燃料電池ワールド Vol.1570 (2014/01/30 10:32)

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□燃料電池ワールド Vol.1570
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■2014年01月30日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

※PEMDREAMニュース
【再掲】「燃料電池の夢」サイト「PEMDREAMニュース」に24日、「東京都知事選挙と『東京原発』(下)」を載せました。http://pemdream.com/index.php?QBlog-20140124-1

■世界のヘッドライン(01月28日)
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2014/01/28 配信はありません。

■01月29日のWEB LINK NEWS
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2014/01/29 公人の「右傾化」と「感情的反中」が真の国益を損なっている! 中国自動車市場で苦闘する日本企業の現実/井上 久男(現代ビジネス)
*** 尖閣問題以後止まった中小部品メーカー進出の動き ***

 日本の基幹産業は自動車である。多くの雇用を生み出している。将来的にも自動運転や電気自動車、燃料電池車などの新しいモビリティの分野では他産業との連携も進み、当面は日本の経済を支える産業であることに間違いない。マザー市場である国内は少子高齢化によって安い軽自動車が中心になっており、台数や利益を稼ぐには、中国と米国で事業規模を維持発展させていくことが求められるのは明白だ。

 しかし、日中の政治関係が冷えていることで、日本車は大きな不利益を被った。「欧米勢と互角に戦える状態に戻ってきたのに、靖国参拝が消費者の心理的な面で影響する可能性もある」と日本の部品メーカー幹部は指摘する。政治関係の険悪化は経済活動に心理的なストレスも与える。

 特に日中関係の険悪化が大きな影響を与えるのは部品産業だ。多層的な下請構造になっている自動車産業は、中小零細企業も積極的に海外展開する流れができつつあった。

 それは国内に留まっていても仕事量が減るばかりで増えないからであった。海外に打って出ることで、富を稼ぎ、それを日本に持ち帰り、次世代のものづくりに活用していく戦略でもあった。海外製の日本車でも高品質であるのは、こうした多層的な下請け企業が自動車メーカーと同時に海外展開して現地での高品質の部品調達を支えているからでもある。

 しかし、情報収集力が弱く、資金力にも限界がある中小零細企業は、日中の政治関係の険悪化を「政治リスク」と捉えて、中国への投資から腰が引けはじめている。この結果、安くて現地のユーザーが求める水準に合った自動車づくりで日本メーカーは後れを取り始めている。販売量で欧米勢に大きな差を付けられている主な理由はそこにある。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140129-00000001-gendaibiz-bus_all

2014/01/29 神戸製鋼、東京ガスの燃料自動車用水素ステーション向け圧縮機などを受注(マイナビニュース)

 神戸製鋼所は1月28日、次世代自動車振興センターが公募を行い、第一期の商用水素ステーションとして決定した東京ガスの「練馬水素ステーション(仮称)」向けに、主要機器である高圧水素圧縮機「HyAC」およびマイクロチャネル熱交換器「DCHE」を受注し、2014年に納入する予定であることを発表した。

 同水素ステーション用高圧水素圧縮機は2012年度に開発を完了し、これまでに実証試験用水素ステーション向けに2台の納入実績がある。今回の採用決定は、その納入実績が評価されたものだという。

 また、圧縮機には冷却用として熱交換器が必要となるが、従来はコンパクトなものがなかったため、熱交換器だけで大きなスペースを占め、水素ステーションの省スペース化の課題となっていたが、今回採用されたDCHEは、従来品比で同等性能を実現しながら設置サイズを1/30?1/100までコンパクト化することを可能とした。また、同ステーションに納入されるディスペンサーに搭載される熱交換器にも、ディスペンサーメーカーと共同で開発したタイプのDCHEが同時に採用される見込みだという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140129-00000032-mycomj-sci
※図あり

2014/01/29 素朴な疑問。東京都知事が「原発ゼロ」を実現できるのか?(週プレNEWS)

 この疑問について、原発政策に精通する現役キャリア官僚にして18万部突破のベストセラー『原発ホワイトアウト』(講談社)の著者でもある若杉冽氏が解説してくれた。「東京都は日本で一番電力を消費しているのですから、東京が脱原発を進めれば、国の原発行政に絶大な影響を与えられるのです」
 その方法とは? 若杉氏が脱原発への道筋を語る。
「まず、細川さんが当選したあかつきには、ぜひとも原子力発電に課税していただきたい。電力は、原子力、火力、太陽光など、由来ごとの比率がはっきりとわかります。ですから原子力に由来する分にだけ課税するのです。そしてその財源を、太陽光発電パネルなど、新エネルギー整備の補助金に充てる。太陽光のほかにも、都市ガスを使った家庭用の燃料電池などは一戸当たり250万円くらいです。それらに対して補助金を出せば一気に普及するでしょう」

 つまり、課税による財源確保で原子力発電から新エネルギーへの転換を図るということ。「電力会社はすべての家の屋根に太陽光発電パネルがつき、燃料電池が普及し、各家庭が発電所になってしまうことを何よりも恐れています。民には発電させず、すべて独占で発電して供給するのが彼らのビジネスモデルですから。さらに、都道府県が公営で発電所を持つのも有効です。猪瀬さんも東京ガスと組んで都が火力発電所を持つ構想を考えていました」(若杉氏)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140129-00024658-playboyz-pol

