燃料電池ワールド Vol.1402 (2013/05/22 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.1402
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■2013年05月22日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://www.fuelcellworld.jp/

■05月21日のWEB LINK NEWS
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2013/05/21 特別寄稿】オグたんから見たホンダF1復帰劇(Impress Watch)
■ F1復帰のメリット

 ホンダが復帰を目指すF1は、2014年からエンジンを含むパワートレーンを中心に大きく変わる。1600ccの直噴V6ターボエンジン(最高回転数1万5000rpm)で、ERS(エネルギー回生システム)は、従来のKERSよりも高度なものとなる。また、燃料の総流量規制も導入され、それは1万500rpmを超えるときには100kg/h、1万500rpmを下回るときは、毎分回転数×0.009+5.5の計算に基づいた数字が1時間当たりの総燃料流量(kg/h)となる。燃料タンクの容量もスポーティングレギュレーションで規制されるとしているが、このスポーティングレギュレーションはまだ公開されていない。

 この規定の意図は、過給とガソリン直噴によるダウンサイジングエンジンの技術向上であり、効率を高めてより低燃費にすると同時に、自動車の魅力である気持ちのよい走りの原動力であるパワーも両立させようとするものである。

 燃料電池、電気自動車、水素燃料など環境対策自動車にはさまざまな技術があるが、コスト、インフラ整備、そのものの技術的課題など、広く普及させるにはまだそれぞれハードルがある。一方、ダウンサイジングエンジンは既存のインフラを利用できる上、エンジンの技術を高めれば、短期間で広く普及できる。また、エネルギー回生技術も高まれば、より環境負荷が小さい自動車が実現できる。自動車メーカーにとって、F1の新規定はやや魅力のあるものになっている。また、投資家やどの社内にもいるモータースポーツ慎重・反対派にも説得しやすくなるはずだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130521-00000040-impress-ind

2013/05/21 全区画を「ゼロエネルギー住宅」に 積水ハウスが宮城・美田園で供給(住宅新報)

 積水ハウスはこのほど、全40区画をゼロエネルギー住宅「グリーンファーストゼロ」で建築するスマートタウン「スマートコモンステージ美田園」(宮城県名取市)の販売を開始した。

 グリーンファーストゼロは、高断熱や省エネ設備、パッシブ技術の採用でエネルギー消費量を大幅に削減したほか、太陽電池や燃料電池の「創エネ」も取り入れることで「エネルギー収支ゼロ」を目指した住宅。家庭内エネルギーの「見える化」に加え、太陽・燃料電池の発電量や蓄電池運転状況などの見守り機能を備えたHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)も標準搭載する。

 スマートコモンステージ美田園の交通は、仙台空港アクセス線美田園駅徒歩5分。総開発面積は9698平方メートル。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130521-00000002-jsn-ind

2013/05/21 ル・マン24時間の最新エントリーリスト発表。中野信治も参戦決定(オートスポーツweb)

 昨年ニッサン-デルタウイングが登場し、大きな話題となったカー・ディスプレイング・ニューテクノロジー(CDNT=ガレージ#56)には、今季は燃料電池で走るグリーンGT H2が登場する予定。こちらのドライバーはクリスチャン・ペスカトーリが決定しているが、他2名は空欄のままだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130521-00000004-rcg-moto

2013/05/21 ニュルブルクリンク24時間はメルセデスが初勝利。日本勢はクラスV逃す(オートスポーツweb)

 密山祥吾と横溝直輝、水谷昇作のBMW M3は最後尾近くから追い上げV6クラス8位(総合106位)、桂伸一のドライブした水素ガスとガソリンのハイブリッド、アストンマーチン・ラピードSは、E1-XP2クラス優勝(総合114位)。予選で光る走りをみせた山内一典/ミハエル・シュルツ/トビアス・シュルツ/ミハエル・クルム組ニッサンGT-R ニスモGT3はマシントラブルもあり、GT3-SP9クラス22位(総合136位)だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130521-00000001-rcg-moto

2013/05/21 5月17日の米国シェールガス輸出解禁で日本は良くなるのか?: 電力会社が変わらないと現状は変わらない(尾崎 弘之)
LNGを安く輸入するために日本は何をするべきか

 では、輸入コストを下げるために、日本はどうすれば良いのでしょうか?それには様々な対策の合わせ技をしなければなりません。
1 米国からのシェールガス輸入を少しでも早く始めるべき
2 調達先を多角化し、米国とロシアを競争させるべき
3 パイプラインを使って輸入方法を多様化するべき

 現在のガス輸入方法はタンカーを使ったLNG運搬しかありませんが、ロシアとの間で海底パイプラインを引くことも考えるべきです。長距離パイプラインはコスト高となりますが、距離であれば、経済合理性があります。しかし、せっかくロシアからパイプラインを引いても、日本国内に殆どパイプラインがないので、消費地にガスを送ることができないのが難点です。日本は今までLNG関連の設備投資を主力にしてきたので、パイプライン敷設への反対意見が強いのが現状です。しかし、水素エネルギーの活用が現実味を帯びているのです。水素にも必要なパイプラインを全く検討しないのは如何なものでしょう。4 韓国、台湾などのガス輸入国と連携するべき
http://bylines.news.yahoo.co.jp/hiroyukiozaki/20130521-00025093/

2013/05/21 【ドイツ】電力エーオン、小売りメトロと分散型電源で提携(NNA)

