燃料電池ワールド Vol.1537 (2013/12/05 08:43)

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□燃料電池ワールド Vol.1537
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■2013年12月05日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

※PEMDREAMニュース【すべて再掲】
【世界のニュースサイト】PEMDREAM3番目のサイト「世界の燃料電池ニュース」を始めました。「燃料電池の夢サイト/今日もどこかで」で扱っていたニュースはこちらに移動しましたが、「燃料電池の夢サイト」でも「今日もどこかで・目次」からアクセスできます。http://www.fcnewsworld.com/
【燃料電池の夢サイト/PEMDREAMニュース】 12月01日に「経産省「燃料電池セミナー in 東京」報告」を載せました。
http://pemdream.com/index.php?FrontPage
【燃料電池を語る会忘年会】どなたでも参加は自由ですので、どうぞ。
○日時:12月7日(土)午後4時ごろから
○場所:養老の滝 新橋烏森口店(新橋駅烏森口脇のガード下の店)

  http://www.yoronotaki.co.jp/seach/detail.php?fid=1&cno=2691
○会費:4000円(当日徴収)
○問い合わせなどは、080-5389-3435 坂本まで

■燃料電池関連イベント
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☆第19回寺子屋式燃料電池講習会【再掲】

 2015年の FCV一般への販売開始にむけて、水素ステーションの100カ所設置等、水素社会は目の前に迫っており、再生可能エネルギーなどが話題になるとともに燃料電池への期待がますます高まっています。”でも、水素って安全なの? 何となく分かりにくい ”、”燃料電池ってどんなもの?見て見たい!”、”白金触媒ってとても高いと言われているけどどんなもの“、”燃料電池自動車(FCV)の中に使用している固体高分子電解質膜てどんなもの?“、”水素は入手できるの?“などなど、色々な疑問をお持ちの方も多いと思います。今年は、以下のように基礎編を実際の材料や燃料電池スタックを見ながら、分かりやすい講演と水素の講義で、お答えします。燃料電池関連の部署に配属になった方、燃料電池を基礎から知りたい方、実際に燃料電池を見てみたい方、お申し込みをお待ちしております。
◇日 時:12月11日(水)13:00?17:10
◇場 所:中央大学 駿河台記念館(千代田区神田駿河台3-11-5 Tel:03-3292-3111)
◇スケジュール
 13:10?15:10 基礎編:
   神谷信行氏(横国大理工スーパーバイザー)

 15:40?16:40 講義:「自動車用エネルギーとしての水素と水素ステーションについて」

   北中正宣氏(水素供給・利用技術研究組合技術本部技術本部長)
 16:40?17:10 総合質問
◇定 員:35名前後(定員になり次第締め切り)
◇参加費:会員:?10,000 非会員:?20,000 学生:?5,000
◇申込方法:http://www.fcdic.com/ja/terakoya/19terakoya.pdf
 の申込書をプリントして記入の上、FAXにて申し込み下さい。
 FAXが到着次第、請求書を送ります。
◇問い合せ先:燃料電池開発情報センター(FCDIC)松田/塩澤
  e-mail:fc-seminar@fcdic.jp
  Tel:03-6206-0231 Fax:03-6206-0232

■12月04日のWEB LINK NEWS
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2013/12/04 【東京モーターショー13】ダイハツ FC 凸 DECK…オリジナルの貴金属フリー燃料電池を搭載[詳細画像](レスポンス)

 ダイハツは、貴金属フリーの液体燃料電池を搭載したFCV(燃料電池車)『FC 凸 DECK』を東京モーターショー13に出展した。

 『FC 凸 DECK』最大の特徴は、他の多くのFCVと違い燃料に「Clean N2 Fuel」と呼ばれる水加ヒドラジンを用いることにより、貴金属フリーの液体燃料電池を搭載している点である。

 この発電システムはダイハツが独自開発したもので、コンパクト、シンプル、低コストを追求している。またボトル交換式の燃料補給方法により、燃料に直接触れず安全に交換が行え、非常時には電力を供給することも可能。

 FC 凸 DECKは、全長3395×全幅1475×1985mm、ホイールベース2445mmで軽自動車規格に収まるサイズとなっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131204-00000061-rps-ind
※写真あり

