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□燃料電池ワールド Vol.1617
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■2014年04月09日発行
◆燃料電池NPO pemdream
■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー戦略会議 平成26年度製品開発支援事業 公募【再掲】
福岡水素エネルギー戦略会議では、水素エネルギー関連技術の向上を図り、水素エネルギー産業の育成・集積を図る目的で、福岡水素エネルギー戦略会議会員が行う製品開発の支援事業を募集しています。ぜひ、奮ってご応募ください。
※福岡水素エネルギー戦略会議には申込だけで加入できます(年会費等は必要ありません)。
1、公募対象事業
1)可能性調査枠
・助成対象:革新的なシーズ技術に対し、市場調査、ニーズ調査を含む事業化可能性の検討に対し助成を行う。
・助成額:500万円以内(採択決定時?平成26年度末)
・助成期間:1年間
・採択件数:1?2件程度
2)事業化研究枠
・助成対象:事業化が期待される課題について本格的な研究開発を行うための助成。
・助成額:1000万円/年 以内
・助成期間:3年以内(採択決定時?最長平成28年度末)
・採択件数:1件程度
2、公募要領・提案書様式
1)公募要領
2)提案書様式
様式1:提案書、様式2:プロジェクト概要書、様式3:提案書必要書類チェックシート
※公募要領・提案書様式は福岡水素エネルギー戦略会議のHPからダウンロードしてください。http://www.f-suiso.jp/info/8608.html
3、提案書 受付期間
4月1日(火)?4月30日(水)(午後5時必着)
4、採択時期
6月下旬頃(予定)
○問い合わせ先・連絡先
福岡県商工部新産業振興課 担当:黒水(くろみず)
〒812-8577 福岡市博多区東公園7?7
TEL 092-643-3448、FAX 092-643-3421
E-mail info@f-suiso.jp
URL http://www.f-suiso.jp
■世界のヘッドライン(04月03日)
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2014/04/03 ヒュンダイ自動車、水素駆動自動車の燃料でヨーロッパ・イニシアティブのパートナーに
〔訳注〕これまでで最大の全ヨーロッパ燃料電池自動車プロジェクト(pan-European fuel-cell passenger car project)の一環としてヒュンダイ自動車(Hyundai Motor)は、75台の水素駆動燃料電池自動車「ix35」を提供する目的を持っている。ヨーロッパ燃料電池水素共同事業機構(European Fuel Cells and Hydrogen Joint Undertaking)によって資金が提供される「革新的な自動車のための水素(Hydrogen For Innovative Vehicles:HyFIVE)」プロジェクトではこれまでに、ボルツァーノ(Bolzano)やコペンハーゲン(Copenhagen)、インスブルック(Innsbruck)、ロンドン(London)、ミュンヘン(Munich)、シュトゥットガルト(Stuttgart)で配送が行われた。数百万ユーロのHyFIVEプロジェクトは、大ロンドン庁(Greater London Authority)によって管理されていて、パートナーにはBMWやダイムラー(Daimler)、ホンダ(Honda)、トヨタ(Toyota)などの自動車メーカーと、エア・リキード社(Air Products)やコペンハーゲン水素ネットワーク(Copenhagen Hydrogen Network)、ITMパワー社(ITM Power)、リンデ社(Linde)、オーエムヴイ社(OMV)などの産業用ガス会社、その他に複数のエネルギー・コンサルタント会社(energy consultancies)とヨーロッパ燃料電池水素共同事業機構が参加している。このプロジェクトではヒュンダイの75台を含む合計110台の燃料電池自動車が提供される予定である。
2014/04/03 世界のリーダーが水素自動車の実行可能性を実証するために3100万ユーロの計画に署名
〔訳注〕国際的な「革新的な自動車のための水素(Hydrogen For Innovative Vehicles:HyFIVE)」プロジェクトは、水素燃料電池技術を開拓する。ヨーロッパ全域でドライバーのために水素自動車を実行可能で環境に優しい選択とするために4月3日、先駆的な3100万ポンドの契約が実施された。このHyFIVEプロジェクトの内容及び参加者はこの上のヒュンダイの記事に載っている。そして、車の台数に加えて新しい燃料ステーションが6カ所、事業化される。それは、デンマーク(Denmark)とスウェーデン(Sweden)、ドイツ(Germany)、オーストリア(Austria)、イタリア(Italy)、ロンドン(London)で、2015年までに運用される。
