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□燃料電池ワールド Vol.1219
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■2012年08月13日発行
◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
◇http://www.fcworld.jp
■2012年08月10〜12日のWEB LINK NEWS
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2012/08/11 ドコモ、再生エネで電力賄う「グリーン基地局」 太陽光だけで50%カバー(産経新聞)
NTTドコモは、太陽光や風力などの再生可能エネルギーを駆使し、携帯電話に電波を送る基地局に必要な電力を賄う「次世代グリーン基地局」の開発に乗り出した。2013年春までに全国10カ所に同基地局を設置し、各地で実証試験を行う予定だ。停電や災害で電力供給が途絶えた場合でも運転して通信回線を維持するほか、電力消費量や二酸化炭素(CO2)排出量の削減にもつながる環境にやさしい技術だ。
太陽光パネルで発電した電力は直流のため、交流で稼働する機器を使用すれば電流を変換しなければならない。しかし、直流と交流を変換する際、一般的に5?10%のエネルギーロスが発生する。こうした無駄をなくそうと、グリーン基地局では設置した全ての機器は直流で使えるものをそろえた。試作機は太陽光を使用しているが、発電源としては風力発電や燃料電池なども検討している。
ただ、開発の陣頭指揮をとるドコモ先進技術研究所環境技術研究グループの竹野和彦主幹研究員は、「本格的な普及に向けては高いハードルが存在する」と話す。
ドコモの基地局は日本国内に約10万カ所あり、「現在のコストでは、全国に導入していくことは難しい」(竹野主幹研究員)。基地局の装置類は通常、10?15年間使用するが、グリーン基地局化による消費電力の削減によって浮いたコストが、基地局の投資コストを上回らなければ実用化はおぼつかない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120811-00000544-san-bus_all
※写真あり
2012/08/11 東京ガス、みなとみらい21地区にショールーム開設へ/神奈川(カナロコ)
東京ガスは、横浜・みなとみらい21(MM21)地区34街区に三菱地所が建設中の商業施設内に2013年6月、「東京ガス横浜みなとみらいショールーム」(仮称)を開設する。
東日本大震災以降関心が高まる「安全」や「エネルギー」などをテーマに「暮らしの知恵」を紹介するコーナーを併設。同社が商業施設内にショールームを開設するのは初めてという。
総床面積は約3300平方メートル。コンロや床暖房をはじめ、家庭用燃料電池「エネファーム」などを展示。地元のシェフと連携して横浜ならではの食文化を発信する「クッキングステージ」や、ガス灯が1872年に横浜に誕生して以降の横浜とガスの関わりを紹介するコーナーを新設するなど「地域に根ざしたショールームを目指す」という。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120811-00000021-kana-l14
■海外ニュース
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<輸送>
●トヨタとBMW、燃料電池開発で協働(2012年06月29日)
トヨタ自動車(Toyota Motor Corporation:TMC)とBMW(BMW AG)は、4分野の長期的な戦略的協業関係構築を目的とした覚書(Memorandum of Understanding:MoU)に調印した。4つの協業分野は、「燃料電池システムの共同開発」「将来のスポーツカーのアーキテクチャと構成部品の共同開発」「電動化に関する協業」「軽量化技術の共同研究開発」である。BMWは以前に、ゼネラルモータース(General Motors)との協力を検討していたが、トヨタとの新しい提携を踏まえて中止した。
https://www.press.bmwgroup.com/pressclub/p/pcgl/pressDetail.html?outputChannelId=6&id=T0128045EN&left_menu_item=node__2201
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆水素エネルギー人材育成センター 第5回「高度人材育成コース」開催【再掲】
〜 水素エネルギー分野の将来を担う若手研究者を育成 〜
9月3日(月)から9月5日(水)までの3日間、大学生、大学院生、若手研究者等を対象とした「高度人材育成コース」を開催します。
燃料電池産業や水素エネルギー研究の最新情報をサマースクール形式により幅広く講義することで、将来を担う若手研究者の育成を目指します。
世界で活躍する研究者、企業の最前線で活躍する技術者が、最新動向を分かりやすく講義します。
受講料無料! 定員40名に達し次第締切ります。
〜コースの概要〜
◇対象:大学生・大学院生、若手研究者等(原則35歳未満)
◇日程:9月3日(月)から9月5日(水)の3日間
◇会場:(1、2日目) 九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館 914号室
(3日目)水素エネルギー製品研究試験センター
◇受講料:無料(交通費、宿泊費は受講者負担。)
◇交流会(名刺交換会)[初日の講義終了後。全員参加] 参加無料
※社会人(大学生・大学院生以外)は2,000円/人
◇募集人数(定員):40名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◆高度人材育成コースの詳細はこちらから
http://www.f-suiso.jp/info/3084.html
◆受講申込みについて (オンラインでお申込みください
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20120620151141
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、国立大学法人 九州大学 水素エネルギー国際研究センター、独立行政法人 産業技術総合研究所 水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS)
◇後援:燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)
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