■海外ニュース
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<報告書/市場調査>
●燃料電池業界レビュー2013(2013年10月)

 「フュエルセル・トゥデイ(Fuel Cell Today)」は新レポート「燃料電池業界レビュー2013(Fuel Cell Industry Review 2013)」を発表した。これによると、2013年に世界に出荷が予測される燃料電池は6万6800ユニットに達し、2012年と比較して46%の成長を示している。レポートは無料でダウンロードできる。↓
http://www.fuelcelltoday.com/analysis/industry-review/2013/the-industry-review-2013

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆燃料電池関連ビジネスマッチング2/13(木)in名古屋【再掲】
「家庭用燃料電池の補機類部品ならびに水素ステーション関連部品に係るビジネスマッチングのための説明会・個別相談会」

 (一財)大阪科学技術センターでは経済産業省資源エネルギー庁の委託を受け、「エネファーム周辺機器(補機類)」、「水素ステーション機器」について、家庭用燃料電池(エネファーム)メーカ、水素ステーションエンジニアリングメーカ等と新規参入に意欲のある企業とのビジネスマッチングを図るための、説明会及び相談会を下記のとおり開催いたします。
◇日 時:2月13日(木) 13:30?17:00
◇場 所:名古屋商工会議所 3階 第5会議室 (名古屋市中区栄2-10-19)
◇対 象:共通仕様リスト(HPからご確認下さい)に記載されている製品群の仕様に対し、新規参入に意欲がある企業
参加ニーズ企業:

 ・エネファーム=アイシン精機(株)、東芝燃料電池システム(株)、パナソニック(株)、JX日鉱日石エネルギー(株)
・ 水素ステーション=大陽日酸(株)、岩谷産業(株)、日本エア・リキード(株)(エ
・ ンジニアリングメーカ)、(株)キッツ、アズビル(株)(弁、バルブ部品)
◇内 容:第1部 説明会 13:30?14:30

  ・ニーズ説明 永田裕二氏(東芝燃料電池システム(株)取締役)

  ・ニーズ説明 今村等氏(大陽日酸(株)水素プロジェクト部部長)

         渡辺統氏((株)キッツ CLESTECPROJECTサブリーダー)
  ・質疑応答

 第2部 個別相談会 14:40?17:00 (1社25分程度)
◇詳細・参加申込: http://www.ostec.or.jp/data/news_ostec/20131217-1.html
◇事務局:(一財)大阪科学技術センター 技術振興部 大原、増山、水野

   e-mail: ostec01@ostec.or.jp  TEL:06-6443-5340 FAX:06-6443-5319

☆第5回 創・蓄・省エネフォーラム【再掲】

 今回は、今後のエネルギーベストミックスを念頭に、新たな提携・連携先の発掘等を支援し、エネルギー及び環境関連産業の更なる振興を図る目的で、燃料電池及び水素エネルギーに関わる材料面における技術開発状況と燃料電池システムの導入・普及促進の状況や、産業機器向けリチウムイオン電池製品の開発状況及びその安全性・特性評価方法について、企業及び学術団体の専門家をお招きしご講演いただきます。講演者との情報交流の場も設けておりますので、是非自社の製品開発などにご活用ください。
◇日 時:2月19日(水)13:30?17:30
◇場 所:サン・エールさがみはら2階 第1研修室 http://sunyell-sagamihara.jp/
◇内 容:
13:40〜14:50 「産業用機器向けリチウムイオン電池製品の開発、および各種性能評価」

 有馬理仁氏(大和製罐株式会社技術管理部新規事業室グループリーダー)
14:50〜15:05 神奈川県より事業紹介
15:15〜15:55 「燃料電池の魅力とその普及に向けた燃料電池開発情報センターの取組」
 吉武優氏(燃料電池開発情報センター常任理事)
16:00〜17:00 「材料が切り開くこれからの燃料電池と水素社会」

 太田健一郎氏(横浜国立大学グリーン水素研究センター特任教授、燃料電池開発情報センター代表)   
◇参加費:無料
◇定 員:80名
【お申し込みはこちらから↓】
参加ご希望の方は、「会社名:、氏名:、メールアドレス:、連絡先電話番号:」を記載して、kankyou@sic-sagamihara.jp までお申し込みください。
または、以下のサイトより申込書(WORD)をダウンロードし内容を明記の上、
http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20140219.html
同じくメールで、kankyou@sic-sagamihara.jp までお申し込みください。
◇主催者:(株)さがみはら産業創造センター
◇協力:神奈川県

☆FC EXPO 2014?第10回[国際]水素・燃料電池展?【再掲】
◇会 期:2月26日(水)?28日(金)
◇会 場:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン 株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)
◇併催企画:FC EXPO 専門技術セミナー

 [水素・燃料電池] 研究発表大会 ?FC アカデミック フォーラム?
◇詳細は、http://www.fcexpo.jp/About/Outline/

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