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□燃料電池ワールド Vol.1074
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■2012年01月11日発行
◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
◇http://www.fcworld.jp
■2012年01月10日のWEB LINK NEWS
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2012/01/10 大阪産業大が開発した燃料電池自動車試乗イベントが開催(マイナビニュース)
文部科学省は、大阪産業大学が開発した燃料電池自動車「OSU-T4」の公開・試乗イベントを1月13日に実施することを発表した。これは、文部科学行政におけるさまざまな研究成果や優れた取り組みに関する広報企画イベントの一環として行われるもの。
昨年9月、OSU-T4が国土交通省・近畿運輸局より「組立車(自動車メーカー以外が組み立てた車両)」として日本初の認可を受けたことが発表された。日本で公道走行を行うことが可能な燃料電池車としては、トヨタ、ホンダについで3番目。
イベントではこれらの成果を披露するとともに、デモンストレーションや大臣試乗の後、一般参加者(希望者)の試乗が行われる。場所は文部科学省庁舎前(霞テラス 中央ひろば)、参加は無料・事前登録不要となっている。プログラムなど詳細は同省の報道発表にて。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120110-00000006-mycomj-sci
※写真あり
2012/01/10 東芝、ランディスギアとスマートホーム事業を米国で今年末開始(ロイター)
[東京 10日 ロイター] 東芝は10日、傘下のスマートメーター(次世代電力計)最大手のランディス・ギアと連携し、家庭内での最適なエネルギーマネジメントを行う「スマートホーム」事業を、2012年末から米国で開始すると発表した。
東芝では、2015年までに電力会社が全米9600万世帯の約半分でスマートメーターを導入し、このうち500万世帯が通信機器(ゲートウェイ)などのスマートホーム関連製品を導入すると見込んでいる。同社は15年度までに全米100万世帯にゲートウェイなどを提供し、同年度に売り上げ100億円を目指す。
将来的には、太陽光発電システムや燃料電池、蓄電池などの家庭内の電力源や電気自動車やプラグイン・ハイブリッド車などを導入した際の電力制御も手掛け、さらにはセキュリティやヘルスケアなどを取り込んだ統合型のサービスも提供していく計画だ。
東芝は15年度に環境配慮型都市を計画・設計する「スマートコミュニティ」事業の売上高9000億円を目指しており、このうち、米国市場で1400億円を見込んでいる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120110-00000125-reut-bus_all
※写真あり
2012/01/10 大阪ガス、新コンセプトワード「ガ、スマート!」導入……TVCMを11日より放映開始(RBB TODAY)
大阪ガスは、天然ガス及びガス事業の環境性・先進性を訴求する新コンセプトワードとして、「ガ、スマート!」を1月より導入。本コンセプトのナビゲーターには俳優の大沢たかおさんを起用、11日より新しいTVCMを放映する。
近年、大阪ガスでは、使いやすさと安全性を追求した「Siセンサーコンロ」や、天然ガスで発電し、排熱を暖房や給湯に利用する家庭用ガスコージェネレーションシステム「エコウィル」、快適な厨房環境を実現する「涼厨」、高効率ビル用マルチエアコン「GHPエグゼア」など、様々なガス機器を通じて、環境性や利便性の向上、分散型エネルギーシステムの普及に努めてきた。
更に現在では、低炭素社会の切り札となる家庭用燃料電池「エネファーム」や、これに太陽光発電を組み合わせた「ダブル発電」の普及を進めている。また、燃料電池・太陽電池・蓄電池を組み合わせてエネルギー利用の最適化を図る「スマートエネルギーハウス」や地域のエネルギー利用の最適化を図る「スマートエネルギーネットワーク」の開発にも取り組んでいる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120110-00000034-rbb-ent
※写真あり
2012/01/10 中国がエコカー戦略見直しか、1次案不合格、HV車も支援対象か(サーチナ)
<中国証券報>中国工程院の楊裕生院士は、北京で5日開幕した「2011年世界新エネルギー車大会」に出席した際、市場で注目が集まる2011年から2020年までの省エネルギー車・新エネルギー車産業の長期発展計画について、国務院での審議の結果、なお修正が必要と判断され、1次案が可決されなかったことを明らかにした。6日付中国証券報が伝えた。
計画の修正点について楊院士は、「電池性能への要求がそれほど高くなく、かつすぐに産業化を実現できる小型EVや、E?REV(航続距離延長型電気自動車)分野に重点がおかれるはずだ」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120110-00000003-scn-cn
