燃料電池ワールド Vol.1135 (2012/04/09 09:22)

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□燃料電池ワールド Vol.1135
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■2012年04月09日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆燃料電池組立・発電体験コーナー【再掲】

 FC懇談会は、FCDIC(燃料電池開発情報センター)が主催する第19回燃料電池シンポジウムで「燃料電池組立・発電体験コーナー」を行います。このコーナーは、(株)ケミックスの燃料電池組立キットを使って、組み立て及び発電試験を体験していただきます。説明はFC懇談会メンバーが担当します。予約制ですが、どなたでも参加無料ですので、ぜひチャレンジ下さい。
◇日時 5月16日(水)〜17日(木)10時〜17時
◇場所 タワーホール船堀1F シンポジウム展示会場(東京都江戸川区船堀4-1-1)
◇参加費 無料(予約制)
◇予約 参加登録用紙を下記URLからダウンロードしてお申し込み下さい。具体的な申し込み方法は用紙に記載してあります。
  http://www.fcdic.com/

 申込者が規定数に達した時点で受付終了となりますので、お早めにお申し込み下さい。
 *指導教員の方が同席される場合は高校生等も可です。
◇主催 FC懇談会、協力(株)ケミックス

■2012年04月06〜08日のWEB LINK NEWS
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2012/04/06 スマート・エコビジネス講座 ハタノシステム
(フジサンケイ ビジネスアイ)

 発電事業や環境事業を手がけるハタノシステム(東京都目黒区)は、跡見学園女子大学で12日から7月26日まで15回にわたり寄付講座「スマート・エコビジネス」を始める。

 授業は最初に、世界のエネルギー事情や再生可能エネルギー導入の現状と課題、日本政府の再生可能エネルギー利用推進政策などスマート・エコビジネスの背景となるエネルギー・環境政策の現状と課題を学ぶ。

 その上で、太陽光発電やバイオマスエネルギーの利用、電気自動車、燃料電池などスマート・エコビジネスの実現に必要な技術の概要とその統合化・システム化について学ぶ。最後に、スマート・エコビジネスの将来に向けての課題を総括する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120405-00000023-fsi-bus_all

2012/04/07 原発の代わりが務まる自然エネルギーは今のところ地熱だけである - 山田 高明(アゴラ)

 メガソーラーの建設費は、出力1万kWあたり50億円前後である。対して、地熱発電所だと6?70億円もかかる。しかし、太陽光の稼働率は年間12%程度だが、地熱なら80%前後だ。よって、同じ出力でも、地熱は太陽光より6?7倍も多く発電できる。

 これは何を意味するのだろうか。「同じ1億円を電源開発に出資しても、地熱のほうが太陽光よりも5?6倍も投資効果が高い」ということだ。メガソーラーなら電力需要の1割を担うために50兆円もの建設費が必要だが、地熱なら10兆円以下ですむ。しかも、メガソーラーは曇りや雨の日のためのバックアップ電源が不可欠だが、地熱は天候に関係なく安定発電するので、実際の両者の経済性はもっと開くと考えられる。ポテンシャルが巨大な地熱発電
何が地熱の開発を妨げているのか?
私が政治家ならばこうする
原発の最有力代替電源としての地熱
選択と集中――必勝の代替策

 このように、現状の危機に対する答えは地熱であって、決してメガソーラーではない。しかし、地熱は、今言ったようにリードタイムが長い。今から国策開発して、続々と発電所が立ち上がるのは6?8年後である。では、今、即効で効果がある対策は何か? それこそ「火力の発電効率の上昇」である。このような供給サイドの省エネ分は、「ネガエネルギー」といって、実は社会的には電源を新設したのと同じ効果がある。これは短期・中期的な対策として極めて有効である。

 今日、火力の平均発電効率は4割だ。原発事故前、火力は6千億kWhを発電していた。よって、平均発電効率を5割に挙げることによって、以前と同じ燃料で1500億kWhを余分に発電することが可能となる。新鋭のコンバインドサイクル発電は6割だ。つまり、新旧基の更新作業によって、平均効率を少しずつかさ上げしていくことができる。CC発電は、原発1基の建設費があれば、1千万kW分を整備できる。しかも、新旧の入れ替えなら1年以内に可能だ。また、CC発電の向こうには、燃料電池を使ったさらに高効率な天然ガス・石炭火力が控えている。商用化を前倒しすることが必要だ。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120407-00000301-agora-sci

■海外ニュース
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●ITMパワー社、CE認証を獲得(2012年01月23日)

 ITMパワー社(ITM Power)は、ノッティンガム大学(University of Nottingham)へ燃料補給製品「Hフュエル(HFuel)」を設計、供給する契約を獲得したのに従って、規格化したコンテナ搭載型水素燃料サービススタンド「Hフュエル(HFuel)」のCE認証(CE (Conformit〓 Europ〓enne or European Conformity) compliance)を達成した。同社はまた、すでにCE認証を達成している「Hパック40(HPac40)」に加えて、定置用電解製品を製品ラインに追加した。
http://www.itm-power.com/news/93/HFuel+CE+Compliance.html
〔参考〕CE認証(CE (Conformit〓 Europ〓enne or European Conformity) compliance) 「CE」はフランス語の”Conformite Europeenne”(=英語:European Conformity)の略です。該当製品の製造業者(輸入者)または第三者認証機関が所定の適合性評価を行い、製品、包装、添付文書に付与し、CEマークキング表示のある製品は、EU域内の自由な販売・流通が保証されます。
http://www.jetro.go.jp/world/europe/qa/01/04S-040011
※もっと詳しい情報は↑で。

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