燃料電池ワールド Vol.1481 (2013/09/12 08:38)

水素チャンネル Home

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□燃料電池ワールド Vol.1481
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■2013年09月12日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://www.fuelcellworld.jp/

■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー戦略会議 平成25年度 研究分科会
【水素燃焼・安全評価に関する研究分科会】
水素エネルギー製品研究試験センター 公開セミナー

 福岡水素エネルギー戦略会議では、水素に関連する様々なテーマをもとに、研究分科会を開催します。各分野の第一線で活躍中の方々を講師としてお招きするとともに、講師や参加者の方々との情報交換の時間も設けていますので、是非、自社の製品開発などにご活用ください。皆様のご参加をお待ちしております。
◇日 時:10月11日(金)13:00?17:00
◇場 所:公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(糸島市富915-1)
◇プログラム:http://www.f-suiso.jp/info/7141.html
◇受講料:無料 *懇親会費 2000円(当日受付にてお支払いください。)
◇定 員:50名≪定員に達し次第、受付を終了します。お申し込みはお早めに≫
◇申込期限:10月7日(月)
◇お申し込みはこちらから↓
  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?  
◇お問い合わせ:福岡水素エネルギー国際研究センター(甲野)

  TEL:092?802?3303 Mail:info@h2.kyushu-u.ac.jp
◇主 催:福岡水素エネルギー戦略会議

☆福岡水素エネルギー人材育成センター【経営者(燃料電池自動車)コース】

 自動車関連企業や水素・燃料電池分野への新規参入を目指すものづくり企業の経営や運営、企画に携わる方々を対象として「経営者(燃料電池自動車)コース」を開催します。

 ・水素とは何か、これまでの自動車と燃料電池自動車は何がちがうのか。
 ・2015年の市場化をきっかけに何が変わるのか。

 2015年の燃料電池自動車市場化に向けた経営判断に役立つ情報収集と人脈作りにお役立てください。水素ビジネスへの参入を目指すみなさまのご参加を心からお待ちしております。
◇開催日程:11月1日(金)12:50〜16:50(交流会18:30まで)
◇会  場:九州大学伊都キャンパス 稲盛財団記念館 1階 稲盛ホールC

       http://suisin.jimu.kyushu-u.ac.jp/info/index.html
◇プログラムの詳細はこちら↓
  http://www.f-suiso.jp/info/7123.html
◇申し込みはホームページから↓

  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20130904203454
◇申し込み:先着順です。お早めにお申し込みください。申込締切:10月23日(水)
◇定  員:40名 (定員に達し次第募集を締め切ります)
◇受 講 料:3,000円/人(名刺交換会 2,000円/人)
◇問合せ先:福岡水素エネルギー戦略会議事務局(担当:中村)

       TEL:092-643-3448 E-mail:info@f-suiso.jp
◇主  催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後  援:(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素エネルギー協会(HESS)、       

      燃料電池開発情報センター(FCDIC)、(財)水素エネルギー製品研究試験セ
      ンター(HyTReC)

■09月11日のWEB LINK NEWS
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2013/09/11 臨海部に水素インフラ、川崎市と千代田化工が国家戦略特区へ提案/神奈川(カナロコ by 神奈川新聞)

 成長戦略の柱として地域を限って大胆に規制を緩める、国が新設した「国家戦略特区」をめぐり、川崎市と千代田化工建設(横浜市西区)は10日、低炭素社会の実現とエネルギー供給の安定化を目指した水素供給インフラの構築などを盛り込んだプロジェクトを国に共同提案した。川崎市臨海部に世界初の商用水素発電所を建設して水素の調達から供給までの仕組みを確立し、全国展開する。最終的にはこのモデルを海外輸出して、日本の経済成長につなげていく。

 両者は6月、水素を使った低炭素社会の実現に向けた連携・協力包括協定を締結。この協定では、これまで困難だった水素の常温・常圧での大量貯蔵・長距離輸送技術の開発に成功した千代田化工が、水素の海外調達から輸送、臨海部の大口需要家への供給まで、一連の水素供給のビジネスモデルを構築。2015年稼働を目指し、商業用水素発電所を建設する。川崎市は整備支援や早期事業化に向けて国や関係機関、他企業との協議・調整の役割を担うとしていた。

 今回の国家戦略特区への提案では、この両者の川崎市臨海部のプロジェクトをモデル化し、各地の工業地帯などへ全国展開するとともに、燃料電池自動車・バス、定置型燃料電池など民生部門への水素の活用なども展開。日本発の海外輸出も目指す。地球環境への貢献と、新たな産業創出につながるとしている。

 提案では、水素発電については国の諸制度が確立していないため、グリーン投資減税への水素発電設備の追加や、水素発電による電力の環境価値の認定、水底トンネルの高圧ガス配管設置基準など規制・制度の改革の要望もしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130911-00000012-kana-l14

