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□燃料電池ワールド Vol.1278
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■2012年11月06日発行
◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
◇http://www.fcworld.jp
■2012年11月05日のWEB LINK NEWS
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2012/11/05 なぜ日本はEVの普及を急ぐべきなのか(その5)――石油産業のバイオ産業への転換を支援しよう - 山田 高明(アゴラ)
他方で、脱石油によって、国内の石油産業は最終的に滅ぶ。石油連盟によると、石油精製元売は16社、売上げ22兆円、従業員2万人だという。一方で、石油化学工業協会によると、代表的な石油化学企業は数十社、年間出荷額10兆円、従業員は9万人だ。これらの企業を、また雇用を、どうやって守っていくかが課題である。今でさえ余分な石油精製施設を解体しているくらいなのに、自動車のEV化を政策的に加速させれば、急速に生産設備が余剰化していくだろう。当面は、ガソリンなどの石油製品の輸出を増やす道もあるが、最終的には事業転換が必要になる。まずは自助努力が重要だ。現に、昭和シェル石油が太陽電池事業に、JX日鉱日石エネルギーが燃料電池事業に進出している。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121105-00000305-agora-soci
■海外ニュース
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<定置用電源>
●オーストラリアのビクトリア州、燃料電池も対象とする固定価格買取制度へ (2012年9月3日)
オーストリアのビクトリア州政府(Victorian Government)は、州の太陽光発電固定価格買取制度(solar feed-in tariff )を2013年1月1日から始めると発表した。この制度は燃料電池も含めて、温暖化ガスが低排出である100kW以下のすべての再生可能エネルギー技術に適応が拡大される。新しい買取制度は当初は、余剰電力をkW時あたり最大で8豪セントで買い取る。これは電力卸売価格を調整する基礎とされ、1年ごとに調整される。
http://www.fuelcelltoday.com/news-events/news-archive/2012/september/victorian-government-extends-feed-in-tariff-to-include-fuel-cells〔参考〕ビクトリア州では、これが今年2回目の太陽光発電固定買取価格の引き下げである。1kWhあたり0.26豪ドル(約20.4円)から0.008豪ドル(約6.3円)へと約70%の大幅な切り下げとなった。オーストラリアの燃料電池メーカー、セラミック・フュエルセルズ社(Ceramic Fuel Cells)の「ブルーゲン(BlueGen)」はすでに、ドイツとイギリスで固定価格買取制度の対象になっており、ドイツではkWhあたり約14豪ドル(11.5ユーロ・セント)、イギリスでは約26豪セント(17ペンス)となっている。そして「ブルーゲン」はオーストラリア国内では、ビクトリア州のメルボルン、シェバートン、ニュー・サウス・ウェールズ州のキャンベラ、シドニー、サウス・オーストラリア州のアデレード、クイーンズランド州のブリスベンで稼働している。
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆経済産業省資源エネルギー庁、一般財団法人新エネルギー財団主催の燃料電池セミナー【再掲】
●燃料電池セミナーin名古屋
平成24年度、第1回目の燃料電池セミナーを名古屋で開催いたします。
今回のセミナーは、家庭用燃料電池をテーマに前半はメーカーの専門家による基調講演や特別講演、後半は中日新聞の飯尾論説員をコーディネーターとしたパネルディスカッションを実施します。
パネルディスカッションには、タレントで家庭用燃料電池ユーザーでもある大東めぐみさんがパネリストとして出演します。
また、当日会場ではメッセナゴヤ2012が開催され、展示ブースにおいて燃料電池のご紹介も合わせて行っています。
○日時:11月10日(土) 13時00分?16時20分
○場所:ポートメッセなごや 会議ホール(愛知県名古屋市)
http://www.nipc.city.nagoya.jp/pmn/access/index.html
○定員:300人
○申込方法:下記URLから参加申込み下さい。
http://www.nef.or.jp/topics/h24-11nagoya.html
○プログラム
1)開会挨拶:経済産業省
2)基調講演:「家庭用燃料電池の現状と将来展望(仮題)」
講演者:山口知明氏(JX日鉱日石エネルギー株式会社新エネルギーシステム事業本部システムインテグレート事業部長)
3)特別講演[1]:「環境に配慮した次世代住宅について(仮題)」
講演者:石田建一氏(積水ハウス株式会社温暖化防止研究所所長)4)特別講演[2]: 「海外における家庭用燃料電池の動向について(仮題)」
講演者:清水俊克氏(パナソニック株式会社アプライアンス社燃料電池・ガス事業担当理事(兼)燃料電池プロジェクトリーダー)
5)パネルディスカッション:「家庭から築く低炭素社会(仮題)」
コーディネーター:飯尾歩氏(中日新聞社論説委員)
パネリスト:山口知明氏(JX日鉱日石エネルギー株式会社新エネルギーシステム事業本部システムインテグレート事業部長)
石田建一氏(積水ハウス株式会社温暖化防止研究所所長)
中野利和氏(豊田市環境部環境政策課長)
大東めぐみ氏(タレント(家庭の省エネエキスパート))
●燃料電池セミナーin福岡
平成24年度、第2回目の燃料電池セミナーを福岡県北九州市で開催いたします。
今回のセミナーは、水素エネルギーをテーマに、学識経験者による基調講演と、各メーカーの技術者による特別講演を実施します。
基調講演では、水素の基本的な性質や特徴、安全性などについて、わかりやすく講演いただく予定です。
また、当日会場では再生可能エネルギー先端技術展2012が開催され、展示ブースにおいて燃料電池のご紹介も合わせて行っています。
