燃料電池ワールド Vol.1250 (2012/09/26 10:45)

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□燃料電池ワールド Vol.1250
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■2012年09月26日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2012年09月24〜25日のWEB LINK NEWS
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2012/09/24 ホンダの次世代燃料電池車、2015年発売へ(レスポンス)

 究極の環境対応車として、各自動車メーカーが開発に力を注ぐ燃料電池車。ホンダが次世代の燃料電池車を、2015年に市販することが分かった。

 これは9月21日、東京本社で記者会見したホンダの伊東孝紳社長が明らかにしたもの。伊東社長は「新型の燃料電池車を、2015年から日米欧で順次販売する」と宣言したのだ。

 今回、ホンダが2015年の発売を宣言した新型燃料電池車は、初代のFCXから数えると、ホンダとしては3世代目モデルになる。その内容は、現時点では未公表。ただし、ホンダの伊東社長は、「さらなる技術進化と大幅なコストダウンを図る」と述べており、現実的な価格で市場に投入される可能性がある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120924-00000004-rps-ind
※写真あり

2012/09/24 マキシム、バッテリ寿命を延長する高電圧バッテリモニタを発表(レスポンス)

 マキシム・インテグレーテッド・プロダクツは、ミッションクリティカルな車載、産業用リチウムイオンバッテリおよび燃料電池アプリケーション向けに、第4世代の高電圧バッテリモニタ「MAX17823」を発表した。

 MAX17823は、独自のISO 26262診断機能を内蔵し、電気自動車およびハイブリッド電気自動車の走行距離を最大化するとともに、バッテリや燃料電池の安全性と信頼性を確保する。

 独自の差動UART通信リンクは、車載用にEMCが強化されており、保守作業によるバッテリパックの切断時にも中断のないセル監視を実現し、高コストのデジタルアイソレータを不要にする。

 また、シャットダウン機能により、ホストマイクロコントローラの12V電力が失われた場合、デイジーチェーンされたすべてのデバイスが1μA以下のスリープモードへと安全に移行する。

 ISO 26262「ASIL-D」への準拠を達成しており、高精度の96セル、毎秒100測定の性能を備え、96セルのホットプラグ耐性は、BMS(バッテリ管理システム)製造時に最高の信頼性を確保する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120924-00000030-rps-bus_all
※写真あり

2012/09/25 パリモーターショーに韓国完成車多数 欧州攻略へ(聯合ニュース)

 【パリ聯合ニュース】パリモーターショー2012が27日にフランス・パリで開幕する。完成車や部品メーカー約300社が参加し、100台以上の新車が紹介される。韓国の完成車メーカーも欧州市場を積極的に攻略するため、多数のモデルを準備した。

 現代自動車が出展するコンセプトカーと量産車は計24台。コンパクトカー「i30」の3ドアモデル、コンセプトカー「i?oniq(HED?8)」のほか、電気自動車(EV)「ブルーオン」や水素燃料電池車「ix35」などの環境対応車も紹介する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120925-00000024-yonh-kr

2012/09/25 山本知事:県職員数を約6%削減 「産業戦略本部」設置へ??県議会初答弁 /山口(毎日新聞)

 山本繁太郎知事は24日、就任後初の県議会代表質問に臨んだ。瀬戸内沿岸の産業再生、年間観光客400万人構想、県職員数削減など知事選での公約を実行する意思表明を行い、上関原発と米軍岩国基地の問題については二井関成前知事の姿勢を継続する方針を示した。
 ◆知事が表明した施策・対応◆
・太陽光、風力、森林バイオマス、水素など再生可能エネルギーの最大限の導入を目指す
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120925-00000112-mailo-l35

2012/09/25 ITカーズ、世界初の水素エンジン自動車を公開 年内に一般発売へ(産経新聞)

 情報システム開発・販売を手がける「ITカーズ」(東京都千代田区)は25日、世界で初めて水素とガソリンを燃料とする「ガソリン混合水素エンジン自動車」への機能変換キットを開発したと発表した。年内の一般販売を目指す。既存の自動車をエコカーに変えることで、二酸化炭素(CO2)の排出量を削減するなどの狙いがある。

 同社は2009年から開発を開始。「軽自動車で実現すればどの車種にも搭載できる」(開発者)ことから、スズキの軽自動車「ワゴンR」に高圧水素タンクなどを取り付けた。

 ガソリン混合水素エンジンへの改造費用は、現状では受注生産のため、400万?500万円程度になる見込み。だが、同社の竹馬徳昭社長は、「将来、量産化が進めば30万程度まで下げることが可能」だと話す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120925-00000563-san-bus_all
※写真あり

■海外ニュース
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<輸送>
●エコムーブ社、電気自動車の燃料電池レンジ・エクステンダーはとても素晴らしい(2012年7月)

 デンマークの自動車製造合弁企業エコムーブ社(ECOmove)は、電気自動車「キューベック(QBEAK)」を発表した。この車はバイオ・メタノールと水を混合させた燃料を使う燃料電池レンジ・エクステンダー(航続距離延長装置)を搭載して、燃料の再補給なしで500マイル(約800km)の走行を可能にしている。
http://en.ecomove.dk/category/941
〔参考〕上記のエコムーブ社のサイト以外にも、以下のサイトでQBEAKの写真がある。
http://blog.livedoor.jp/nana_news/archives/5814530.html
http://blog.livedoor.jp/motersound/archives/51732414.html

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆水素エネルギー人材育成センター 第12回「経営者コース」開催【再掲】
  ?水素・燃料電池産業参入へのきっかけとしてご活用ください?

 「福岡水素エネルギー人材育成センター」では、水素エネルギー新産業への参入を目指す意欲的な経営者等を対象とした、【経営者コース】を開催します。

 水素ビジネスへの参入を目指す企業経営者や幹部のみなさまのご参加を、心からお待ちしております。
◇対象:水素・燃料電池分野への参入を目指すものづくり企業の経営幹部の方々
◇日時:10月4日(木)12:50?17:50(名刺交換会:18:00?19:20)
◇会場:九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館 910号室
◇受講料:3,000円
◇交流会(名刺交換会):2,000円
◇募集人数(定員):40名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◆コースの詳細はこちらから
 http://www.f-suiso.jp/info/3469.html
◆受講申込みについて (オンラインでお申込みください)

 https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20120720103445
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後援:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

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