2013/09/11 大手自動車、規模拡大競争で進む部品共通化に、部品メーカーが恐々?業界再編の引き金か(Business Journal)

 トヨタは、2013年計画で、世界生産が史上初の1000万台強に達するという見通しを示した。同社を追いかけるGMやVWも中期的に1000万台超えを射程に入れている。ロシアの自動車大手、アフトワズを傘下に収めたルノー・日産アライアンスも、15?16年頃の大台到達を目指していると噂される。

 これまでにない勢いで膨れ上がる自動車メーカーの生産規模だが、「規模ばかりでは、世界で激化する競争に生き残れない」というのが、多くの自動車業界関係者の見方だ。足元ではハイブリッド車(HV)や燃料電池車(FCV)といった次世代環境車の開発負担が重くのしかかり、従来のクルマづくりを見直さなければ研究開発の費用や人材が不足することが目に見えている。このためトヨタはもちろん、VW、ルノー・日産アライアンスなどの各陣営はこぞって、車両の開発や生産手法を大幅に効率化しようとしている。

 各社が取り組んでいるのは、3?4万点の部品で構成される自動車を、複数の部品を組み合わせたブロック単位で切り分ける「モジュール(複合部品)戦略」だ。各部位ごとのモジュールを用意し、それを車両コンセプトに合わせて自在に組み合わせることで新型車を生み出す。また、似たようなサイズの複数の新型車を一括企画し、可能な限り、同じモジュールを使用するという取り組みも進む。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130911-00010002-bjournal-bus_all

2013/09/11 パナソニックと独フィスマン、家庭用燃料電池システムを来春から欧州で販売(マイナビニュース)

 パナソニックは、欧州の大手ボイラーメーカー フィスマングループ(以下、フィスマン)と、欧州市場向けの家庭用燃料電池コージェネレーションシステム(以下、燃料電池システム)を共同開発し、フィスマンの販路を活用して2014年4月よりドイツでの販売を開始すると発表した。

 欧州市場は、暖房への温水利用や、高い環境意識からコージェネレーションへの需要拡大が見込まれ、パナソニックでは、2009年より日本国内で燃料電池システム事業を展開、欧州での早期導入に向け、2011年からフィスマンと共同で、現地の使用環境に適した製品の研究開発を進めてきた。

 今回発売する製品は、3万台以上の生産実績を持つパナソニックと、フィスマンの蓄熱機器技術を融合し、総合効率90%(LHV)の高いエネルギー効率と優れた耐久性を実現した。また、家庭用の固体高分子形燃料電池(PEFC)システムとして初めて、欧州で一般向けに販売される。

 パナソニックは、燃料電池ユニットの開発と製造を担当。フィスマンは貯湯タンク・バックアップボイラーユニットの開発と製造を行うとともに、本製品の最終組み立てを担当する。

 製品の特長は、発電時に出る熱を効率的に回収して暖房に利用し、総合効率90%(LHV)を実現、「燃料電池ユニット」と「貯湯タンク・バックアップボイラーユニット」とのシンプルな構成により、ドイツで一般的な地下室、ユーティリティールーム等の屋内での設置に適し、専用のアプリケーションにより、スマートフォンやタブレット等のモバイル端末で、機器の操作や、発電状況・メンテナンス情報などの確認も可能となる。

 パナソニックは、2013年度より出荷を開始、2014年4月にドイツHガス地域から販売を開始、2015年度以降、ドイツLガス地域、イギリス、フランスをはじめとするドイツ周辺国への販売拡大を図り、将来的には欧州全域での展開を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130911-00000024-mycomj-sci
※写真あり

■海外ニュース
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<輸送>
●グローバル・フィッシュ・フード社、新鮮な海産物の船便輸送に燃料電池システムを使う(2013年05月27日)

 グローバル・フィッシュ・フーズ社(Global Fresh Foods:GFF)は、同社の登録商標燃料電池システム「SAD-D」技術を懸命に宣伝している。このシステムは、余っている酸素を水蒸気に変換して、高濃度の一酸化炭素と低濃度の酸素にコントロールされた空気を維持することを助ける。

 この技術は、新鮮なタンパク質の自然貯蔵に完全に適した環境を作り、生鮮食料品の貯蔵寿命をかなり延長させる。この技術を使ってグローバル・フィッシュ・フーズ社は、頭なしで内臓を除去した(H&G:head off and gutted)鮭と、頭つきで内臓を除去した(HOG:head on and gutted)鮭で30日のテストを終了した。そして、海産物は冷凍することなしに船便で輸送することができると結論づけた。
http://globalfreshfoods.com/news/

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