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□燃料電池ワールド Vol.1213
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■2012年08月03日発行
◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
◇http://www.fcworld.jp
■2012年08月02日のWEB LINK NEWS
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2012/08/02 西部ガス販売、累計1千台を突破 家庭用の燃料電池好調 福岡(産経新聞)
節電意識の高まりを背景に、都市ガスを原材料にして発電する家庭用の燃料電池「エネファーム」の販売が好調だ。西部ガスでは、販売開始から3年が経過した今年7月までに販売台数が累計1千台を突破。同社では販売網を強化し、24年度中に前年度実績約2倍にあたる850台の販売を目指している。
西部ガスは平成21年6月に販売開始。知名度不足や1台300万円近い価格もあり、22年度の販売台数は227台にとどまったが、東日本大震災をきっかけに節電意識が高まり、23年度は448台に倍増。24年度も4?7月で255台を売っている。
同社ではこれまで本社営業部がエネファームを直接販売していたが、今春からは福岡、熊本、長崎3県に25店舗あるガス機器販売の「西部ガスリビングメイト」を通じて販売。今夏の節電を追い風に、さらなる市場拡大に挑んでいる。
西部ガスの田中優次社長は「予想を上回るスピードで普及している。課題は価格だが、メーカーと協力し早期に1台100万円を切るようにしたい。50万円を切れば、爆発的に売れると思っている」と話した。
家庭用燃料電池に対しては、購入にあたって国が最大70万円を補助している。ただ、24年度の予算90億円は6月上旬で尽きており、日本ガス協会では補助延長を国に求めている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120802-00000038-san-l40
2012/08/02 ソーラーカー:耐久レース終了 玉川大が4連覇 /秋田(毎日新聞)
ソーラーカー耐久レース「ワールド・グリーン・チャレンジ(WGC)」が大潟村のソーラースポーツラインで31日まで行われた。
3日間で計24時間走り、1周25キロのコースの周回数を競うソーラー&FC(燃料電池)カー・ラリーは18チームが参加。玉川大(東京都)の太陽電池と燃料電池のハイブリッド車が総合優勝、4連覇を果たした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120802-00000031-mailo-l05
2012/08/02 <省エネ住宅>購入電力88%減 3電池で居住実験(毎日新聞)
大阪ガスと積水ハウスは2日、太陽光発電と燃料電池、蓄電池の3電池を備えた省エネ住宅「スマートエネルギーハウス」を奈良県王寺町に実際に建てて実施した居住実験で、購入電力量が約88%減らせる節電効果があったと発表した。3電池を備えた住宅で、実際に1年以上住んでデータ集積をしたのは国内初という。
実験用住宅は2階建てで、昨年7月から今年6月末の1年間のデータを取った。燃料電池の利用が少ない深夜に発電して蓄電池にためておき、朝や夜など消費電力が多い時間帯に蓄電池から放電した。この結果、関西電力からの購入電力量は大幅に減り、3電池がない場合、年間4830キロワット時の購入電力量が、実験では584キロワット時にとどまった。太陽光発電は発電分のほとんどを売電することで、光熱費は年間で9万5695円のプラスになった。大ガスは「節電効果は試算に近い理想の結果だった。課題は蓄電池のコストダウン」としている。今回、実験に使用している蓄電池は制御機能が付いたもので、市販されている蓄電池とは異なるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120802-00000082-mai-bus_all
※写真あり
■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●ブルックヘブン研究所、安い水電解触媒を開発(2012年05月09日)
米エネルギー省のブルックヘブン国立研究所(Brookhaven National Laboratory)の研究チームは、窒化モリブデン-ニッケル(nickel-molybdenum-nitride)触媒を使う新しい電極触媒を開発した。水から純水素を製造する従来の方法では、二酸化炭素の放出や高価なプラチナ触媒の使用という問題があった。プラチナに取って代わるこの水電解触媒は、1kgにつき5万ドルというプラチナの1000分の1の価格で販売している。
http://www.bnl.gov/bnlweb/pubaf/pr/PR_display.asp?prID=1414&template=Today
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆水素エネルギー人材育成センター 第5回「高度人材育成コース」開催【再掲】
〜 水素エネルギー分野の将来を担う若手研究者を育成 〜
9月3日(月)から9月5日(水)までの3日間、大学生、大学院生、若手研究者等を対象とした「高度人材育成コース」を開催します。
燃料電池産業や水素エネルギー研究の最新情報をサマースクール形式により幅広く講義することで、将来を担う若手研究者の育成を目指します。
世界で活躍する研究者、企業の最前線で活躍する技術者が、最新動向を分かりやすく講義します。
受講料無料! 定員40名に達し次第締切ります。
〜コースの概要〜
◇対象:大学生・大学院生、若手研究者等(原則35歳未満)
◇日程:9月3日(月)から9月5日(水)の3日間
◇会場:(1、2日目) 九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館 914号室
(3日目)水素エネルギー製品研究試験センター
◇受講料:無料(交通費、宿泊費は受講者負担。)
◇交流会(名刺交換会)[初日の講義終了後。全員参加] 参加無料
※社会人(大学生・大学院生以外)は2,000円/人
◇募集人数(定員):40名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◆高度人材育成コースの詳細はこちらから
http://www.f-suiso.jp/info/3084.html
◆受講申込みについて (オンラインでお申込みください
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20120620151141
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、国立大学法人 九州大学 水素エネルギー国際研究センター、独立行政法人 産業技術総合研究所 水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS)
◇後援:燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)
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