燃料電池ワールド Vol.1275 (2012/11/01 10:22)

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□燃料電池ワールド Vol.1275
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■2012年11月01日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆経済産業省資源エネルギー庁、一般財団法人新エネルギー財団主催の燃料電池セミナー【再掲】
●燃料電池セミナーin名古屋

 平成24年度、第1回目の燃料電池セミナーを名古屋で開催いたします。

 今回のセミナーは、家庭用燃料電池をテーマに前半はメーカーの専門家による基調講演や特別講演、後半は中日新聞の飯尾論説員をコーディネーターとしたパネルディスカッションを実施します。

 パネルディスカッションには、タレントで家庭用燃料電池ユーザーでもある大東めぐみさんがパネリストとして出演します。

 また、当日会場ではメッセナゴヤ2012が開催され、展示ブースにおいて燃料電池のご紹介も合わせて行っています。
○日時:11月10日(土) 13時00分?16時20分
○場所:ポートメッセなごや 会議ホール(愛知県名古屋市)
    http://www.nipc.city.nagoya.jp/pmn/access/index.html
○定員:300人
○申込方法:下記URLから参加申込み下さい。
    http://www.nef.or.jp/topics/h24-11nagoya.html
○プログラム
1)開会挨拶:経済産業省
2)基調講演:「家庭用燃料電池の現状と将来展望(仮題)」

  講演者:山口知明氏(JX日鉱日石エネルギー株式会社新エネルギーシステム事業本部システムインテグレート事業部長)
3)特別講演[1]:「環境に配慮した次世代住宅について(仮題)」

  講演者:石田建一氏(積水ハウス株式会社温暖化防止研究所所長)4)特別講演[2]: 「海外における家庭用燃料電池の動向について(仮題)」

  講演者:清水俊克氏(パナソニック株式会社アプライアンス社燃料電池・ガス事業担当理事(兼)燃料電池プロジェクトリーダー)
5)パネルディスカッション:「家庭から築く低炭素社会(仮題)」
  コーディネーター:飯尾歩氏(中日新聞社論説委員)

  パネリスト:山口知明氏(JX日鉱日石エネルギー株式会社新エネルギーシステム事業本部システムインテグレート事業部長)

        石田建一氏(積水ハウス株式会社温暖化防止研究所所長)
        中野利和氏(豊田市環境部環境政策課長)

        大東めぐみ氏(タレント(家庭の省エネエキスパート)) 
●燃料電池セミナーin福岡

 平成24年度、第2回目の燃料電池セミナーを福岡県北九州市で開催いたします。

 今回のセミナーは、水素エネルギーをテーマに、学識経験者による基調講演と、各メーカーの技術者による特別講演を実施します。

 基調講演では、水素の基本的な性質や特徴、安全性などについて、わかりやすく講演いただく予定です。

 また、当日会場では再生可能エネルギー先端技術展2012が開催され、展示ブースにおいて燃料電池のご紹介も合わせて行っています。
○日時:11月15日(木) 13時00分?16時20分
○場所:西日本総合展示場 新館(セミナーA会場)(福岡県北九州市)
    http://www.convention-a.jp/access/
○定員:300人
○申込方法:下記URLから参加申込み下さい。
    http://www.nef.or.jp/topics/h24-11fukuoka.html
○プログラム
1)開会挨拶:経済産業省
2)基調講演:「水素の安全性及び福岡での取組について(仮題)」
  講演者:調整中(学識経験者)
3)特別講演[1]: 「2015年FCV市場投入に向けて(仮題)」
  講演者:守谷隆史氏(株式会社本田技術研究所上席研究員)

 4)特別講演[2]:「エア・リキードの水素エネルギー関連の取り組みと水素供給設備の
         普及初期対応と課題」

   講演者:平瀬育生氏(日本エア・リキード株式会社水素ガス事業部水素エネルギー事業推進部長)

 5)特別講演[3]:「CO2フリー水素チェーンについて(仮題)」

   講演者:井上健司氏(川崎重工業株式会社 技術開発本部技術企画推進センター水素プロジェクト部部長)
●お問合わせ先
燃料電池セミナー事務局(一般財団法人新エネルギー財団計画本部広報普及部)担当:小栗、沼田
TEL: 03-6810-0361、FAX: 03-3982-5101、E-mail: public@nef.or.jp

