燃料電池ワールド Vol.1432 (2013/07/03 09:06)

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□燃料電池ワールド Vol.1432
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■2013年07月03日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://www.fuelcellworld.jp/

■07月02日のWEB LINK NEWS
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2013/07/02 <ホンダ>GMと提携 燃料電池車を共同開発(毎日新聞)【ワシントン平地修】ホンダと米ゼネラル・モーターズ(GM)は、環境技術で提携する方針を固めた。提携の柱は次世代環境自動車(エコカー)として期待が高い燃料電池車(FCV)の基幹システムの共同開発となる見通しだ。2日午前9時(日本時間同午後10時)に米ニューヨークで共同記者会見を開き、詳しく発表する。トヨタ自動車、日産自動車も海外メーカーとFCVの共同開発を進めており、GM連合の誕生で国内メーカーの提携が出そろった。2015年以降の市販に向け、FCVの世界的な開発競争が加速しそうだ。

 世界的な環境規制の強化に伴い、エコカーの技術開発が自動車メーカーの生き残りのカギとなっている。環境技術開発には巨額の投資が必要で、単独で負担するには限界がある。そのため、トヨタが独BMWと、日産も独ダイムラー、米フォード・モーターとFCVの共同開発で提携している。

 ホンダはハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)、FCVなどエコカーについて、どのメーカーとも提携せず、独自に開発していた。しかし、FCVをできるだけ早く、安く開発するため、ホンダも提携に踏み切ることにした。GMと組んでコストを抑えながら、量産体制作りを急ぐ。また、FCV普及の前提となる水素充填(じゅうてん)拠点(水素ステーション)などのインフラを米国で整備するには、GMの本格参入が不可欠と判断したとみられる。

 FCVをめぐっては、トヨタとホンダがそれぞれ1990年代から研究に乗り出し、15年にも量販車を市場に投入する。日産も17年の市販化を目指す。ただ、08年ごろに「1台1億円」と言われた価格の高さが課題。自動車各社は300万?500万円程度で売り出せるよう、HVとの部品共通化などのコスト圧縮でしのぎを削っている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130702-00000033-mai-bus_all
※図あり

2013/07/02 ホンダが買われる、米GMと燃料電池車で提携報道(サーチナ)

 ホンダ <7267> と米ゼネラル・モーターズ(GM)が燃料電池車で提携すると2日午前に複数メディアが報じている。日本時間の2日夜に正式発表すると見られる。

 ホンダの2日前場の株価は、寄り付きで90円高の3790円を付けた後はもみ合いとなったが、前引けでは85円高の3785円と再び高値を伺う態勢にある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130702-00000028-scn-biz

2013/07/02 ホンダ・米GM、燃料電池車を2020年めどに共同開発へ(ロイター)

 [デトロイト 2日 ロイター] - ホンダと米ゼネラル・モーターズ(GM)が2日、環境技術で提携すると発表した。燃料電池車(FCV)を2020年めどに共同開発、動力源となる水素の供給インフラも開発する。

 GMのスティーブ・ガースキー副会長はニューヨークでの記者会見の予定原稿で「石油依存を減らすため、より伝統的な推進形態に対して考えられる複数の選択肢の一つとして、水素燃料電池の技術を信じている」と表明。「ただ、商業用により実用可能となるほどには、こうした技術のコストは下がっていない」と話した。

 環境対応車として期待され、日産自など大手メーカーが多大な投資を行ってきたEVだが、消費者の反応は鈍い。EVの普及が進まないなか、FCVに対する注目が高まっている。

 今回の連携で、ホンダとGMは地方政府などと共に水素ステーション網の拡大を図るとした。

 米国は昨年、自動車に関する新たな燃費規制を発表。自動車メーカーは2025年までに乗用車と小型トラックの燃料の平均走行距離を54.5マイル/ガロン(23.2キロメートル/リットル)に引き上げることが義務付けられている。

 オートモーティブ・コンサルティング・グループ(ミシガン州)のデニス・ビラグ社長は「各社とも基準達成に向けた対応を迫られているが、EVではうまくいかないだろう」と述べた。

