燃料電池ワールド Vol.1129 (2012/03/30 09:08)

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□燃料電池ワールド Vol.1129
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■2012年03月30日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2012年03月29日のWEB LINK NEWS
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2012/03/29 未来の木造住宅に必要なもの(サーチナ)

 東日本大震災以降、人々の“住まい”に対する意識は劇的に変化した。耐震性の向上に関しては建物の揺れそのものを吸収する装置などを取り付けた「制震構造」や、建物を地面から浮かせるなどして地盤との間に地震を受け流す装置を設置し、揺れから守る「免震構造」など、より細かく技術的に進歩を遂げた耐震構造を求める傾向になった。また、エネルギー問題に直面したことにより、太陽光発電システムや家庭用燃料電池を搭載し、省エネだけではなく、創エネ設備を採用した木造住宅も増加傾向となった。それだけ大きな意識変化が“住まい手”の中にも生まれ、古き良き佇まいの木造住宅においても、最新の技術が備わっているという新たな認識が広がっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120329-00000000-scn-ind
※写真あり

2012/03/29 原油はなぜ高騰しているのか――原油投機が成り立つストーリー(東洋経済オンライン)

 今回は、原油相場の長期予想をする中で、原油相場の本質および金融市場の本質について考察したい。

 このところ、原油価格は再び上昇基調にあり、高止まりをしている。その理由としてよく挙げられているのは、緊迫する中東情勢と世界的な景気の回復である。しかし、これはウソである。ウソが言い過ぎなら、正確ではない、ということになる。

 現在の原油価格はファンダメンタルズからは説明できない。実需から見れば原油は割高であり、バブルといえる。

 原油は、原燃料として実際に使われる需要はそれほど多くない。石油化学工業の原材料と自動車の燃料が主な需要である。電力の発電用に原油が使われていると思われているが、石油火力発電はかなり少数派で、化石燃料の場合は、米国やエネルギー後進国は石炭であり、日本などは液化天然ガス(LNG)である。

  実際、原油価格の上昇は、世界的な株式市場の上昇と連動してきた。このところの日本の株式市場が上昇傾向となっているのも、世界のリスク資産市場の昨年末からの上昇基調に追随したものに過ぎない。いや追随したというより、同じ投資家がこちらにもカネを回してきただけのことで、それに国内投資家が追随したということだ。

 したがって、現在の原油の上昇、あるいは高止まりと日本の株式市場の急激な上昇傾向は、リスク投資復活という大きな流れの一環である。

 しかし、これで話が終わりではつまらない。というより、バブルとはもう少し複雑である。投機的需要とはどこから来るのか。これを少し掘り下げて考えてみよう。
■原油投機のストーリー
■価格が上がると思うから買う
小幡績(おばた・せき)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120329-00000003-toyo-bus_all

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●ハイドロジェニックス社、オランダに電解槽を提供(2012年01月11日)

 ハイドロジェニックス社(Hydrogenics Corporation)は、オランダの水素ステーションと統合するために、バラスト・ネダム・インターナショナル・プロダクツ・マネージメント社(Ballast Nedam IPM)に電解槽「ハイスタット(HySTAT〓)30」を1基、提供する。この燃料供給ステーションは、フレミッシュ(Flemish)地方政府とドイツ政府が資金を提供している非営利組織「ウォーターズトフネット(Waterstofnet)」が所有する予定である。「ウォーターズトフネット」は、地域を水素の地域に構築する取り組みを行うインターネット組織である。
http://www.hydrogenics.com/invest/News_Details.asp?RELEASEID=638687

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