燃料電池ワールド Vol.1106 (2012/02/27 08:33)

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□燃料電池ワールド Vol.1106
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■2012年02月27日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2012年02月24〜26日のWEB LINK NEWS
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2012/02/24 GM、燃料電池車を米軍に納車(レスポンス)

 GMは23日、軍用車としては世界初となる燃料電池車を、米軍に引き渡したと発表した。

 この燃料電池車は、シボレーブランドのクロスオーバー車、『エクイノックス』をベースに開発されたもの。最大航続可能距離は約320kmの性能を備え、水素の補充は5分で完了。もちろん、ゼロエミッション走行を実現する。

 米軍は、ハワイに合計16台の燃料電池車を配備。日常的な業務に活用する計画だ。

 GMのチャールズ・フリース氏は、「米軍に燃料電池車を活用してもらい、そこから得られたデータを将来の燃料電池技術の開発に役立てたい」とコメントしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120224-00000021-rps-bus_all
※写真あり

2012/02/24 中国人研究員、燃料電池開発でデータ捏造(読売新聞)

 東工大は24日、次世代の燃料電池を開発する産学連携プロジェクトで、一部データが捏造(ねつぞう)されていたと発表した。

 燃料電池の発電性能などを調べていた中国籍の男性研究員が、実際より高性能に見せかけていた。本人も事実関係を認めており、同大は虚偽データを含む論文3本、特許2件を取り下げることを決めた。

 同大は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託を受けてプロジェクトを主導。2008年から4年間で計8億6000万円を受け取り、燃料電池用の新触媒を開発していた。その触媒を使った電池の性能を調べる際、呉礼斌研究員(35)がデータを捏造していた。昨年9月、参加企業の指摘で判明した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120224-00000935-yom-sci

■海外ニュース
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<輸送>
●プロトン・モーター社、水素燃料電池フェリーの定期サービス契約を受注(2011年11月24日)

 プロトン・モーター・フュエルセル社(Proton Motor Fuel Cell GmbH)は、ハンブルグで遊覧船を運用しているATGアルスター旅行社(ATG Alster-Touristik GmbH:ATG)からサービス契約を受注した。

 ATG社は世界初の水素燃料電池で駆動する100人乗りフェリーボート「アルスター・ヴァッサー(Alsterwasser)」を、2011年夏期に運行を開始して以来、何らかの技術的なトラブルが起きなければ毎日運用している。ATG社は今回、プロトン・モーター社と水素燃料電池システムの定期サービス契約を結び、運行体制の信頼性を一歩向上させた。
http://www.protonpowersystems.com/fileadmin/Dokumente_2011/PPS_-_ATG_Contract_-_Final_RNS_-_24_11_2011.pdf

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆水素エネルギー協会・水素エネルギー利用開発研究会 合同講演会【再掲】(水素エネルギー協会第137回定例研究会・平成23年度第3回水素エネルギー利用開発研究会 合同講演会)
 「持続可能なエネルギー社会を目指して」
◇日 時  3月9日(金)13:00〜17:40
◇場 所  広島市西区民文化センター 2階ホール(広島市西区横川新町6-1)
◇参加費  ・水素エネルギー利用開発研究会会員:無料
       (当日入会(年会費無料)の場合も無料)
      ・水素エネルギー協会(HESS)会員:無料

       (H24年度より新入会(年会費有料)の場合も無料)

      ※どちらへもご入会されない場合:5000円(資料代含む。税込)
◇講演会
【講演1】「太陽エネルギーによる水からの水素生成用光触媒開発の現状」
   堂免一成氏(東京大学大学院工学系研究科教授)
【講演2】「NH3を用いた水素輸送」
   小島由継氏(広島大学先進機能物質研究センター長・教授)
【講演3】「エネルギー需給の現状と長期展望」

   小宮山涼一氏(東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻助教)【講演4】「高効率エンジンSKYACTIV」

   人見光夫氏(マツダ株式会社執行役員パワートレイン開発本部長)
◇交流会 18:00〜(会費:5000円)
◇申込方法 水素エネルギー協会会員の方は、水素エネルギー協会へお申し込みください。
      http://www.hess.jp/hess_contents/index.html

      水素エネルギー利用開発研究会へのお申込み先はこちらです。

      http://home.hiroshima-u.ac.jp/hih2/H2_Energy/index.html

      参加ご希望の方は、2月29日(水)までにお申し込みください。
◇連絡先  広島市立大学社会連携センター プロジェクト研究推進室

      担当:田村、矢島(水素エネルギー利用開発研究会事務局)

       広島市中区千田町三丁目8番24号(広島市工業技術センター内)
       電話:082-247-0263 ファックス:082-247-9753

       メール:tamura@office.hiroshima-cu.ac.jp(@は半角文字にしてください)
◇主 催  水素エネルギー利用開発研究会(広島大学、中国経済産業局、広島市)
      一般社団法人 水素エネルギー協会(HESS)

☆FC EXPO 2012(第8回国際水素・燃料電池展)【再掲】
http://www.fcexpo.jp/
◇日 時:2月29日(水)?3月2日(金)
◇場 所:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)

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