 独エネルギー最大手エーオンは17日、国内小売り最大手メトロと分散型電源分野で提携すると発表した。会員制卸売りスーパー「メトロ・キャッシュ&キャリー」の店舗に熱電併給(CHP)設備を設け、拠点の電力および暖房などの熱需要を賄う。

 エーオンは「メトロ・キャッシュ&キャリー」のドイツ2店舗とロシア2店舗に4基のCHP施設を供給する。出力はそれぞれ250?800キロワットで、設置と保守、諸費用はエーオンが負担し、運営はメトロが行う。これにより各拠点のエネルギーコストの削減が見込まれるほか、二酸化炭素(CO2)の排出量を最大で20%減らすことができるという。それぞれの施設を太陽光など再生可能エネルギー発電システムと組み合せることも検討しているほか、今後もドイツ国内を中心にCHP施設を設置する計画。将来的には米国の店舗での導入も視野に入れている。

 分散型電源は、大規模発電設備と送配電網を用いた従来の電力供給と異なり、現場に小型の発電設備を設けて電力などを供給するもの。エーオンはこの分野の売上高は欧州だけで2020年までに年間100億ユーロに達するほか、CHP設備の新設量も年間200万キロワットに上ると予想する。また米国でも同程度の需要があるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130521-00000013-nna-eurp

■海外ニュース
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●商務省の諮問委員会に燃料電池業界から二人の代表者が任命される(2013年02月20日)

 燃料電池産業界から二人の代表者が、米国商務省(U.S. Department of Commerce)が再生可能エネルギー・エネルギー効率諮問委員会(Renewable Energy and Energy Efficiency (RE&EE) Advisory Committee)に任命された。フュエルセル・エナジー社(FuelCell Energy)のフランク・ウォラック氏と、フュエルセルズ2000の設立母体であるブレイクスルー技術研究所(Breakthrough Technologies Institute)のロバート・ローズ氏である。合計37名の民間企業の代表者たちは、再生可能エネルギー・エネルギー効率部門の輸出競争力の改善策を勧告するために異なるエネルギー分野から集められた。
http://www.commerce.gov/news/press-releases/2013/02/20/deputy-secretary-commerce-rebecca-blank-announces-new-renewable-energ

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆FCDIC第20回燃料電池シンポジウム【再掲】
◇会期:5月28日(火)?29日(水)
◇会場:タワーホール船堀(江戸川区総合区民ホール、江戸川区船堀4-1-1)
◇詳細内容および参加申し込み:20日(月)までに下記URLから
http://www.fcdic.com/sympo2013/2013appl_general.pdf
◇お問い合わせ:燃料電池開発情報センター シンポジウム担当(塩澤、松田)TEL:03-6206-0231
FAX:03-6206-0232
メール:fc-sympo@fcdic.jp

☆燃料電池組立体験コーナー(どなたでも・無料)【再掲】

 第20回燃料電池シンポジウム記念大会展示会会場で同時開催します。燃料電池のしくみ、原理等を説明したあと、ケミックス社の「燃料電池組立キット」を使って組立/発電体験をして頂きます。シンポジウムに参加されない方でも、体験コーナーは参加できます。この機会にぜひご参加下さい。
◇日時:5月28日(火)10:00?、11:00〜、13:35〜、14:35〜

      29日(水)10:00?、11:00〜、13:30〜 ※各回10名
◇会場:タワーホール船堀(1F展示会会場)
◇参加申し込み:27日(月)正午までにFAXまたはメールでお申し込み下さい。
  Fax:03-6206-0232 メール:fccon-xp@fcdic.jp
「燃料電池組立体験コーナー参加希望」と記載の上、1、名前 2、〒/住所 3、電話番号 4、希望時間を併記して下さい。(先着順ですが、満席の場合は別途調整します)

 申し込み受領後、FCDICより受付確認の案内を差し上げます。
◇お問い合わせ:燃料電池開発情報センター シンポジウム担当(塩澤、松田)TEL:03-6206-0231
FAX:03-6206-0232
メール:fc-sympo@fcdic.jp

☆福岡水素エネルギー人材育成センター【経営者コース】【再掲】

 「福岡水素エネルギー人材育成センター」では、水素エネルギー新産業への参入を目指す意欲的な経営者等を対象とした、【経営者コース】を開催します。水素ビジネスへの参入を目指す企業経営者や幹部のみなさまのご参加を、心からお待ちしております。
◇対象:水素・燃料電池分野への参入を目指すものづくり企業の経営幹部や企画担当者等
◇日程:6月13日(木)12:50〜17:50
◇会場:九州大学伊都キャンパス 稲盛財団記念館 1F Cホール(福岡市西区元岡)
◇カリキュラム:
「校長講話」渡邉浩之校長 (トヨタ自動車(株)技監)
「水素エネルギーとは」岡野一清氏(水素エネルギー協会顧問/九州大学大学院客員教授)「定置用燃料電池分野に参入するために」高橋元洋氏(東芝燃料電池システム(株)企画管理部長)
「水素・燃料電池分野の今後のビジネス展開」丸田昭輝氏((株)テクノバ調査研究一部主査)
◇定員:40名(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◇受講料:3000円/人(交流会費2,000円)
◇コースの詳細はこちら(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
http://www.f-suiso.jp/info/6108.html
◇受講申込みはこちら(申込フォームが開きます)
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20130408160612
◇お問い合わせ:福岡水素エネルギー戦略会議事務局(担当:中村)
  TEL:092-802-3303 FAX:092-802-3223
  E-mail:info@f-suiso.jp
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)

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