燃料電池ワールド Vol.1435 (2013/07/08 08:45)

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□燃料電池ワールド Vol.1435
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■2013年07月08日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://www.fuelcellworld.jp/

■07月05〜07日のWEB LINK NEWS
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2013/07/07 被災地・仮設住宅よそに菅氏が建てる「エコ豪邸」(プレジデント)

 空気を読まぬユーモアは無神経と取られる――菅直人元首相が5月末に立ち上げたブログの印象だ。菅氏は一昨年3月の東日本大震災当時の首相。震災と原発事故への対応で世論から強い批判を受けた。退任後は東京都武蔵野市の賃貸住宅に住み、今年1月、三鷹市に一戸建てを新築。「エコカンハウス」と名づけた。

 菅氏は、『エコカンハウス通信』という自身のブログで、新築の経緯や住み心地を、いついた猫が語る形で記している。

 ブログでは、「Bossパパは、『この家は、エネルギー自給ができるように、省エネを徹底。太陽光発電と、都市ガスから発電と給湯を行う燃料電池(エネファーム)を備えて、計画ではエネルギーは107%自給できることになっているんだ』と、すごぉく嬉しそう」「エコカンハウスが2000万戸あれば、原発40基分の発電ができ(中略)原発なくても、大丈夫」と、売りである脱原発政策もちゃっかりアピール。

 また、建物は床暖房付きで「心地よさはまずまず合格」。屋根は太陽光パネルで覆われ、近くには井の頭恩賜公園や「初夏の緑の香りが気持ちよかった」神代植物公園などがあるという。

 快適な生活ぶりにケチをつけるつもりはさらさらないが、一方では原発事故の影響で、多くの被災者がいまだに不便な仮設住宅暮らしを強いられているという現実がある。夏目漱石を模したかのようなこのブログを、被災者は素直に読めるだろうか。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130707-00009812-president-bus_all

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●ITMパワー社、ドイツに初の商業販売を実現 (2013年03月13日)

 ITMパワー社(ITM Power)は、テューガ(Th〓ga)グループのプロジェクトのために競争入札を勝ち抜いた。そのプロジェクトとは、360kW級の「余剰電力による水素ガス供給(Power-to-Gas)」エネルギー貯蔵プラントを供給することである。これはITMパワー社の、自己圧力急速反応PEM型電解槽(self-pressurizing rapid response PEM Electrolyzer)の独自の設計を元にしている大規模水素製造ユニットの、ドイツにおける最初の重要な商業販売となる。このユニットは、水素ガスを一日当たり125kg生産する。そして、AEG社(AEG)の電子工学と一体になっている。ユニットは、ヘッセン州のフランクフルト(Frankfurt)、Schielestra〓eにある地元大手電気・ガス・水道供給会社マイノバ社(Mainova AG)の敷地に置かれる。
http://www.itm-power.com/news-item/first-sale-of-power-to-gas-plant-in-germany/
※〔参考1〕Th〓ga AG(テューガ株式会社)は1986年にゴタ(チューリンゲン)に創られたガス協会がその前身である。21世紀初頭にE.ON(ドイツ4大電力グループ)の子会社となる。その後2009年に自治体のエネルギー公社連合に売却される。テューガが多数の自治体エネルギー公社や地方エネルギー会社で資本提携している。(「太陽ガス ドイツ視察報告」10ページ)
http://www.taiyo-gas.or.jp/_media/link/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E8%A6%96%E5%AF%9F%E5%A0%B1%E5%91%8A.pdf〔参考2〕AEG(ドイツ語読み:アーエーゲー、英語読み:エーイージー)は、ドイツの電機メーカー。Allgemeine Elektricit〓ts-Gesellschaft(アルゲマイネ・エレクトリツィテート・ゲゼルシャフト)の略で、英語訳すると General Electricity Company(「総合電気会社」の意)。日本では、Allgemeine Elektricit〓ts-Gesellschaftの最初の部分から「アルゲマイネ社」と呼ばれることもある。1883年創業、1994年にエレクトロラックスの傘下に入って以降は同社のブランド名となる。(wiki)

●ITMパワー社、そしてロシアでも (2013年03月12日)

 ITMパワー社はまた、ロシアのある企業に、電気分解装置「Hパック(HPac)」を基盤とした最初の参考プラント(reference plant)を販売した。
http://www.itm-power.com/news-item/first-sale-in-russia/

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター【技術者育成コース】【再掲】

 水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等を対象とした「技術者育成コース」を開催します。九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を務め,技術者に必要な知識と技術の習得を目指します。
◇日 時:7月16日(火)〜19日(金)
◇場 所:1日目 福岡県中小企業振興センター(福岡市博多区吉塚本町)

   2日目 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)(糸島市富)

     3、4日目 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡)
◇対象者:・企業の水素関連部門に新規採用配属または他部門から配転された新任技術者
     ・水素エネルギー技術の基本を見直したい技術者 等
※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
◇定 員:20名
◇内 容:プログラム等、詳細については下記のHPをご覧ください。
     ※講師プロフィールを追加しました。
     http://www.f-suiso.jp/info/6434.html
◇参加費:受講料:50,000円/人 名刺交換会(参加自由):3,000円/人
◇申し込みと締切:下記申込みフォームよりお手続きください。(7月9日(火)締切)

  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20130524133155
◇問い合わせ先:福岡水素エネルギー戦略会議事務局(担当:中村)
  TEL:092-643-3448 E-mail:info@f-suiso.jp
◇主 催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後 援:(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素エネルギー協会(HESS)燃料電池開発情報センター(FCDIC)、(財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

☆福岡水素エネルギー戦略会議「平成25年度の総会・記念講演会」開催【再掲】

 今年の記念講演会では、水素エネルギー社会の実現に向けて最先端の取り組みを推進している九州大学水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS) 杉村丈一センター長からHYDROGENIUSの概要や、産業界との連携強化に関するビジョンについてご講演いただく予定です。また、燃料電池フォークリフトの実用化に向けて最先端の取り組みを推進している豊田自動織機から、北九州にて実施している実証事業の最新動向や開発動向、市場化に向けた展望についてご講演いただく予定です。
◇日 時:7月24日(水)14:00〜18:00
◇場 所:西鉄グランドホテル(福岡市中央区大名2-6-60)
◇日 程:
14:00〜15:00 『福岡水素エネルギー戦略会議総会』
15:10〜16:40 『記念講演会』

 講演1「水素エネルギー関連産業の拡大に向けたHYDROGENIUSの取り組み」

    杉村丈一氏(九州大学水素材料先端科学研究センターセンター長)

 講演2「燃料電池フォークリフトの開発動向と北九州における実証実験の取り組み」
    関森俊幸氏(株式会社豊田自動織機技監)
16:45〜18:00 『交流会』 会費:5,000円/人
※なお、当日は13時からロビーにて、九州大学や県内企業等のパネル展示・製品展示を 
  行っております。ご興味のある方はお早めにお越しください。
★プログラム詳細はこちら★
http://www.f-suiso.jp/info/6287.html
◇申し込みと締切:下記申込みフォームよりお手続きください。(7月19日(金)締切)

  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20130408155754
◇問い合わせ先:福岡水素エネルギー戦略会議事務局(担当:黒水)
   TEL:092-643-3448 E-mail:info@f-suiso.jp
◇主 催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)

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