○日時:11月15日(木) 13時00分?16時20分
○場所:西日本総合展示場 新館(セミナーA会場)(福岡県北九州市)
http://www.convention-a.jp/access/
○定員:300人
○申込方法:下記URLから参加申込み下さい。
http://www.nef.or.jp/topics/h24-11fukuoka.html
○プログラム
1)開会挨拶:経済産業省
2)基調講演:「水素の安全性及び福岡での取組について(仮題)」
講演者:調整中(学識経験者)
3)特別講演[1]: 「2015年FCV市場投入に向けて(仮題)」
講演者:守谷隆史氏(株式会社本田技術研究所上席研究員)
4)特別講演[2]:「エア・リキードの水素エネルギー関連の取り組みと水素供給設備の
普及初期対応と課題」
講演者:平瀬育生氏(日本エア・リキード株式会社水素ガス事業部水素エネルギー事業推進部長)
5)特別講演[3]:「CO2フリー水素チェーンについて(仮題)」
講演者:井上健司氏(川崎重工業株式会社 技術開発本部技術企画推進センター水素プロジェクト部部長)
●お問合わせ先
燃料電池セミナー事務局(一般財団法人新エネルギー財団計画本部広報普及部)担当:小栗、沼田
TEL: 03-6810-0361、FAX: 03-3982-5101、E-mail: public@nef.or.jp
☆「福岡水素エネルギー戦略会議 平成24年度 水素研究分科会」【再掲】
福岡水素エネルギー戦略会議では、11月に水素に関連する様々なテーマをもとに研究分科会を開催します。
産学より第一線でご活躍の方々を講師としてお招きし、情報交換の場も設けておりますので、自社の製品開発などにご活用ください。
◇対象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の方々
◇日時・会場:
○高効率水素製造研究分科会/燃料電池要素研究分科会
日時:11月20日(火)13:30?16:50
会場:九州大学伊都キャンパス(福岡市西区)
プログラム:http://www.f-suiso.jp/info/4094.html
◇受講料:無料
◇募集人数(定員):40名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◇お問い合わせ先
福岡水素エネルギー戦略会議事務局 担当:中村一彦
TEL:092?802?3303
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
☆「第16回 技術者育成コース」(福岡水素エネルギー人材育成センター)【再掲】
全国で唯一の水素関連人材育成機関「福岡水素エネルギー人材育成センター」では水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者を対象とした「技術者育成コース」を開催します。
九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を努め、水素関連技術者に必要な知識と技術の習得が可能です。
◇対象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等
※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
◇日時:12月4日(火)?7日(金)
◇会場:1日目 福岡中小企業振興センター(福岡市博多区吉塚本町)
2日目 水素エネルギー製品研究試験センター(糸島市富)
3、4日目 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡)
◇受講料:50,000円
◇募集人数(定員):20名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◇コースの詳細はこちらから
http://www.f-suiso.jp/info/4231.html
◇受講申込みについて (オンラインでお申込みください)
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20120925155032
◇お問い合わせ先
福岡水素エネルギー戦略会議事務局 担当:中村一彦
TEL:092?802?3303
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後援:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)
☆「第18回寺小屋式燃料電池講習会」【再掲】
燃料電池の基礎から最新情報まで、分かりやすく丁寧に講義・ご説明します。
◇開催日:12月11日(火)
◇開催場所:中央大学駿河台記念館(東京都千代田区神田駿河台3-11-5)
◇開催スケジュール
10:00〜10:10 FCDIC開会挨拶
10:10〜12:00 基礎編:神谷信行氏(横浜国立大学工学部スーパーバイザー)
13:00〜13:40 燃料電池の組立・発電体験:FCDIC事務局
14:00〜14:40 SOFC(固体電解質形燃料電池):堀田照久氏(産業技術総合研究所)
14:40〜15:20 FCV(燃料電池自動車):加藤久雄氏(トヨタ自動車(株) )
15:20〜16:00 水素:廣瀬正典氏(日鉱日石エネルギー(株) 、水素エネルギー協会企画委員会委員長)
16:00〜16:30 総合質問
16:30 閉会
◇定員:35名(定員になり次第締め切り)
◇詳細と申し込みは以下のURLをクリックしてください。
http://www.fcdic.com/ja/koushukai/18th_terakoya_121016.pdf
◇問い合わせ:燃料電池情報開発センター 松田/塩澤
e-mail:center@fcdic.jp
TEL:03-6206-0231 FAX:03-6206-0232
◇主催:燃料電池情報開発センター
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□毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
□編集・発行:燃料電池NPO法人PEM-DREAM
連絡先:fc55gogo@gmail.com
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