■2012年10月31日のWEB LINK NEWS
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2012/10/31 越谷のスマート街区事業が着工遅れ 参加企業が離脱(産経新聞)

 埼玉県が越谷市の越谷レイクタウンで進めている省電力モデルハウス街区事業について上田清司知事は30日の定例記者会見で、参加企業が事業から離脱したため着工が遅れていることを明らかにした。

 県はJR越谷レイクタウン駅南口に太陽光発電や燃料電池を使い、住宅7棟と店舗1棟の間で電力を融通し合うモデルハウス街区の建設を進めている。県などによると管理運営を担当する予定だった「TBSラジオ&コミュニケーションズ」が7月、撤退の意向を固めたため着工できない状態だという。

 オープン予定は今年12月だったが大幅に遅れる見通し。上田知事は「代替企業が決まり次第、改めて事業を推進したい」と述べた。

 TBSラジオは「見積もりの段階で採算が取れないことが分かった」と説明している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121031-00000519-san-soci

2012/10/31 三菱マテリアル、広温度範囲測定用サーミスタ材料を開発…クリーンディーゼルエンジンに貢献(レスポンス)

 三菱マテリアルは、広範囲にわたる温度測定を可能にしたサーミスタ材料を開発したと発表した。

 今回同社が開発したサーミスタ材料では、従来のサーミスタより、小さい抵抗温度係数(低いB定数)を有するため、マイナス40 度の低温域から最大500度の高温域までの範囲を測定することが可能となる。これは同社が持つサーミスタ材料技術を活用し、ペロブスカイト構造ABO3の添加元素の大小によって格子歪を緩和する効果と、価数置換によるキャリア導入によって電気伝導性を制御した結果、従来よりも低いB定数2000K以下を達成したことによる。

 今後、この広温度範囲測定用サーミスタ材料を起用することで、クリーンディーゼルエンジンの性能を飛躍的に向上させることが可能となり、さらに、同サーミスタ材料は、省エネ、低燃費化により地球環境に貢献する材料として、自動車以外にも燃料電池などの高温用途への展開が期待できる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121031-00000044-rps-bus_all
※関連図あり

2012/10/31 福岡で「照葉スマートシティ」街びらき 積水ハウス(住宅新報)

 積水ハウス(大阪市北区)と九州住宅建設産業協会(福岡市博多区)は10月31日、博多湾東部に位置するアイランドシティ(福岡市東区)で、「CO2ゼロの暮らしを実現する」ことを目指した戸建て住宅分譲地『照葉スマートタウン』(全178戸区画)の街びらきを行った。

 建物は軽量鉄骨造2階建てと木造2階建てで、販売価格は5380万?8287万円。太陽光発電システムやHEMS(Home Energy Management System)を全戸に採用したほか、7割の住戸に燃料電池を搭載。なお、同タウンの開発事業は国土交通省の「2011年度第2回住宅・建築物省CO2先導事業」に採択されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121031-00000003-jsn-ind

■海外ニュース
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<軍事利用>
●ロッキード・マーチン社、米海軍から太陽電池パネルと燃料電池を統合するプロジェクトを受注 (2012年8月8日)

 ロッキード・マーチン社(Lockheed Martin)は、戦場における従来の発電装置を代替するために固体酸化物型燃料電池(solid oxide fuel cell)発電機を設計・開発する契約を、米海軍研究所(Office of Naval Research)から300万ドルで獲得した。同社の燃料電池技術は太陽電池パネルと統合され、劇的に燃料を削減して軍隊に必要な電力を提供する。

 32か月間の開発計画でロッキード・マーチン社は、JPー8燃料と互換性を持つ数キロワット級の「燃料電池効率発電ノード(Fuel Cell Efficient Power Node)」を実証し、米海軍による評価のために引き渡す。この契約の目標は、戦術的な発電に必要とされる全ての燃料の使用を50%以上減らすことにある。