2014/04/03 プラグパワー社、社内に革新的な燃料電池スタック技術を持ち込むリライオン社を取得
〔訳注〕プラグパワー社(Plug Power Inc.)は4月3日、ワシントン州に拠点を置くリライオン社(ReliOn Inc.)の資産を取得した。資産の取得には、プラグパワー社の普通株式で約400万ドルを支払った。プラグパワー社は現在、150以上の米国特許の知的財産を所有しているが、この買収であらたに34の追加の米国の燃料電池特許が加わる。
2014/04/03 ITMパワー社、ロンドンで3カ所の燃料補給ステーションを供給するために280万ポンドの契約を発表
〔訳注〕本日のHyFIVEプロジェクトに関する記事に加えてロンドンでは、ITMパワー社(ITM Power)がロンドンオフィスの市長と、HyFIVEプロジェクトのもとで新たに3カ所の燃料補給ステーションを供給する契約を交わした。
2014/04/03 SAE世界大会の期間中に行われるSAEインターナショナルのAWIM国際燃料電池コンペに参加するデトロイト地域の学生
〔訳注〕米自動車技術者協会(SAE)の年次総会と展示会が行われる世界大会(SAE World Congress)の4月10日、第4回AWIM国際燃料電池コンペ(AWIM(A World In Motion) International Fuel Cell Competition)が開かれる。これにデトロイト地域の11校の高校生が参加するという記事。この世界大会はSAEインターナショナル(SAE International)が主催し、GM財団(GM Foundation)が資金を出している。
■04月08日のWEB LINK NEWS
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2014/04/08 東芝など、家庭用蓄電システム「エネグーン」の新製品2モデルを販売(SUUMOジャーナル)
スマートメータの本格導入、太陽光発電・蓄電池・燃料電池を連動させて自動制御するスマートホーム、電気自動車と連携したソリューションの展開など、ホームソリューション市場の拡大が期待される中、新製品も各種ホームソリューション関連機器とともに販売することで、よりエコで快適なライフスタイルの提案を行っていく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140408-00060758-suumoj-life
2014/04/08 伊藤忠都市開発、東京中野区の戸建てでエネファーム初採用(住宅新報)
伊藤忠都市開発(東京都港区)が4月12日、東京都中野区で開発を進めている戸建て住宅「クレヴィアコート中野鷺ノ宮」(総区画数7区画)の販売を始める。東京ガスのエネファームを初採用したもの。ガスを燃料に自宅で発電すると同時にお湯を作る同システムで年間約5万?6万円分光熱費を削減する。併せて、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)を採用。エネルギーの見える化などを通じて、居住者の節電を後押しする。
中野区鷺ノ宮5丁目546の27に立地する。西武新宿線鷺ノ宮駅徒歩12分だ。木造2階建て。敷地面積は90?107平方メートル。延床面積は88?103平方メートル。竣工は4月中旬。価格は6000万円台前半が中心だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140408-00000004-jsn-ind
■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●EADSコンポゼッツ・アキテーヌ社、水素タンクの認証を達成(2013年10月)
エア・リキード社(Air Liquid)が率いる技術開発プロジェクト「ホライゾン水素エネルギー(Horizon Hydrogen Energies:H2E)」プログラムの一環として、エアバス・グループの子会社EADSコンポゼッツ・アキテーヌ社(EADS Composites Aquitaine)は、非常に高い圧力で水素ガスを200kWhまで貯蔵し、輸送するように設計された複合材料で作られた143リッターのタンクの認証を達成した。このH2Eプログラムには、フランスとヨーロッパで持続可能で競争力のある水素エネルギー活動の開発を目的とする19の官民のパートナーが参加している。
http://www.sogermagroup.eads.net/
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