燃料電池ワールド Vol.1296 (2012/12/03 09:11)

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□燃料電池ワールド Vol.1296
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■2012年12月03日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

☆燃料電池を語る会【再掲】
久しぶりに飲み会をやろうと思います。どなたでも参加は自由ですが、事前に連絡をお願いします。
○日時:12月8日(土)午後4時30分から7時頃まで
○場所:養老の滝 新橋烏森口店(新橋駅烏森口脇のガード下の店)
http://www.yoronotaki.co.jp/seach/detail.php?fid=1&cno=2691
○会費:4000円(当日徴収)
○参加連絡:人数確定のため、12月1日までにお名前を下記メール宛に連絡してください。fc55gogo@gmail.com
○問い合わせなどは、080-5389-3435 坂本まで

■2012年11月30日〜12月02日のWEB LINK NEWS
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2012/11/30 間伐材燃料に電気、熱、水素供給 新再生エネで宮古復興(河北新報)

 官民連携で新しい再生可能エネルギーの生産プラント建設を目指し、岩手県宮古市やトヨタ自動車、三井化学など民間企業12社が「宮古市ブルーチャレンジプロジェクト協議会」を発足させた。間伐材を燃料に電気、熱、水素の3エネルギーを供給し、東日本大震災からの復興や雇用創出につなげたい考えだ。

 26日に市内で協議会の設立総会が開かれ、オブザーバーを含め関係者37人が出席した。

 協議会は、津波被害を受けた市内に出力3000キロワットの木質バイオマス発電プラントを2014年度内に建設する。間伐材を加工、加熱してガス化させてタービンを回し、電気、熱を取り出すほか水素ガスも分離させる。

 電気は固定価格買い取り制度により売電。熱はプラント近くに整備する大型園芸施設で利用し、水素は燃料電池車の燃料として供給する。

 建設費は約20億円。関係者によると、同様のプラントの商業化は世界初の試みという。今後は、発電施設の技術を持つジャパンブルーエナジー(東京)が特別目的会社を設立し、建設や用地選定を進める。

 宮古市は総面積の9割が森林で占められ、間伐材の有効活用を検討してきた。山本正徳市長は「エネルギーの地産地消のほか、企業誘致が期待できる。画期的な『宮古モデル』を確立するため、国からの補助金獲得などを進めたい」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121130-00000016-khks-l03

2012/11/30 日立株と三菱重株は買い先行、事業統合メリットを評価(ロイター)

 [東京 30日 ロイター] 寄り付きの東京株式市場で、三菱重工業と日立製作所は買い先行。29日、火力発電所向けを中心とする電力システム事業を統合すると発表。市場では「製品的、地域的に補完関係にあり、事業統合のメリットが期待できる」(外資系証券)と評価する声が上がっている。

 両社は2014年1月1日をめどに新会社を設立、三菱重が65%を出資し、連結子会社とする。日立は残りの35%を出資する。新会社に集約するのは、ガスタービンなどの火力発電システムのほか、地熱発電、環境装置、燃料電池などの事業。今後、共同で統合準備委員会を設置し、詳細な条件を詰める。原子力発電事業は今回の統合からは外れる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121130-00000044-reut-bus_all

2012/11/30 カタールがハイブリッドカーを開発、排出汚染物質を50%削減(AFP=時事)

 【AFP=時事】カタールの首都ドーハ(Doha)で26日から12日間の日程で開幕した気候変動枠組み条約(UNFCCC)第18回締約国会議(COP18)に合わせ、カタールの研究機関が低排出ガスと低燃費を実現した国産ハイブリッドカーを発表した。

 28日にハイブリッドカーを開発したのは、国営カタール・ディアル不動産投資会社(Qatari Diar Real Estate Investment Company)傘下の政府系非営利研究組織、湾岸研究開発機構(Gulf Organisation for Research and Development、GORD)。

 このハイブリッドカーは熱電発電装置で排ガスの熱を回収し、燃料電池のエネルギー源とする。GORDの発表によると排出される汚染物質は50%以上削減でき、一層の燃費低減に向けて設計の改善を続けているという。

 このシステムは電気系統の改良は不要なため、どんな車にも応用が可能だとGORDは説明している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121130-00000002-jij_afp-int
※関連写真あり

2012/11/30 JASRIなど、「ヒドロゲナーゼ」の活性中心の振動状態の観察に成功(マイナビニュース)

 高輝度光科学研究センター(JASRI)は11月29日、米カリフォルニア大学デービス校、独マックスプランク研究所、米ローレンスバークレー国立研究所、米イリノイ大学、仏エクス マルセイユ大学、フランス国立科学研究センター、米フィラデルフィア・オステオパシー医大、米ジョージア大学、米アルゴンヌ国立研究所と共同で、理化学研究所(理研)が所有しJASRIが運営する大型放射光施設「SPring-8」の高輝度X線を利用することにより、「ヒドロゲナーゼ」の活性中心の振動状態の観察に成功したと発表した。今回解析が行われた「ニッケル・鉄ヒドロゲナーゼ」の特長は、触媒作用において、地球上に豊富に存在し比較的安価である鉄とニッケルを利用していることだ。