 世界中で10万台以上ある軍の発電機は、照明や空調を始め、コンピュータ、ラジオ、指揮命令システムまでの業務の電力に用いられている。固体酸化物型燃料電池は、ディーゼル発電機で使われる内燃エンジンよりも30〜50%効率的となる化学反応を使って燃料を電気に変換する。ディーゼル発電機は今日、戦場で使う燃料の最大の消費者となっている。同量の電力を発電するために燃料電池はより少ない燃料ですむので、数10億ドルの経費を減らして、燃料輸送に直接関連した軍の犠牲者の数を減らす可能性も提供する。

 この契約でロッキード社は、テクノロジー・マネジメント社(Technology Management Inc.:TMI)と協働している。
http://www.lockheedmartin.com/us/news/press-releases/2012/august/ms2-0808-lockheed-martin-to-integrate-fuel-cells-solar-power-for-military.html

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆「福岡水素エネルギー戦略会議 平成24年度 水素研究分科会」【再掲】

 福岡水素エネルギー戦略会議では、11月に水素に関連する様々なテーマをもとに研究分科会を開催します。

 産学より第一線でご活躍の方々を講師としてお招きし、情報交換の場も設けておりますので、自社の製品開発などにご活用ください。
◇対象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の方々
◇日時・会場:
 ○高効率水素製造研究分科会/燃料電池要素研究分科会
   日時:11月20日(火)13:30?16:50
   会場:九州大学伊都キャンパス(福岡市西区)
   プログラム:http://www.f-suiso.jp/info/4094.html
◇受講料:無料
◇募集人数(定員):40名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◇お問い合わせ先
  福岡水素エネルギー戦略会議事務局 担当:中村一彦
  TEL:092?802?3303
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)

☆「第16回 技術者育成コース」(福岡水素エネルギー人材育成センター)【再掲】

 全国で唯一の水素関連人材育成機関「福岡水素エネルギー人材育成センター」では水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者を対象とした「技術者育成コース」を開催します。

 九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を努め、水素関連技術者に必要な知識と技術の習得が可能です。
◇対象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等

 ※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
◇日時:12月4日(火)?7日(金)
◇会場:1日目 福岡中小企業振興センター(福岡市博多区吉塚本町)

    2日目 水素エネルギー製品研究試験センター(糸島市富)
    3、4日目 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡)
◇受講料:50,000円
◇募集人数(定員):20名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◇コースの詳細はこちらから
 http://www.f-suiso.jp/info/4231.html
◇受講申込みについて (オンラインでお申込みください)

 https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20120925155032
◇お問い合わせ先
  福岡水素エネルギー戦略会議事務局 担当:中村一彦
  TEL:092?802?3303
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後援:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

☆「第18回寺小屋式燃料電池講習会」【再掲】
燃料電池の基礎から最新情報まで、分かりやすく丁寧に講義・ご説明します。
◇開催日:12月11日(火)
◇開催場所:中央大学駿河台記念館(東京都千代田区神田駿河台3-11-5)
◇開催スケジュール
  10:00〜10:10 FCDIC開会挨拶

  10:10〜12:00 基礎編:神谷信行氏(横浜国立大学工学部スーパーバイザー)
  13:00〜13:40 燃料電池の組立・発電体験:FCDIC事務局

  14:00〜14:40 SOFC(固体電解質形燃料電池):堀田照久氏(産業技術総合研究所) 

  14:40〜15:20 FCV(燃料電池自動車):加藤久雄氏(トヨタ自動車(株) )

  15:20〜16:00 水素:廣瀬正典氏(日鉱日石エネルギー(株) 、水素エネルギー協会企画委員会委員長)
  16:00〜16:30 総合質問
  16:30 閉会
◇定員:35名(定員になり次第締め切り)
◇詳細と申し込みは以下のURLをクリックしてください。
 http://www.fcdic.com/ja/koushukai/18th_terakoya_121016.pdf
◇問い合わせ:燃料電池情報開発センター 松田/塩澤 
  e-mail:center@fcdic.jp

  TEL:03-6206-0231 FAX:03-6206-0232
◇主催:燃料電池情報開発センター

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