燃料電池ワールド Vol.1149 (2012/04/27 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.1149
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■2012年04月27日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2012年04月26日のWEB LINK NEWS
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2012/04/26 太陽光発電の強制買い取り価格42円/kWh、20年間保証の異常 - 藤沢 数希(アゴラ)

 経済産業省は25日、太陽光発電の買い取り制度が導入される7月に向け、「調達価格等算定委員会」を開き、メガソーラーなど大規模太陽光発電の買い取り価格を1kWh当たり42円とする委員長案をまとめた。さらに大規模なメガソーラーの場合、この価格を20年間保証するという。国の補助金制度を合わせると実質48円/kWhにもなる。メガソーラー事業への進出に意欲を見せていたソフトバンクの孫正義氏らのいい値がほぼ通ったことになる。筆者は、これは極めて異常な事態で、今後、日本に大きな禍根を残すと考えている。

 まず、石炭火力や原子力などの発電単価は5?6円/kWh程度で、これだけでこの買取価格が本来の価格の10倍近いことがわかる。しかし、実際はもっと高い。なぜならば、石炭火力や原子力は、発電量をコントロールでき予測可能なため、発電した電気のほぼ全てを使えるが、いつどれだけ発電されるかわからない太陽光は、電気が作られてもそれがうまく使われるとは限らないからだ。しかしながら、電力会社は太陽光発電で作られた電気を買い取る義務があり、このコスト負担は全て電気代に自動的に上乗せされる。

 また、この42円/kWhという単価は、ドイツなどの25円?30円/kWh程度の買取価格よりもはるかに高い。なぜ、そのような高価な電気を、国民が負担しなければいけないのだろうか。言い換えると、なぜ国民は毎日毎日、太陽光発電業者にお金を渡さなければいけないのだろうか。

 このような話を美談として報道する日本のマスメディアは、思考を停止してしまったとしか考えられない。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120426-00000306-agora-bus_all

2012/04/26 大ガス、13年3月期業績予想は増収増益=販売単価高めに推移〔決算〕(時事通信)

 大阪ガス=2013年3月期連結業績は増収増益を予想。省エネ意識の高まりからガス販売量は微減を見込むが、販売単価が液化天然ガス(LNG)価格の上昇で高めに推移すると予想。電力不足を背景にコージェネレーション(熱電併給)システムの普及を進め、海外エネルギー事業への投資も増やす。尾崎裕社長は「(社会全体の)天然ガスへのシフトを進めて大きな成果を上げたい。エネファームはたくさん売りたい」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120426-00000063-jijc-biz

2012/04/26 パナホーム、13年3月期業績予想は増収増益=分譲事業で成長確保〔決算〕(時事通信)

 パナホーム=2013年3月期連結業績は増収増益を見込む。新設住宅着工は前年並みの83万戸と予想。東日本大震災の仮設住宅需要は減少するが、エネルギー自立型の暮らしを提案するスマートハウスや、パナソニックグループ連携で街づくりを推進するスマートシティ展開など分譲事業の成長を見込む。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120426-00000077-jijc-biz

■海外ニュース
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<定置用電源>
●クリアエッジ・パワー社のクリアエッジ5、CSA認証を取得(2012年02月07日)

 クリアエッジ・パワー社(ClearEdge Power)の定置用燃料電池システム「クリアエッジ(ClearEdge)5」は、カナダ規格協会の電気機器の安全規格であるCSA認証(CSA certification)を取得し、定置用燃料電池発電システムのアメリカ基準である米国/カナダ規格アメリカFC1:定置用燃料電池システム(ANSI/CSA America FC1)のリストに載せられた。
http://www.clearedgepower.com/news/clearedge-power-receives-csa-certification-meets-demanding-industry-fc-1-standards-0

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆燃料電池組立・発電体験コーナー【再掲】

 FC懇談会は、FCDIC(燃料電池開発情報センター)が主催する第19回燃料電池シンポジウムで「燃料電池組立・発電体験コーナー」を行います。このコーナーは、(株)ケミックスの燃料電池組立キットを使って、組み立て及び発電試験を体験していただきます。説明はFC懇談会メンバーが担当します。予約制ですが、どなたでも参加無料ですので、ぜひチャレンジ下さい。
◇日時 5月16日(水)〜17日(木)10時〜17時
◇場所 タワーホール船堀1F シンポジウム展示会場(東京都江戸川区船堀4-1-1)
◇参加費 無料(予約制)
◇予約 参加登録用紙を下記URLからダウンロードしてお申し込み下さい。具体的な申し込み方法は用紙に記載してあります。
  http://www.fcdic.com/

 申込者が規定数に達した時点で受付終了となりますので、お早めにお申し込み下さい。
 *指導教員の方が同席される場合は高校生等も可です。
◇主催 FC懇談会、協力(株)ケミックス

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