燃料電池ワールド Vol.1175 (2012/06/07 08:25)

水素チャンネル Home

■───────────────────────────
□燃料電池ワールド Vol.1175
■□□□□□□□□□
■2012年06月07日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2012年06月06日のWEB LINK NEWS
□□□───────────────────────────

2012/06/06 APEC貿易担当相会合閉幕 TPP交渉期限設定はせず(テレビ朝日系(ANN))

 ロシアで開かれていたAPEC=アジア太平洋経済協力会議の貿易担当閣僚会合は6日、拡大する保護貿易主義への懸念と抑止に向けた取り組みの強化などを盛り込んだ声明を採択し、閉幕しました。

 去年のAPECでは、燃料電池など環境に配慮した物品関税を2015年末までに5%以下に削減することで合意しています。今回、日本はその対象品目がリストに盛り込まれるよう参加国に訴え、9月の閣僚会議までに完成するよう指示するとの内容が盛り込まれました。一方、アメリカのカーク通商代表は、TPP=環太平洋経済連携協定について「交渉の中身が妥結の時期を決定する」として、現在の参加9カ国による交渉に期限を設けるつもりはないとの考えを強調しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20120606-00000005-ann-int
※映像あり

2012/06/06 「発電機付きEV」来年販売=ロータリーエンジン活用―マツダ(時事通信)

 マツダは5日、走行距離を大幅に伸ばせる発電機付き電気自動車(EV)を来年、官公庁向けにリース販売する方針を明らかにした。工場などで発生した水素を燃料として使い、独自技術のロータリーエンジンで発電、バッテリーを充電する仕組み。同エンジンの新たな活用法として近く開発を終える見通しだ。

 既存のEVがスタンドやコンセントなどから充電して走行するのに対し、このEVは「走りながら充電する」(山内孝会長兼社長)。工場などで発生する水素を集め、ガソリンスタンドのような「水素ステーション」でEVに注入し、燃料とする構想だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120606-00000015-jij-bus_all

2012/06/06 燃料電池レーサー、H2初公開…2013年のルマン参戦へ(レスポンス)

 16-17日、フランスで開催される2012年のルマン24時間耐久レース。来年の2013年、同レースに参戦するルマン史上初の燃料電池レーサーが披露された。

 これは3日、フランス・サルトサーキットで行われたルマン24時間耐久レースの公式テストでの出来事。フランスに本拠を置くグリーンGT社が、『H2』という名のプロトタイプレーシングカーを初公開したのだ。

 このH2、そのネーミングが意味する通り、水素を使った燃料電池車。燃料電池スタックと水素タンクを搭載。2個のモーターは最大出力540ps、最大トルク245kgmという強大なパワー&トルクを引き出す。

 また、カーボンファイバー構造により、車両重量は1240kgと軽量。さらに2013年には、約1000kgまで軽量化する。グリーンGT社によると、最高速300km/hのパフォーマンスを実現するという。

 グリーンGT社は今後、H2の開発テストを進める予定。2013年のルマン24時間耐久レースに、今年の日産デルタウイングと同じく、次世代の自動車技術の研究開発を促進するために設けられた実験車のカテゴリー、「ガレージ56」の枠で参戦する計画だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120606-00000033-rps-moto
※写真あり

■海外ニュース
□□□───────────────────────────
<燃料/改質器/貯蔵>
●カリフォルニア州エネルギー委員会、水素ステーションに1100万ドルの追加投資(2012年04月)

 カリフォルニア州エネルギー委員会(California Energy Commission:CEC)は、2012年から2013年にかけた代替・再生可能燃料および自動車技術プログラム(Alternative and Renewable Fuel and Vehicle Technology Program)の資金割当を説明する新しい報告書を発表した。カリフォルニア州全体に水素燃料ステーションを建設するために、投資計画は2012年度から2013年度の期間に1100万ドルの追加投資を行う。これは最近、水素インフラのために割り当てられた1870万ドルに追加されるもので、来年末までに31から37か所の一般向け水素燃料ステーションが作られる予定である。
http://www.energy.ca.gov/2011-ALT-1/index.html
http://www.energy.ca.gov/2012publications/CEC-600-2012-001/CEC-600-2012-001-CMF.pdf

────────────────────────────────────

■メルマガ「燃料電池ワールド」
 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM-DREAM
  連絡先:fc55gogo@gmail.com

 □解除を希望される方は、利用されている「まぐまぐ」または「melma!」のどちらかで解除の手続きを行ってください。PEM-DREAMでの代行はできません。
 まぐまぐ http://www.kaijo.com/
 melma! http://melma.com/contents/taikai/
 □マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)


**H2**

<前の号 次の号>

TAKAGI-1