燃料電池ワールド Vol.1299 (2012/12/06 08:59)

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□燃料電池ワールド Vol.1299
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■2012年12月06日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

☆燃料電池を語る会【再掲】
久しぶりに飲み会をやろうと思います。どなたでも参加は自由ですが、事前に連絡をお願いします。
○日時:12月8日(土)午後4時30分から7時頃まで
○場所:養老の滝 新橋烏森口店(新橋駅烏森口脇のガード下の店)
http://www.yoronotaki.co.jp/seach/detail.php?fid=1&cno=2691
○会費:4000円(当日徴収)
○参加連絡:人数確定のため、12月1日までにお名前を下記メール宛に連絡してください。fc55gogo@gmail.com
○問い合わせなどは、080-5389-3435 坂本まで

■2012年12月05日のWEB LINK NEWS
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2012/12/05 ミラクル微生物、汚水浄化し発電(沖縄タイムス)

 浄水する過程で電流を発生させる特殊な微生物を活用して、新たな電力エネルギーの創出と廃水処理技術の実用化を目指す取り組みが、県内で始まっている。沖縄科学技術大学院大学(OIST)が持つ「微生物燃料電池」の研究技術を応用し、廃水処理事業のクリエイトES社(那覇市)と県内研究機関が共同で、沖縄に適した低コストの廃水処理設備の開発に取り組む。泡盛の蒸留過程で出る廃液を使って実証実験を進め、廃水処理に課題を抱える畜産や産廃業者への普及につなげたい考え。

 「微生物燃料電池」はOISTの生物システムユニット教授イゴール・ゴリヤニン博士が研究し、ことし1月に日本とアメリカに特許申請した技術。廃液の中に、水の汚れを分解しながら同時に電気を発生させる微生物(電流生成菌)を投入して浄水する仕組み。OIST内のラボではすでに、うるま市近海の海底から採取した電流生成菌が、発電しながら泡盛醸造所や養鶏場から出る廃液を浄化することを実証した。

 ゴリヤニン博士は「実際の環境で廃液処理を行うことによって、地域の泡盛醸造所の廃液処理のコスト削減にもつながり、ビジネス向上も期待できる。環境負荷も減らせることができ、エネルギー改善にもなる」とプロジェクトの意義を話す。

 発電した電力は、電池の設置規模などに応じて、排水処理施設の電源設備として代用も可能になるという。

 博士は「沖縄発の技術を世界に発信することも可能。今後は、電池の取り付けや装置製造など地元の新たな雇用創出にもつながる」とした。

 廃水処理事業で30年の実績があるクリエイトES社の金城和江社長は「わたしたちが汚した水を利用して、最も必要とされるエネルギーを生む技術は画期的。県内の小規模事業者でも導入できる小型装置ができれば、環境への負荷を減らすことにもつながる」と期待する。NPO県環境管理技術センター(那覇市)と県環境科学センター(浦添市)が、微生物の選択や水質分析などで開発を支援する。

 ゴリヤニン博士は、ロシアと英国でそれぞれウオツカとスコッチウイスキーの蒸留廃液処理に適した微生物を発見しており、現地でも事業化に向けた動きがあるという。

 県内では泡盛のほかに、豚舎や製糖工場などの廃液を処理できる微生物を探索。効率よく電力を回収できる装置開発と併せて、3年後の2015年の実用化を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121205-00000009-okinawat-oki
※関連写真あり

■海外ニュース
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<輸送>
●ビジョン社、バルコン社とターミナルトラクターの開発契約結ぶ (2012年9月21日)

 アメリカの燃料電池自動車メーカー、ビジョン・インダストリーズ社(Vision Industries Corp.)と、ゼロエミッション大型電気自動車の開発・生産を手がけるバルコン・コーポレーション(Balqon Corporation)は、水素燃料電池/電気ハイブリッド・ターミナルトラクター「ゼロ-ティーティー(Zero-TT)」を建造するために共同研究開発契約(Joint Development Agreement)を結んだ。短距離輸送用のトラック「ゼロ-ティーティー」の対象市場は、配送センターや車両基地、港湾ターミナルなどである。
http://www.nasdaq.com/article/vision-industries-enters-into-a-joint-development-agreement-with-balqon-to-build-its-fuel-cell-powe-20120921-00065#.UI50G4WvTNU

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆「第18回寺小屋式燃料電池講習会」【再掲】
燃料電池の基礎から最新情報まで、分かりやすく丁寧に講義・ご説明します。
◇開催日:12月11日(火)
◇開催場所:中央大学駿河台記念館(東京都千代田区神田駿河台3-11-5)
◇開催スケジュール
  10:00〜10:10 FCDIC開会挨拶

  10:10〜12:00 基礎編:神谷信行氏(横浜国立大学工学部スーパーバイザー)
  13:00〜13:40 燃料電池の組立・発電体験:FCDIC事務局

  14:00〜14:40 SOFC(固体電解質形燃料電池):堀田照久氏(産業技術総合研究所) 

  14:40〜15:20 FCV(燃料電池自動車):加藤久雄氏(トヨタ自動車(株) )

  15:20〜16:00 水素:廣瀬正典氏(日鉱日石エネルギー(株) 、水素エネルギー協会企画委員会委員長)
  16:00〜16:30 総合質問
  16:30 閉会
◇定員:35名(定員になり次第締め切り)
◇詳細と申し込みは以下のURLをクリックしてください。
 http://www.fcdic.com/ja/koushukai/18th_terakoya_121016.pdf
◇問い合わせ:燃料電池情報開発センター 松田/塩澤 
  e-mail:center@fcdic.jp

  TEL:03-6206-0231 FAX:03-6206-0232
◇主催:燃料電池情報開発センター

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