燃料電池ワールド Vol.1237 (2012/09/06 08:52)

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□燃料電池ワールド Vol.1237
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■2012年09月06日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2012年09月05日のWEB LINK NEWS
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2012/09/05 トヨタなど、水素活用のエネルギー需給システムを検討するHyGrid研究会を設立(レスポンス)

 川崎重工業、トヨタ自動車などは、水素を最大限に活用することでエネルギー需給システムの最適化するモデル「HyGrid」について検討する「HyGrid研究会」を発足した。

 研究会に参加するのは他に九州大学カーボンニュートラル国際研究所、テクノバ、ローランド・ベルガー。

 研究会では、HyGridモデルによる低炭素社会を2030年までに実現させることを目指し、地域単位で産学官などによる検討体制を構築、地域の実情に合わせた最適なエネルギー需給システム「HyGrid」について研究する。また、地域経済を支える仕組みとしての可能性についても研究する。

 風力や太陽光などの再生可能エネルギーは、出力(発電)が日単位や季節単位で大きく変動する。この変動の吸収のための蓄エネルギー技術として水素は、蓄電池(リチウムイオン電池、NaS電池)に比較して長期のエネルギー貯蔵とコスト面で有利だ。

 研究会では、再生可能エネルギー導入に積極的な自治体と連携して、再生可能エネルギーを利用して、水電気分解、得られた水素の貯蔵、水素による燃料電池による発電と水素自体の利用といった一連の統合システムを研究、開発する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120905-00000010-rps-bus_all
※図あり

2012/09/05 円高・デフレ脱却、日銀による外債購入を要請=民主マニフェスト素案(ロイター)

 [東京 5日 ロイター] 民主党は5日午後、経済財政・社会調査会を開き、次期衆院選で掲げるマニフェスト(政権公約)について党所属国会議員による議論を開始した。

 東日本大震災後の原発事故で大転換が迫られているエネルギー政策では、「脱原発依存」を早期に実現するためには、原発代替エネルギー技術の開発と実用化にリソースを優先的に充当することが前提などとし、具体策として、燃料電池、太陽電池、風力などの技術開発・普及促進に重点的に投資することなどを盛り込んだ。焦点の「原発依存度ゼロを目指す」との表記をめぐっては、党内で議論が進行中のため、空欄のまま提示された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120905-00000071-reut-bus_all
※写真あり

2012/09/05 【SUPER GT 第6戦】ワンセグ放送でライブ映像を配信(レスポンス)

 9月8日、9日の2日間、富士スピードウェイで開催されるSUPER GT 第6戦「富士GT300kmレース」、場内観戦エリアではワンセグ放送によりレース情報が配信される。

 また、会場で実施されるイベントの詳細も決定した。星野一義監督、関谷正徳監督、高橋国光監督の運転による燃料電池車同乗試乗会やサーキットサファリ、子供向けのギッズカートやトランスフォーマー×キッズウォークなど家族で楽しめるイベントが用意されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120905-00000052-rps-moto
※写真あり

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●ITMパワー社、EUの助成金を獲得 (2012年06月28日)

 ITMパワー社(ITM Power)は、陽子交換膜型電気分解部品の供給チェーンを発展させる協議会に対するEUの助成金の一部、36万ユーロ(45万3000ドル)を授与された。EUの第7次研究枠組み計画のもとで資金が投じられる協議会の「エレクトロフィーペム(ELECTROHYPEM)」プロジェクトの目標は、スタックとシステムのコストを引き下げて、効率や性能、信頼性を進歩させながら、コスト効果の高い部品を開発することである。このプロジェクトは3年計画で行われる。
http://www.itm-power.com/news-item/eu-grant-award-for-pem-water-electrolysers-coupled-to-renewable-power-sources/

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