燃料電池ワールド Vol.1480 (2013/09/11 10:48)

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□燃料電池ワールド Vol.1480
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■2013年09月11日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://www.fuelcellworld.jp/

■09月10日のWEB LINK NEWS
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2013/09/10 ホンダ・トヨタ対決が再燃! ハイブリッド車消耗戦の波紋(ダイヤモンド・オンライン)

 1リットル当たりの燃費40キロメートルに迫る低燃費競争が繰り広げられる傍らで、今期は、6月に富士重工業がHEV市場へ参入し、年内までにマツダも顔をそろえる。国内市場に占めるHEV比率は、現在の約2割からさらに高まる見込みだ。

 もっとも、自動車業界は、HEV市場の隆盛を手放しで喜べるわけではない。HEVにおける低燃費競争が、自動車メーカーの収益を毀損しかねないからだ。実際に、「まだまだハイブリッドシステムの原価は高く、ガソリン車に比べてコスト低減が進んでいない。HEV比率の高まりは、メーカーの製造コストを引き上げる」(ホンダ幹部)。

 しかも、「燃費改善技術が高度化すればするほど、加速度的にコストが上昇する」(国土交通省幹部)傾向にあるため、燃費基準のハードルが上がれば上がるほど、自動車メーカーの収益を圧迫する。

 さらに、世界を見渡せば、HEV比率が高いのは日本市場ぐらいだ。ただでさえ、軽自動車など、収益性の低いコンパクトカーが主流となりつつある日本市場において、過度なHEV消耗戦を繰り広げることは、自動車メーカーの企業体力を奪うことになりかねない。

 将来的には、電気自動車や燃料電池車といった次世代エコカーが本命視される中で、過渡期を担うとされるHEVの存在意義が問われている。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130910-00041433-diamond-bus_all&p=1

2013/09/10 【ドイツ】フランクフルトショー、きょう開幕:35カ国から千社以上が出展(NNA)

 第65回フランクフルト国際モーターショー(IAA)がきょう10日、開幕する。このショーは2年ごとに開催されるが、今回は自動車メーカーや関連部品メーカーなど、35カ国から合わせて1,091社が出展。プラグイン・ハイブリッド車(PHV)やフル電気自動車(EV)、レンジエクステンダー(航続距離延長装置)付きのEV、燃料電池車など、さまざまな代替燃料車が展示される見込みだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130910-00000013-nna-eurp

2013/09/10 防衛省、パワードスーツ研究へ ?平成25年度 事前の事業評価評価書を読む?(dragoner)

 平成25年度の防衛省、事前の事業評価の評価書が公開されました。事業評価とは省庁が行う政策事業について、各事業毎に事業前・中間段階・事業後の3段階で効果を評価し、事業にフィードバックすることで効率的で質の高い事業を目指す政策評価のことで、その結果は国民に公開されています。防衛省の場合、事前の事業評価で新たな装備品開発や技術研究が明らかにされるので、数年後に配備される新装備がどういったものかを知る事の出来る機会でもあります。
水中無人航走体長期運用システム技術の研究

 近年、無人航空機についてのニュースをよく見るようになりましたが、海中の無人機(UUV:Unmanned Underwater Vehicle)の研究も各国で盛んに行われています。本研究ではUUVを長時間稼働させるための、燃料電池をUUVに搭載する技術について研究されます。

 燃料電池は発電効率に優れ、家庭用や自動車用に研究が進められていますが、燃料の水素は爆発性の気体であると共に、どんなに密封しても原子半径が小さい為に容器をすり抜けてしまう特性のため貯蔵が難しく、燃料電池実用化の大きな壁になっています。UUVの稼働時間の増大は、作戦の柔軟性と省力化に繋がるので良い成果を期待したいところです。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/dragoner/20130910-00027981/

2013/09/10 パナソニック、エネファームの電力を停電時に使える住宅用「創蓄連携システム」?ソーラー、リチウムイオン電池、エネファームを統合管理(Impress Watch)

 パナソニック エコソリューションズ社は、停電時にエネファームと連携できる住宅用「創蓄連携システム」を9月20日より受注生産する。希望小売価格は、「停電時100/200V出力タイプ」が787,500円。別売りの4.65kWhのリチウムイオン蓄電池ユニットが1,218,000円。

 新製品では、太陽電池と蓄電池に加えて、家庭用の燃料電池「エネファーム」と連携できる点が特徴。停電時にも安定して電力を供給し、お湯も使えるようになった。また、停電時にはあらかじめ設定しておいた機器にのみ、自動で電力を供給できる。

 従来の創蓄連携システムは、エネファームの発電電力を停電時に利用できなかったが、エネファームと連携することで、多くの電気を使用できるようになり、夜間も蓄電池の放電を低減して、より長い時間に渡って電力を供給できるという。

 さらに、停電時にも電気を見える化する。制御装置の「AiSEG」やモニター機器をバックアップ用の分電盤に接続すると、HEMSモニターやスマートフォンから、発電電力や使用電力、蓄電池の残量や残り使用時間などを確認できる。

 なお、連携するエネファームはパナソニック製のみ。非常時にガスや水道が停止している場合にはエネファームは使用できない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130910-00000057-impress-ind

2013/09/10 燃料電池車、2017年に数十万台=日産・フォードと―ダイムラー幹部(時事通信)

 【フランクフルト時事】ドイツ自動車大手ダイムラーの最高環境責任者を務めるヘルベルト・コーラー氏は10日、インタビューに応じ、次世代エコカーとして期待される燃料電池車(FCV)について、提携する日産自動車と米フォード・モーターと合わせ、2017年に「6桁(数十万)台」の生産を目指す方針を明らかにした。

 コーラー氏は、トヨタ自動車などのライバルもFCV量産を目指していることについて「ダイムラーは、すでに数年前に200台のFCVを市場に出している。トヨタなどにはそうした実績はなく(量産開始時の)生産台数は(年間)3桁(数百)台程度ではないか」と指摘した。ダイムラー陣営は17年にFCVの量産を開始するとしているが、具体的な生産目標は示していなかった。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130910-00000189-jij-eurp

■海外ニュース
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<報告書/市場調査>
●「新エナジーワールド産業グルーピング」年次報告書(2013年05月)

 ヨーロッパの主要な燃料電池と水素産業の連合体である「新エナジーワールド産業グルーピング(New Energy World Industry Grouping:NEW-IG)」の年次報告書は、2012年の新エナジーワールド産業グルーピングによる活動の主要な業績とハイライトを網羅している。これには、EUの燃料電池水素共同実施機構(Fuel Cells and Hydrogen Joint Undertaking)と次期研究枠組み計画「ホライズン2020(Horizon 2020)」が含まれている。

 この報告書は、燃料電池と水素のためのヨーロッパの研究開発計画を確実にして、EUの政策水準による市場展開を主張して、新エナジーワールド産業グルーピングのメンバーシップを成長させ、69の企業のメンバーが現実的な利益を得るために行っている新エナジーワールド産業グルーピングの努力を紹介している。
http://www.intelligent-energy.com/media/uploads/new-ig_annual_report_2012.pdf〔参考〕「ホライズン2020」の情報は以下のサイトを。
http://data.nistep.go.jp/dspace/bitstream/11035/2293/1/NISTEP-STT128-9.pdf

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