 トヨタは2015年までに水素インフラが整備される見込みの大都市周辺で、セダンタイプのFCVを一般ユーザー向けに発売。さらにBMWと開発した燃料電池システムを搭載する新型FCVを20年をめどに導入する計画。日産自、ダイムラー、フォード連合も17年の販売開始を目指し、手頃な価格のFCVを開発している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130702-00000131-reut-bus_all

■海外ニュース
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<定置用電源>
●IECHP社、CE認証を獲得(2013年03月20日)

 インテリジェント・エナジー社(Intelligent Energy:IE)とスコティッシュ・アンド・サザン・エナジー社(Scottish and Southern Energy:SSE)の合弁企業IECHP社(IE-CHP Ltd)は、同社の10kW級燃料電池システムのCE認証(CE certification)を獲得した。
http://www.intelligent-energy.com/about-us/media-room/news/company-news/2013/03/20/ie-chp-receives-ce-certification-for-fuel-cell-chp-unit

●インテリジェント社、表彰される (2013年03月22日)

 インテリジェント・エナジー社(Intelligent Energy)はまた、ビジネス誌「レスター・マーキュリー(Leicester Mercury)」が主催する2013レスター・マーキュリー・ビジネス賞(Leicester Mercury Business Awards 2013)で年間企業賞(Company of the Year)を受賞した。
http://www.intelligent-energy.com/about-us/media-room/news/company-news/2013/03/22/intelligent-energy-named-company-of-the-year

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター【技術者育成コース】【再掲】

 水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等を対象とした「技術者育成コース」を開催します。九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を務め,技術者に必要な知識と技術の習得を目指します。
◇日 時:7月16日(火)〜19日(金)
◇場 所:1日目 福岡県中小企業振興センター(福岡市博多区吉塚本町)

   2日目 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)(糸島市富)

     3、4日目 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡)
◇対象者:・企業の水素関連部門に新規採用配属または他部門から配転された新任技術者
     ・水素エネルギー技術の基本を見直したい技術者 等
※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
◇定 員:20名
◇内 容:プログラム等、詳細については下記のHPをご覧ください。
     ※講師プロフィールを追加しました。
     http://www.f-suiso.jp/info/6434.html
◇参加費:受講料:50,000円/人 名刺交換会(参加自由):3,000円/人
◇申し込みと締切:下記申込みフォームよりお手続きください。(7月9日(火)締切)

  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20130524133155
◇問い合わせ先:福岡水素エネルギー戦略会議事務局(担当:中村)
  TEL:092-643-3448 E-mail:info@f-suiso.jp
◇主 催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後 援:(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素エネルギー協会(HESS)燃料電池開発情報センター(FCDIC)、(財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

☆福岡水素エネルギー戦略会議「平成25年度の総会・記念講演会」開催【再掲】

 今年の記念講演会では、水素エネルギー社会の実現に向けて最先端の取り組みを推進している九州大学水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS) 杉村丈一センター長からHYDROGENIUSの概要や、産業界との連携強化に関するビジョンについてご講演いただく予定です。また、燃料電池フォークリフトの実用化に向けて最先端の取り組みを推進している豊田自動織機から、北九州にて実施している実証事業の最新動向や開発動向、市場化に向けた展望についてご講演いただく予定です。
◇日 時:7月24日(水)14:00〜18:00
◇場 所:西鉄グランドホテル(福岡市中央区大名2-6-60)
◇日 程:
14:00〜15:00 『福岡水素エネルギー戦略会議総会』
15:10〜16:40 『記念講演会』

 講演1「水素エネルギー関連産業の拡大に向けたHYDROGENIUSの取り組み」

    杉村丈一氏(九州大学水素材料先端科学研究センターセンター長)

 講演2「燃料電池フォークリフトの開発動向と北九州における実証実験の取り組み」
    関森俊幸氏(株式会社豊田自動織機技監)
16:45〜18:00 『交流会』 会費:5,000円/人
※なお、当日は13時からロビーにて、九州大学や県内企業等のパネル展示・製品展示を 
  行っております。ご興味のある方はお早めにお越しください。
★プログラム詳細はこちら★
http://www.f-suiso.jp/info/6287.html
◇申し込みと締切:下記申込みフォームよりお手続きください。(7月19日(金)締切)

  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20130408155754
◇問い合わせ先:福岡水素エネルギー戦略会議事務局(担当:黒水)
   TEL:092-643-3448 E-mail:info@f-suiso.jp
◇主 催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)

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