燃料電池ワールド Vol.1262 (2012/10/15 08:51)

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□燃料電池ワールド Vol.1262
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■2012年10月15日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2012年10月12〜14日のWEB LINK NEWS
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2012/10/12 日清紡、徳島県に「スマートファクトリー」‐1.75MWのメガソーラーも(マイナビニュース)

 日清紡ホールディングスは10月11日、エレクトロニクス、ケミカル、メカトロニクスの技術を融合した「スマートファクトリー」が徳島事業所内に完成したと発表した。

 徳島に完成した「スマートファクトリー」は、太陽電池・燃料電池などのクリーンエネルギーによる発電システム、電気二重層キャパシタを使った蓄電システム、電力ロスとなる変換(直流/交流)をなくす高電圧直流給電システムと電力を監視・制御するEMS(エネルギーマネジメントシステム)で構成されたシステムとなる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121012-00000007-mycomj-sci
※関連写真あり

2012/10/13 さっぽろホワイトイルミネーション:自家発電拡大し節電??大通会場 /北海道(毎日新聞)

 初冬の道都を彩る「さっぽろホワイトイルミネーション」の実行委員会は12日、札幌市内で会合を開き、“エコ・イルミネーション”としてメーンとなる大通会場の電力をバイオディーゼル燃料(BDF)による自家発電で賄うことを決めた。電球数は昨年度より2万個多い計42万個を予定。実行委は「節電に取り組みながら、より一層盛り上げていきたい」と話している。

 32回目となる今冬は11月22日に開幕。大通公園、駅前通、南一条通の3会場で開かれ、大通会場は12月25日まで行われる。

 また、ガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させて発電する「家庭用燃料電池」も新たに導入し、同電池の普及・啓発を図る。駅前通、南一条通会場は例年通り北海道電力の電力供給を受けていく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121013-00000170-mailo-hok

2012/10/13 スマホを中心としたネットワークが飛躍的に進化(サーチナ)

 「CEATEC JAPAN 2012」は今年も様々なテクノロジーを見せてくれたが、特に印象深かったのはスマートフォンとそれを連携するイノベーションの数々だった。

 私たちの生活を便利にするための製品やソフトが多数登場するのは良いことだが、反面、スマホ頼みのテクノロジーが多過ぎるのは果たしていいのだろうか、という疑問も湧いてくる。これだけ活躍の場が多いスマホは、これからバッテリーの消費を抑えるなどの本体のテクノロジーの進化を多く求められるのは間違いない。同イベントでも展示されていたローム <6963> の個体型水素燃料電池など充電用の技術はワイヤレス充電なども含め進化の兆しが見られてはいるが、どうしても充電グッズを持ち歩く煩わしさからは当分解放されることはなさそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121013-00000017-scn-bus_all

2012/10/14 シーテックにおけるスマートハウス展示に見えたもの(サーチナ)

 利用者が急増するスマートフォンと並び、節電・非常時対策として普及の進められているスマートハウスが主役となった最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2012」。多くの企業が太陽光発電システムや蓄電池・HEMS(ホームエネルギー・マネジメントシステム)などを展示していたが、中でも三菱電機やパナソニックがスマートハウスに広く展示スペースを割いて注目を集めていた。しかし、これらの展示に物足りなさを感じた来場者も少なくないのではないだろうか。何に物足りなさを感じたのか。それは平たく「どこの展示も同じ」という点であろう。

 太陽光発電や燃料電池で作った電気を蓄電池に溜め、HEMSによる最適制御で快適に過ごしながら利用する。電気自動車やブラグインハイブリット車に搭載された蓄電池とも連携をする。これだけのことである。各社その中で個性を出そうとはしているものの、スマート家電との連携に関しても、法律の壁等の要因もあって至極中途半端なものとなった。

 また三菱電機は、神奈川県鎌倉市で実証実験を実施中の「大船スマートハウス」のシステムを展示。太陽光発電と電気自動車などの容量の大きい蓄電池を連携して制御するHEMSを利用することで、災害などの停電時に1週間以上電気的自立が可能な「スマートハウス」であり、早期実用化が望まれるものではあるものの、今年5月に発表された実証実験であり、また少し毛色は異なるものの、既に積水ハウスが「太陽電池・燃料電池・蓄電池」の3電池を連動自動制御する独自HEMSを採用することで非常時の電源を確保したスマートハウスを販売していることなどからも、目新しさには欠けるであろう。多くのHEMSは、機能が電力の見える化のみであるものや、発電や蓄電は制御できるが家電は制御出来ないため、非常時に家電機器を最適制御するHEMSであることに焦点を絞った展示となっていれば印象は変わっていたかもしれない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121014-00000009-scn-bus_all

2012/10/14 きらら物産・交流フェア:家族連れらでにぎわう /山口(毎日新聞)

 「きらら物産・交流フェア2012」が13日、山口市阿知須のきらら博記念公園で始まり、家族連れらでにぎわった。14日まで。

 「物産」「住宅」「エコ」をテーマにした三つのフェアが一堂に会した催し。県産品の即売をはじめ、木工教室や地震体験、水素自動車や電気自動車といったエコカー試乗など計約260のブースが設けられた。会場には呼び込みの声が響き、焼きイカやアユの塩焼きなど食欲を刺激する匂いが漂っていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121014-00000136-mailo-l35

■海外ニュース
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<輸送>
●ボーイング社、燃料電池を積んでテスト飛行へ (2012年7月21日)

 ボーイング社(Boeing)は、アメリカン航空(American Airlines)および米連邦航空局(Federal Aviation Administration)と協同して「エコデモンストレーター・プログラム(ecoDemonstrator program)」に取り組んでいる。このプログラムは2010年からスタートして、2012年には環境面に優れた最新の技術とテスト用機器を装備した次世代437-800型機でフライトテストを行う予定である。

 デモンストレーター・プログラムでテストされる技術の一つに、日本の株式会社IHIとパートナーシップを組んで開発している補助電源のための再生型燃料電池(regenerative fuel cell)が予定されている。
http://boeing.mediaroom.com/index.php?s=43&item=1340

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