 従来、最も効率がよいとされてきた水素触媒は、触媒作用においてプラチナを利用していたが、高価な貴金属であることから、クリーンな水素をエネルギー源として利用する「持続可能な水素社会」の実現に向けて、より安価で効率のよい触媒の開発や、自然エネルギーによる効率のよい水素生成手法の確立が求められている。

 そのような社会的環境の中で、鉄とニッケルといった、自然界に、身近に存在する金属を利用するヒドロゲナーゼの活性機構の解明は、科学的興味だけでなく自然に学ぶという観点からも、強い関心が持たれている状況だった。

 今後、この手法を利用してさまざまな制約から測定が困難であった酵素の活性機構の研究が進展するものと期待されるという。とりわけヒドロゲナーゼにおいては、より統計精度の高いデータを蓄積することによって、水素が活性中心で実際にどのように生成や分解されているかを知ることができると考えられている。

 得られる知見は将来の「持続可能な水素社会」の実現に向けて、より安価で効率のよい触媒の開発や自然エネルギーによる効率のよい水素生成に役立つものとも期待されるとした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121130-00000008-mycomj-sci
※関連図あり

■海外ニュース
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<輸送>
●トヨタ、燃料電池プリウスを開発 (2012年10月01日)

  トヨタ自動車(Toyota Motor Corporation:TMC)は、2014年にプリウス(Toyota Prius)の燃料電池車仕様の連続生産を開始して、2015年から日本やアメリカ、ヨーロッパの自動車市場に提供することを計画している、と発表した。

 これは、ドイツの大手ビジネス週刊誌「ヴィルトシャフツヴォッヘ(WirtschaftsWoche)」にトヨタ・ヨーロッパ社(Toyota Europe)でパワートレイン開発の責任者をしているジェラルド・キルマン氏が語った。同氏はまた、現在の価格は連続生産することで10万ユーロ以下になり、市場に投入された後は30〜40%下がるだろう、とも述べている。
http://www.fuelcelltoday.com/news-events/news-archive/2012/october/toyota-to-begin-production-of-fuel-cell-prius-in-2014

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆「第16回 技術者育成コース」(福岡水素エネルギー人材育成センター)【再掲】

 全国で唯一の水素関連人材育成機関「福岡水素エネルギー人材育成センター」では水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者を対象とした「技術者育成コース」を開催します。

 九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を努め、水素関連技術者に必要な知識と技術の習得が可能です。
◇対象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等

 ※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
◇日時:12月4日(火)?7日(金)
◇会場:1日目 福岡中小企業振興センター(福岡市博多区吉塚本町)

    2日目 水素エネルギー製品研究試験センター(糸島市富)
    3、4日目 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡)
◇受講料:50,000円
◇募集人数(定員):20名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◇コースの詳細はこちらから
 http://www.f-suiso.jp/info/4231.html
◇受講申込みについて (オンラインでお申込みください)

 https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20120925155032
◇お問い合わせ先
  福岡水素エネルギー戦略会議事務局 担当:中村一彦
  TEL:092?802?3303
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後援:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

☆「第18回寺小屋式燃料電池講習会」【再掲】
燃料電池の基礎から最新情報まで、分かりやすく丁寧に講義・ご説明します。
◇開催日:12月11日(火)
◇開催場所:中央大学駿河台記念館(東京都千代田区神田駿河台3-11-5)
◇開催スケジュール
  10:00〜10:10 FCDIC開会挨拶

  10:10〜12:00 基礎編:神谷信行氏(横浜国立大学工学部スーパーバイザー)
  13:00〜13:40 燃料電池の組立・発電体験:FCDIC事務局

  14:00〜14:40 SOFC(固体電解質形燃料電池):堀田照久氏(産業技術総合研究所) 

  14:40〜15:20 FCV(燃料電池自動車):加藤久雄氏(トヨタ自動車(株) )

  15:20〜16:00 水素:廣瀬正典氏(日鉱日石エネルギー(株) 、水素エネルギー協会企画委員会委員長)
  16:00〜16:30 総合質問
  16:30 閉会
◇定員:35名(定員になり次第締め切り)
◇詳細と申し込みは以下のURLをクリックしてください。
 http://www.fcdic.com/ja/koushukai/18th_terakoya_121016.pdf
◇問い合わせ:燃料電池情報開発センター 松田/塩澤 
  e-mail:center@fcdic.jp

  TEL:03-6206-0231 FAX:03-6206-0232
◇主催:燃料電池情報開発センター

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 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM-DREAM
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