燃料電池ワールド Vol.1053 (2011/12/05 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.1053
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■2011年12月05日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆燃料電池セミナーin東京

 経済産業省資源エネルギー庁では、今年度の第3回目の燃料電池セミナーを東京で開催します。また、当日会場では第42回東京モーターショー(スマートコミュニティシティ2011)が開催され、展示ブースにおいて燃料電池のご紹介も合わせて行っています。
 たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。
◇日時:12月7日(水)13時30分〜16時30分
◇場所:東京ビッグサイト 会議棟6階 605・606会議室
◇定員:300人
◇参加費:無料
◇プログラム
1)開会挨拶:小見山康二氏(経済産業省資源エネルギー庁燃料電池推進室長)2)基調講演「人と車のいい関係-燃料電池自動車の普及に向けて-」
 清水和夫氏(モータージャーナリスト)
3)パネルディスカッション「燃料電池自動車の将来展望」
コーディネーター:
 清水和夫氏(モータージャーナリスト)
パネリスト:

 河合大洋氏(トヨタ自動車株式会社第2技術開発本部FC開発部部長)

 飯山明裕氏(日産自動車株式会社総合研究所EVシステム研究所エキスパートリーダー)

 守谷隆史氏(株式会社本田技術研究所四輪R&Dセンター第5技術開発室上席研究員)

 吉田正寛氏(JX日鉱日石エネルギー株式会社執行役員研究開発本部研究開発企画部長)
 里見知英氏(燃料電池実用化推進協議会(FCCJ)企画部部長)
◇申込方法:下記URLからお申し込み下さい。
   http://www.nef.or.jp/topics/h23-12motorshow.html
◇問い合わせ先
 燃料電池セミナー事務局
 財団法人新エネルギー財団 広報室 小栗、沼田
 TEL:03-6810-0361、FAX:03-3982-5101
 E-mail:gep@nef.or.jp
◇主催:経済産業省資源エネルギー庁、財団法人新エネルギー財団

☆水素先端世界フォーラム2012【再掲】
◇会期:2012年2月1日(水)、2月2日(木)
◇会場:グランドハイアット福岡(2月1日)、九州大学伊都キャンパス(2月2日)
◇参加費:無料(2月1日レセプションのみ5000円/1名)
◇定員:400名(見学会は各100名)
◇参加登録:下記のフォーラムホームページより(定員になり次第締切)→ http://www.congre.co.jp/hydrogen2012/index.html
◇プログラム
●2月1日:
9:30〜9:50 開会式
9:50〜12:00  セッション1 「2015年FCV・水素供給インフラ普及開始に向けた世界のシナリオ」
  (日欧の発表者による講演)
13:15〜17:10  セッション2 「水素エネルギー社会への各国の挑戦」
  (日米欧の発表者による講演)
17:30〜19:00 レセプション(参加費5000円)
●2月2日:
9:50〜17:30 研究シンポジウム

 各研究チーム(水素材料強度特性、水素高分子材料、水素トライボロジー、水素物性、九州大学燃料電池・水素製造研究シンポジウム)による国内外の研究発表、開始時間は各チームにより異なります。
10:00〜12:00 九州大学施設見学(定員:100名)
11:30〜13:30 合同ポスターセッション
14:30〜15:30HyTReC施設見学(定員:100名)
◇主催:独立行政法人産業技術総合研究所水素材料先端科学研究センター、福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県、国立大学法人九州大学
◇問い合わせ先
運営事務局 info-hydrogen@congre.co.jp
(株式会社コングレ九州支社内 担当: 木村、土井)

■2011年12月02〜04日のWEB LINK NEWS
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2011/12/02 韓国・米国ビッグ3も離れて…みずぼらしくなった東京モーターショー(1)(中央日報日本語版)

 大幅に縮小した東京モーターショーではかつての活気が見られなかった。参加企業が減り、展示場も従来の幕張メッセの半分にもならないビッグサイトに移った。モーターショーの花である未来型コンセプトカーも、1、2年以内の商用化が可能な試作モデルがほとんどだった。開発費を減らした結果だ。今年1?10月の日本の新車販売台数は347万台で、前年同期に比べ23%減少した。

 カルロス・ゴーン日産会長は「09年の東京モーターショーはリーマンショックで展示場の多くの部分が空いていた。今年も円高と大地震、タイの大洪水までが重なり、日本企業が大きな被害を受けた状況だが、電気自動車などのエコカーで克服する」と強調した。ゴーン会長の言葉のように日本企業は強まる燃費規制に対応するためのエコ戦略を明確に表した。トヨタはハイブリッド、日産と三菱は電気自動車、ホンダとマツダは電気自動車・燃料電池の二重路線戦略で差別化した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111202-00000020-cnippou-kr
※写真あり

2011/12/02 [ #TMS2011 ]フロントシートを折りたたむというラグジュアリーな提案(ギズモード・ジャパン)
 そりゃあリラックスできるでしょう!

