燃料電池ワールド Vol.1146 (2012/04/24 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.1146
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■2012年04月24日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2012年04月23日のWEB LINK NEWS
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2012/04/23 省エネ住宅中心に街づくり 積水ハウス、スマートタウン事業展開(フジサンケイ ビジネスアイ)

 積水ハウスは、太陽電池と燃料電池、蓄電池を搭載したスマートハウス(省エネ住宅)を軸とする街づくり「スマートタウン」事業を展開する。第1弾として、仙台市泉中央副都心に隣接する「スマートコモンシティ明石台」(宮城県富谷町)を27日に街開きする。その後、「スマートコモンステージけやき平」(茨城県古河市)、「アイランドシティ照葉のまち」(福岡市)など同社の分譲地を対象に順次開設していく計画だ。

 住宅は、3種電池と同社独自のエネルギー管理システム「HEMS」(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)を組み合わせたハイブリッド型を採用、電力消費の最適利用を可能とする。

 仙台市明石台(総区画数431)の場合、当初ハイブリッド型は7棟だが、全体の2割程度までに普及させる方針。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120422-00000008-fsi-bus_all

2012/04/23 ホンダ、省エネ型次世代住宅「スマートハウス」公開 自動車発電も活用(産経新聞)

 ホンダは23日、太陽光などで自家発電したり家庭内のエネルギー需給を制御するシステムを備えた省エネ型次世代住宅「スマートハウス」をさいたま市内で公開した。自社の電気自動車(EV)や燃料電池車から家庭に電力を供給する実験にも取り組む。スマートハウスには社員が実際に住み込み、発電量や消費電力量などのデータを蓄積。2015年をめどにシステムを事業化する方針だ。

 実証実験では、ホンダが既に販売しているエネルギー機器や現在開発中の薄膜太陽電池を活用して熱や電気を作り、蓄電池で電気を蓄える。発電した電気はハウス内の家電やEVの充電に使い、ハウス内で電力を自給自足する。

 「スマート・イー・ミックス・マネジャー」と呼ばれるエネルギー制御システムが各機器の作動状況や発電情報を把握して最安・最適なエネルギーマネジメントを行うほか、停電や災害時の電力供給を可能にする。

 また、テレビやエアコンなどの家電は「アイリモコン」と呼ばれる家電制御システムを使うことで、外出先でもスマートフォン(高機能携帯電話)経由で電源を消すなどの操作ができる。

 ホンダの山本芳春専務執行役員は「新築だけでなく、既存の住宅にもリフォーム感覚で設置できるようにしたい」と設置の手軽さを強調した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120423-00000600-san-bus_all
※写真あり

2012/04/23 旭化成ホームズ、エネルギーをシェアする二世帯住宅を発売(産経新聞)

 旭化成ホームズは23日、家庭用燃料電池や太陽光発電で作った電気と熱を2世帯間でシェアし、光熱費ゼロ、CO2排出量差し引きゼロとするシステムを大阪ガスと共同開発した。28日から販売する住宅「ヘーベルハウス&Nico(アンドニコ)」に採用する。

 同住宅は、1つの家庭用燃料電池(エネファーム)や太陽光発電で作ったエネルギーを、電力使用時間帯が異なる親世帯と子世帯の2世帯で効率良く使う。2世帯が極力、同じ空間で快適に生活できる室内空間設計などで工夫した。

 販売価格は、太陽光発電8.1キロワットのシステム搭載タイプで5020万円。初年度150棟の販売を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120423-00000567-san-bus_all
※写真あり

2012/04/23 北京モーターショー開幕 現代自は現地仕様の新車公開(聯合ニュース)

 【ソウル聯合ニュース】世界有数の自動車見本市、北京モーターショーが23日、中国北京市で開幕した。同モーターショーには世界各国のメーカー2000社以上が参加し、韓国メーカーも現地に合わせた新車やエコカーを展示した。

 現代自は「中国型アバンテ」のほか、次世代新概念スポーツ多目的車(SUV)モデル「サンタフェ」の新型も中国市場に投入する。

 ブースには走行距離の延長に成功した電気自動車(EV)のコンセプトカー「アイオニック(i?oniq)」や「ソナタハイブリッド」のほか水素エンジン車などのエコカーも並んだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120423-00000022-yonh-kr

■海外ニュース
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<定置用電源>
●CTトランジット、本社にUTCパワー社の燃料電池を設置(2012年02月28日)

 コネチカット州交通局が運営するCTトランジット公社(CT Transit)は、ハートフォードにある本社で使うためにUTCパワー社(UTC Power)の400kW級定置用燃料電池システム「ピュアセル(PureCell〓)」を購入した。この燃料電池は33万フィートの施設に電力を提供し、燃料電池から出る熱エネルギーは建物の主要な暖房システムを支える2台のボイラーを予熱するために使われる。このプロジェクトは、2009年のアメリカ復興・再投資法の一部である連邦交通局のタイガープログラム(Transit Investments for Greenhouse Gas and Energy Reduction:TIGGER program)から資金を提供されている。

 CTトランジットは現在、UTCパワー社の燃料電池で駆動する5台のバスをコネチカット州で運営している。
http://www.utcpower.com/pressroom/pressreleases/ct-transit-sets-another-green-example-installs-purecell-system

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆燃料電池組立・発電体験コーナー【再掲】

 FC懇談会は、FCDIC(燃料電池開発情報センター)が主催する第19回燃料電池シンポジウムで「燃料電池組立・発電体験コーナー」を行います。このコーナーは、(株)ケミックスの燃料電池組立キットを使って、組み立て及び発電試験を体験していただきます。説明はFC懇談会メンバーが担当します。予約制ですが、どなたでも参加無料ですので、ぜひチャレンジ下さい。
◇日時 5月16日(水)〜17日(木)10時〜17時
◇場所 タワーホール船堀1F シンポジウム展示会場(東京都江戸川区船堀4-1-1)
◇参加費 無料(予約制)
◇予約 参加登録用紙を下記URLからダウンロードしてお申し込み下さい。具体的な申し込み方法は用紙に記載してあります。
  http://www.fcdic.com/

 申込者が規定数に達した時点で受付終了となりますので、お早めにお申し込み下さい。
 *指導教員の方が同席される場合は高校生等も可です。
◇主催 FC懇談会、協力(株)ケミックス

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