燃料電池ワールド Vol.1447 (2013/07/26 08:50)

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□燃料電池ワールド Vol.1447
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■2013年07月26日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://www.fuelcellworld.jp/

※7月29日は都合により休刊します。
■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター【高度人材育成コース】【再掲】

 若手研究者や学生(院生・学部生等)を対象とした「高度人材育成コース」を開催します。本コースでは、九州大学の教授陣が研究内容・成果など学術面を主として解説するとともに、水素エネルギー関連企業から各社の取り組みや技術動向について説明していただきます。
◇日 時:8月27日(火)?29日(木)
◇場 所:1、2日目 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡)

   3日目 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)(糸島市富)
◇対象者:大学生・大学院生、若手研究者等(原則35歳未満)

     ※35歳以上の方も申し込めますが、若手の方を優先させていただきます。
◇定 員:40名
◇内 容:プログラム等、詳細については下記のHPをご覧ください。
     ※講師プロフィールを追加しました。
     http://www.f-suiso.jp/info/6762.html
◇参加費:無料
◇申し込みと締切:下記申し込みフォームよりお手続きください。(8月20日(火)締切)

  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20130708100555
◇問い合わせ先:福岡水素エネルギー戦略会議事務局(担当:中村)
  TEL:092-643-3448 E-mail:info@f-suiso.jp
◇主 催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇共 催:(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、九州大学
◇後 援:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)
     (財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

■07月25日のWEB LINK NEWS
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2013/07/25 トヨタとフォード、HV共同開発の提携解消 SUV向けなど(SankeiBiz)

 トヨタ自動車と米フォード・モーターは23日(米国時間)、2011年8月に基本合意したピックアップトラックとスポーツ用多目的車(SUV)向けハイブリッド車(HV)システムの共同開発を取りやめると発表した。米国で強化される燃費規制に対応するため共同開発のHVシステムを生産する計画だったが、基幹部品の設計や生産場所などをめぐって両社の思惑に隔たりがあり、合意できなかったようだ。

 24日、トヨタの寺師茂樹専務役員は名古屋市内で記者団に対し、「これまで役割分担して開発を進めてきたが、今後は個別に行うという結論になった」と語った。

 両社は開発に必要な巨額費用を抑えるため、12年中としてきた合意時期を遅らせて協議を進めてきた。だが、フォードは乗用車向けHVシステムを独自開発。同システムを搭載した中・小型車を販売しており、その技術を大型車に応用することが可能と判断したとみられる。

 一方のトヨタは、大型車向けのHVシステムは持っていないものの、他社に先駆けて技術的に確立したHVシステムを構築しており、トヨタの技術をベースにした技術供与に近い形での生産を模索したかったとみられる。寺師専務役員は「われわれも技術に自信を持っているが、フォードは(トヨタにない)大型車の技術を持っている。別々にやった方が双方に良い」と説明した。

 他社との今後の提携に関しては「環境技術の開発はどのメーカーにも門戸を開いている。いろんな可能性を検討していく」(寺師専務役員)という。ただトヨタは15年までに17モデルのHVを発売する計画を立てており、HVシステムの開発コストは他社との連携がなくても量産効果により大幅に下がる見通し。普及が進むHVでは合従連衡が進む燃料電池車と異なり、今後、独自開発の動きが加速しそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130724-00000048-fsi-bus_all

2013/07/25 燃料電池自動車は普及するか? 進む水素ステーションの整備(THE PAGE)

 水素ステーションの整備は4大都市圏を先行して進められています。その中で大阪府は、水素ステーションの整備に必要な水素の圧縮技術や専用のバルブなど、関連部品を作る中小メーカー向けに補助金を出す事業をスタートしています。府は2004年に西日本で初めて公用車にFCVを導入するなど水素インフラに積極的。「大阪は大手だけでなく、中堅、中小の水素関連技術メーカーは多い。近隣自治体と連携し、普及をけん引したい」としており、今後の地方自治体の動きにも注目されます。

 課題もあります。水素は天然資源ではないため、さまざまな方法で製造しなければなりません。現在は、石油精製や製鉄などの生産で副次的に発生する製造水素がよく使われていますが、水素ステーションのようなインフラ設備に供給するには、さらに安定的な水素の製造が必要です。また一般ユーザーが購入できる価格帯でなければ普及は難しくなります。「ガソリン価格並みにするための政府の補助などがなければユーザーは使ってくれない」という声もあります。また、「水素ステーションに大量の水素を在庫しておくにはさらなる水素圧縮技術も必要になる。コスト低減や圧縮技術がついてこなければ、メーカーは水素以外のエネルギーシステムにシフトしかねない」(自動車メーカー技術者)という指摘もあります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130725-00010001-wordleaf-ind

■海外ニュース
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<報告書/市場調査>
●国立再生可能エネルギー研究所が燃料電池物流運搬機器の経費分析(2013年04月)

 国立再生可能エネルギー研究所(National Renewable Energy Laboratory:NREL)は、「燃料電池駆動物流運搬機器を所有する総経費の見積り(An Evaluation of the Total Cost Of Ownership of Fuel Cell Powered Material Handling Equipment)」と題する新しい報告書を発表した。これは、従来のバッテリーを動力源とする物流運搬機器と、燃料電池で駆動する機器の所有経費の総額を比較している。
http://www1.eere.energy.gov/hydrogenandfuelcells/pdfs/fuel_cell_mhe_cost.pdf

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