24日に行われる。

2014/04/22 水素フューチャー社、ヒドラ・フュエルセル社の完全買収を完了

〔訳注〕水素フューチャー社(Hydrogen Future Corporation:HFCO)は、アメリカン・セキュリティ・リソース社(American Security Resources Corporation)の完全子会社であったヒドラ・フュエルセル社(Hydra Fuel Cell Corporation)の買収を終了したという記事。この経過は3月18、19日付けの記事にも載っている。

2014/04/22 小さな折り紙の箱は、水素エネルギー貯蔵のために大きな約束をする

〔訳注〕3月13日付けのメリーランド大学ナノセンター(University of Maryland Nanocenter)の記事の再論

■04月30日のWEB LINK NEWS
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2014/04/30 世界が注目! 水素エネルギー新市場【1】(プレジデント)

 10年後、5兆円市場に成長が見込まれるのが、「水素」ビジネスだ。世界のエネルギーが大きく変わる可能性もある! 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140430-00012407-president-bus_all&p=1(注)本文が長いため引用ができません。【1】は↑

2014/04/30 世界が注目! 水素エネルギー新市場【2】(プレジデント)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140430-00012410-president-bus_all(注)本文が長いため引用ができません。【2】は↑

2014/04/30 <TOTO>4期連続の増収 増税前の駆け込み需要で(毎日新聞)

 15年3月期は、反動減を見込み、売上高5440億円、経常利益379億円、最終利益223億円の減収減益と予想している。また、燃料電池向けのセラミック製発電セルの製造・開発を加速し、家庭用商品への搭載により、期中に事業化を目指すことを明らかにした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140430-00000097-mai-bus_all

■海外ニュース
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<定置用電源>
●ラーマー・フーズ社、ブルーム社の燃料電池を導入(2013年11月12日)

 ラーマー・フーズ社(Ramar Foods)は、カリフォルニア州ピッツバーグ(Pittsburg)の製造工場にブルーム・エナジー社の200kW級燃料電池を設置した。この燃料電池は、食品製造工場の電力需要の65%を提供し、ラーマー・フーズ社は月間電力コストを少なくとも1万5000ドル浮かすことを期待している。
http://www.prnewswire.com/news-releases/ramar-foods-installs-clean-energy-fuel-cell-technology-to-power-facility-231549241.html

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