2013/12/04 東芝が電力小売事業に来年3月参入、独不動産大手と太陽光で=関係筋(ロイター)
[東京 4日 ロイター] -東芝は来年3月からドイツで電力小売事業を開始する。独不動産大手ガグファ<GFJG.DE>の保有する賃貸アパートに自社の太陽光発電システムを設置し、入居者に電力を販売する計画。東芝が家庭向け売電事業を手掛けるのは初めて。複数の関係筋が明らかにした。

 ドイツは、一昨年3月に起きた東京電力福島第1原子力発電所の事故以降、脱原発を進めるため、太陽光や風力など環境に優しい再生可能エネルギーの利用を促している。ただ、関連施設や送電網の整備などには巨額なコストがかかることから、家庭用の電気料金は年々上昇傾向にあり、いかに抑制するかが課題となっている。

 東芝の計画によると、ガグファが保有するアパートの屋上に太陽光パネルを設置、発電した電力を居住者に提供する。居住者は配電事業者から購入するよりも安く電力を使うことができ、ガグファも入居者を確保しやすくなるため、相互にメリットがある。太陽光発電の設置費用は投資家が負担することから、賃料への上乗せもない。悪天候や夜間などで太陽光による発電が不足する場合は、東芝が配電事業者から電力を購入して居住者に提供する。

 ガグファがドイツ国内で展開する賃貸アパートは約14万5000世帯。計画では、東芝が2014年3月にドイツ南部のオストフィルデン市とフィーリンゲン・シュヴェニンゲン市で事業を開始。1kWhあたりの電気料金を配電事業者より12%程度安く設定し、約700世帯との契約を見込む。その後3年間で契約を約7―8万世帯に拡大、100メガワット(MW)超の規模となる太陽光発電のシステム構築で約150―200億円、売電で約40億円の売り上げを目指す。
<太陽光を足がかりにCEMSにまで拡大>

 東芝はドイツでの電力小売りビジネスを太陽光パネルだけでなく、蓄電池、スマートメーター(次世代電力計)なども一括して扱い、将来的に地域単位でのコミュニティーエネルギーマネジメントシステム(CEMS)事業の展開へと発展させたい考えだ。同社は電力系統安定化など再生エネの普及に必要な技術を持っており、そうした技術力と信用力を武器に現地の不動産大手との連携が実現した。

 同社はすでにガグファ以外の現地の不動産会社2―3社とも交渉中で、バイエルン州政府やシュツットガルト市などの自治体とも事業の話し合いを進めている。

 発送電分離と電力小売り自由化が実現しているドイツでは、配電事業者が約900社、電力小売業者が150社ほどある。消費者は居住地域でサービスを展開する業者を自由に選ぶことができる。

 再生エネを普及させるため、同国では2000年から電力の固定価格買取制度(FIT)を導入した。太陽光発電については、買取価格を04年に引き上げて以来、徐々に引き下げている。近年特にその下げ幅が大きくなっているため、FITを利用して太陽光発電に出資する投資家にとって、投資回収期間が以前より長くなっている。東芝の事業では、投資家からFITでの買取価格よりも高く電力を購入するため、投資家にとっては回収期間の短縮につながるメリットもあるという。
<アジアへの展開も視野>

 東芝はドイツを皮切りに、イタリアなど欧州各国で事業を広げる一方、FITを導入しているタイ、インドネシア、マレーシアなど電力需要の旺盛な東南アジアでも同様のビジネス展開を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131204-00000004-reut-bus_all

■海外ニュース
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<定置用電源>
●セラミック・フュエルセルズ社、イギリスの学校と企業に資金不要のブルーゲンを提供(2013年07月)

 セラミック・フュエルセルズ社(Ceramic Fuel Cells Limited)は、固定価格買い取り制度(feed in tariff)の収入で資金の供給が十分にできることを考慮に入れて、イギリスの制度に適合している学校と企業に、同社のマイクロコージェネ燃料電池ユニット「ブルーゲン(BlueGEN)」を提供している。
http://www.bluegen.info/freebluegen

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