2012/01/10 中国の風力発電量、11年伸び悩む、送電網建設の遅れが響く(サーチナ)
<中国証券報>国家能源局によれば、2011年の中国の風力発電量が目標値に届かなかったことが、このほど開かれた中国風力エネルギー新春茶話会において明らかになった。9日付中国証券報が伝えた。
11年の発電量は約700億キロワット時で、前年の501億キロワット時に比べ約40%増の見通しだが、発電量の増加幅は10年の前年同期比81.41%増にはるかに及ばず目標は未達となりそう。送電網の建設が発電所の増設のペースに追いつかないことなどが響いた。
同局新エネルギーと再生可能エネルギー司の史立山副司長は、中国の風力発電が直面している課題について「秩序なき競争とむやみな発展だ」と指摘し、「科学的で根拠ある計画や手配がなされず、メーカーに対する技術標準や管理要求が厳格でない。資源を奪い合い、発電所を建設すること自体が目的と化しており、設備の品質や稼働状況を重視していない」と苦言を呈した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120110-00000021-scn-cn
■海外ニュース
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<ポータブル/バックアップ電源>
●ダンシーム社、南アフリカの鉱山に燃料電池を納入(2011年10月27日)
バラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems)は、補助電源システムを取り扱うダンシーム・パワー社(Dantherm Power)が150kW級燃料電池発電機を技術サービスとともにアングロ・アメリカン・プラチナ社(Anglo American Platinum Limited)に納入すると発表した。この燃料電池発電機は、バラード社の燃料電池スタックを使ったダンシーム社の「DBX5000」補助電源燃料電池システムで構成されていて、今四半期中に南アフリカにあるアングロ・アメリカン・プラチナ社の採鉱作業の一部門に配備される。
http://www.ballard.com/about-ballard/newsroom/news-releases/news10261101.aspx
〔訳注〕ダンシーム社の記事が何故バラード社から配信されるのかというと、バラード社は2010年にダンシーム社の支配株を購入して出資者となっているからで、バラード社はカナダ、ダンシーム社はデンマークの会社である。
●ダンシーム社、インドの通信会社から30基の燃料電池を受注(2011年11月01日)ダンシーム・パワー社は、インドのデルタ・パワー・ソリューションズ社(Delta Power Solutions Pvt. Ltd.)から燃料電池システム「DBX2000」30基を受注した。この燃料電池は、年末までにインドの主要な通信接続サービス会社の基地局に設置される。
http://www.ballard.com/about-ballard/newsroom/news-releases/news11011101.aspx
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆水素先端世界フォーラム2012【再掲】
◇会期:2月1日(水)、2月2日(木)
◇会場:グランドハイアット福岡(2月1日)、九州大学伊都キャンパス(2月2日)
◇参加費:無料(2月1日レセプションのみ5000円/1名)
◇定員:400名(見学会は各100名)
◇参加登録:下記のフォーラムホームページより(定員になり次第締切)→ http://www.congre.co.jp/hydrogen2012/index.html
◇プログラム
●2月1日:
9:30〜9:50 開会式
9:50〜12:00 セッション1 「2015年FCV・水素供給インフラ普及開始に向けた世界のシナリオ」
(日欧の発表者による講演)
13:15〜17:10 セッション2 「水素エネルギー社会への各国の挑戦」
(日米欧の発表者による講演)
17:30〜19:00 レセプション(参加費5000円)
●2月2日:
9:50〜17:30 研究シンポジウム
各研究チーム(水素材料強度特性、水素高分子材料、水素トライボロジー、水素物性、九州大学燃料電池・水素製造研究シンポジウム)による国内外の研究発表、開始時間は各チームにより異なります。
10:00〜12:00 九州大学施設見学(定員:100名)
11:30〜13:30 合同ポスターセッション
14:30〜15:30HyTReC施設見学(定員:100名)
◇主催:独立行政法人産業技術総合研究所水素材料先端科学研究センター、福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県、国立大学法人九州大学
◇問い合わせ先
運営事務局 info-hydrogen@congre.co.jp
(株式会社コングレ九州支社内 担当: 木村、土井)
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