燃料電池ワールド Vol.1136 (2012/04/10 08:46)

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□燃料電池ワールド Vol.1136
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■2012年04月10日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆燃料電池組立・発電体験コーナー【再掲】

 FC懇談会は、FCDIC(燃料電池開発情報センター)が主催する第19回燃料電池シンポジウムで「燃料電池組立・発電体験コーナー」を行います。このコーナーは、(株)ケミックスの燃料電池組立キットを使って、組み立て及び発電試験を体験していただきます。説明はFC懇談会メンバーが担当します。予約制ですが、どなたでも参加無料ですので、ぜひチャレンジ下さい。
◇日時 5月16日(水)〜17日(木)10時〜17時
◇場所 タワーホール船堀1F シンポジウム展示会場(東京都江戸川区船堀4-1-1)
◇参加費 無料(予約制)
◇予約 参加登録用紙を下記URLからダウンロードしてお申し込み下さい。具体的な申し込み方法は用紙に記載してあります。
  http://www.fcdic.com/

 申込者が規定数に達した時点で受付終了となりますので、お早めにお申し込み下さい。
 *指導教員の方が同席される場合は高校生等も可です。
◇主催 FC懇談会、協力(株)ケミックス

■2012年04月09日のWEB LINK NEWS
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2012/04/09 “次期アップル・テレビ”が「iPanel」だと断言できる理由(Computerworld)

 Jefferiesのアナリストであるピーター・ミセク(Peter Misek)氏によれば、Appleは第4四半期にスマートテレビを発売する見込みだが、名称は「iTV」にはならないという。噂のApple新製品は「iPanel」と呼ばれるのではないかと同氏は語った。

 このほかミセク氏は、衛星写真からAppleがノースカロライナにあるデータセンターの面積を倍にしたことが判明したと述べた。「データセンターの広さを2倍にしたのは、大規模なビデオ・サービスを消費者へ提供するために違いない」と、ミセク氏は説明している。Appleは以前からノースカロライナに出力4.8メガワットの燃料電池システムを作る計画を公にしており、先週もまた、同システムが私的な燃料電池プロジェクトとしては世界最大となること、公害や騒音を出さない同プラントは水素によって発電を行うことなどを発表している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120409-00000005-cwj-sci

2012/04/09 水素を安全かつ効率的に貯蔵できる技術が登場! 水素燃料の未来はバラ色か!?(ギズモード・ジャパン)

 そんな水素を安全かつ効率的に貯蔵できる技術を日本の産業技術総合研究所とアメリカのブルックヘブン国立研究所が共同で開発したそうですよ。

 この技術...何が凄いかということ以下の3点を実現したことにあるそうです。
・二酸化炭素と水素からギ酸、ギ酸から二酸化炭素と水素への変換をpHで制御できる触媒を開発したこと
・新開発の触媒により、常温常圧の水中で二酸化炭素と水素をギ酸に変換することが可能になり、貯蔵や運搬が容易になったこと
・新開発の触媒により、ギ酸を分解し、二酸化炭素と燃料電池に適した高圧水素の供給が可能になったこと

 これまでの技術だと、高圧高温下の環境や、燃料電池が劣化しないように、触媒により発生した一酸化炭素の量をコントロールする必要があるなど、色々と制約があったそうです。なので、水素を貯蔵したり、供給したりするというだけで多くのエネルギーが必要になる...という状況でした。そのため、エネルギー効率を大幅に改善できる高性能な触媒が待ち望まれていたようです。

 今回登場した水素と二酸化炭素をギ酸に変換する触媒のおかげで、ガソリンや液化天然ガスのように貯蔵や運搬ができるようになっただけでなく、変換するために必要なエネルギーも大幅に減らせることに成功したと言えそうですね。

 では、この技術のおかげで、水素燃料の未来が一気に明るくなったのか? というと、まだまだ課題が残っているようです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120409-00000313-giz-ent
※写真あり

■海外ニュース
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<輸送>
●15台の水素動力のオート三輪車、ニューデリーの道路を走る(2012年01月09日)

 世界で最初の水素内燃エンジンオート三輪車15台の隊列がインドのニューデリーの道路を走った。これは、トルコのイスタンブールを拠点とする国連工業開発機関(United Nations Industrial Development Organization:UNIDO)水素エネルギー技術国際センター(International Centre for Hydrogen Energy Technologies:UNIDO-ICHET)の支援を受けているプロジェクトである。これらのオート三輪車はニューデリーのプラガティ・マイダーン展示場で稼働し、エア・プロダクツ社(Air Products)の水素ステーションから燃料を補給される予定である。
http://www.unido.org/index.php?id=7881&tx_ttnews[tt_news]=1140&cHash=326287cd380bb1bdf083a78d3d264d9d
http://cleanairinitiative.org/portal/node/7997
〔参考〕国連工業開発機関水素エネルギー技術国際センターのプロジェクトについては、「燃料電池ワールド Vol.880■2011年03月15日発行●ハイドロジェニックス社、トルコに水素ステーションを設置(2011年01月13日)」で紹介していますので、ご覧下さい。
http://melma.com/backnumber_39824_5132312/

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