燃料電池ワールド Vol.1100 (2012/02/17 09:55)

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□燃料電池ワールド Vol.1100
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■2012年02月17日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2012年02月16日のWEB LINK NEWS
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特にありません。

■海外ニュース
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<ポータブル/バックアップ電源>
●プロトン・モーター社、初めて燃料電池2基を販売(2011年11月29日)

 プロトン・パワーシステムズ社(Proton Power Systms plc)の子会社プロトン・モーター・フュエルセル社(Proton Motor Fuel Cell GmbH)は、同社で初めてとなる燃料電池ユニットを2基、ドイツとイタリーの顧客に販売した。19インチのラックに載せられた燃料電池は最高5kWの電気を生産でき、住宅用キャビネットに収納できる。
http://www.protonpowersystems.com/fileadmin/Dokumente_2011/PPS_-_First_commercial_sales_-_FINAL_RNS_Clean.pdf

<軍事利用>
●米国陸軍、アバディーン性能試験場で燃料電池を稼働(2011年11月17日)

 メリーランド州にある米国陸軍の軍事施設アバディーン性能試験場(Aberdeen Proving Ground)はこのほど、施設に非常用予備電源として機能させる予定の新しい燃料電池1基を稼働させた。これは、国内8カ所の軍事基地に設置され稼働する予定の18基の燃料電池の最初のものである。

 この660万ドルのプロジェクトは、エネルギー省のエネルギー効率および再生可能エネルギー局(Office of Energy Efficiency and Renewable Energy)と国防総省のアメリカ陸軍工兵司令部(U.S. Army Corps of Engineers)との省庁間パートナーシップのもとで行われる。運営管理はエネルギー省が行い、同省の国立再生可能エネルギー研究所(National Renewable Energy Laboratory)が5年間の実証期間のうちの最初の2年間、実証データの収集を行う。

 アバディーン性能試験場はまた、指令管制管理棟(Range Control and Coordination Building)への災害時予備電源として5kW級燃料電池3基を、そして大雪警報時の建物への予備電源として8kW級燃料電池1基を設置する計画である。

 これらの燃料電池の設置と管理のとりまとめはローガンエナジー社(LOGANEnergy)が行い、燃料電池の製造はリライオン社(ReliOn)とアイダテック社(IdaTech)が行う。
http://apps1.eere.energy.gov/news/news_detail.cfm/news_id=17899〔参考〕アバディーン性能試験場は、アメリカ陸軍で現在活動している実験場の中で最も古く、アメリカ合衆国が第一次世界大戦に参戦して6か月後の1917年10月20日に確立され、最初の大砲が1918年1月2日にそこで発砲された。APGは大型の武器を試験するにはあまりに手狭であったサンディフック性能試験場の代わるものとしてつくられ、武器弾薬の設計と試験を当時の生産拠点と輸送センターの近くで実施することを可能にした。総面積31.0 km?(12.0 mi?)のAPGは、アメリカ陸軍武器科の本拠地であり、武器科長とこれを補佐する武器科長官房局、アメリカ陸軍武器センター及び武器学校がある。(Wiki)

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆水素エネルギー協会・水素エネルギー利用開発研究会 合同講演会【再掲】(水素エネルギー協会第137回定例研究会・平成23年度第3回水素エネルギー利用開発研究会 合同講演会)
 「持続可能なエネルギー社会を目指して」
◇日 時  3月9日(金)13:00〜17:40
◇場 所  広島市西区民文化センター 2階ホール(広島市西区横川新町6-1)
◇参加費  ・水素エネルギー利用開発研究会会員:無料
       (当日入会(年会費無料)の場合も無料)
      ・水素エネルギー協会(HESS)会員:無料

       (H24年度より新入会(年会費有料)の場合も無料)

      ※どちらへもご入会されない場合:5000円(資料代含む。税込)
◇講演会
【講演1】「太陽エネルギーによる水からの水素生成用光触媒開発の現状」
   堂免一成氏(東京大学大学院工学系研究科教授)
【講演2】「NH3を用いた水素輸送」
   小島由継氏(広島大学先進機能物質研究センター長・教授)
【講演3】「エネルギー需給の現状と長期展望」

   小宮山涼一氏(東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻助教)【講演4】「高効率エンジンSKYACTIV」

   人見光夫氏(マツダ株式会社執行役員パワートレイン開発本部長)
◇交流会 18:00〜(会費:5000円)
◇申込方法 水素エネルギー協会会員の方は、水素エネルギー協会へお申し込みください。
      http://www.hess.jp/hess_contents/index.html

      水素エネルギー利用開発研究会へのお申込み先はこちらです。

      http://home.hiroshima-u.ac.jp/hih2/H2_Energy/index.html

      参加ご希望の方は、2月29日(水)までにお申し込みください。
◇連絡先  広島市立大学社会連携センター プロジェクト研究推進室

      担当:田村、矢島(水素エネルギー利用開発研究会事務局)

       広島市中区千田町三丁目8番24号(広島市工業技術センター内)
       電話:082-247-0263 ファックス:082-247-9753

       メール:tamura@office.hiroshima-cu.ac.jp(@は半角文字にしてください)
◇主 催  水素エネルギー利用開発研究会(広島大学、中国経済産業局、広島市)
      一般社団法人 水素エネルギー協会(HESS)

☆FC EXPO 2012(第8回国際水素・燃料電池展)【再掲】
http://www.fcexpo.jp/
◇日 時:2月29日(水)?3月2日(金)
◇場 所:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)

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