 15年先のSクラスをイメージしたコンセプトカー、メルセデスF125。1メートル近い巨大なドアがぐわっとガルウイングしちゃうところばかり目が行きますが、水素燃料電池&リチウム硫黄電池のダブルバッテリーで、1充電1000kmも走れる点にも注目です。

 あくまで理論では、なお話ですが、そういう未来いいよね欲しいよね!

 「ラグジュアリーの再定義」というキャッチコピーがつけられており、大事なパッセンジャーをあえて後部座席に案内するという提案がされています。その代わりに助手席が折りたたむことが可能で、まるでシェーズロングな椅子に腰掛けているようなポジションで身体を優しくホールド、ファーストクラスな移動空間を提供しています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111202-00000325-giz-ent
※写真あり

2011/12/02 東京モーターショーに懸ける「盟主」トヨタの思い(東洋経済オンライン)

 12月3日から東京ビッグサイトで一般公開される「東京モーターショー2011」に、トヨタ自動車は並々ならぬ力を入れて臨んでいる。豊田章男社長は来年、日本自動車工業会(自工会)会長の座を、日産自動車の志賀俊之COO(最高執行責任者)から引き継ぐ予定。名実ともに日本の自動車の「顔」となることを意識したためか、展示内容も「自動車」に関するトヨタの世界観を提示するような包括的な内容となった。

 久々の投入となるスポーツカーから、「ヒトとクルマと社会がつながる」未来像を具現化したコンセプトカーまで盛りだくさん。そこに横串を通すのが、クルマを所有し、運転する楽しみを訴える「Fun to drive,again」というキャッチフレーズだ。

 世界初出展となるのは、富士重工業と共同開発した小型FR(フロントドライブ・リアアクセル=後輪駆動)スポーツカー「86」(2012年春発売予定)、セダンタイプの次世代燃料電池車コンセプトカーである「FCV-R」、超小型電気自動車コンセプトカーの「FT-EV3」、新開発の小型ハイブリッド車である「AQUA(12月下旬発売予定。海外では「プリウスC」として販売)」など。また、トヨタが次世代環境車の本命と位置づけるプラグインハイブリッド車の市販モデル第一号、「プリウス プラグインハイブリッド」(12年初発売予定)も出展された。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111202-00000001-toyo-bus_all

2011/12/03 二輪車も充実の東京モーターショー2011(サーチナ)

 11月30日から報道関係者向けに公開され、12月3日から11日の間に一般公開される東京モーターショー2011。一般のニュース等では四輪のコンセプトカーばかりがクローズアップされる印象があるが、このイベントには多くの二輪車も出展されている。しかし四輪車同様、二輪車で注目されるのもやはり、EV車などの電動車だろう。

 ホンダだけでなく、他社も数々の電動二輪車を出展している。スズキ <7269> は、国内の人気シリーズ“レッツ4”をベースとした電動スクーター「E-LET‘S」を出展。脱着式のバッテリーは家庭用の電源からも充電ができ、軽量化も進んだものとなっている。また、燃料電池スクーター「バーグマン フューエルセル スクーター」も展示。2009年の東京モーターショーにも出展された同コンセプトモデルは、その後イギリスでの実証実験や、日本初の水素燃料電池スクーターの実証走行実験を行っており、その進化した姿を見せてくれる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111203-00000016-scn-ind
※写真あり

2011/12/03 東京モーターショーでスマートハウスとEVの繋がる未来を見る(サーチナ)

 いよいよ、24年ぶりに東京に帰ってくる「東京モーターショー2011」が幕を開ける。今年は主催者テーマ事業として「SMART MOBILITY CITY 2011」が開催され、ハウスメーカーとして積水ハウスが初めて出展するなど、クルマと社会を繋ぐための重要な“回”になっている。

 家庭でのエネルギー問題を解決へと導く、3電池システム(太陽光電池+燃料電池+蓄電池)を搭載した環境配慮型住宅「グリーンファースト ハイブリッド」を同社は既に販売しているが、今回発表された住宅はその進化系。3電池にEVの電池を加えた4電池システムとそれをコントロールするオリジナルの「HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)」を搭載したスマートハウスだ。そして、2012年の秋には、これを販売開始する予定としている。

 同社ではこの商品を“節電ストレス”“停電”“光熱費”“電力不足”“地球温暖化”それぞれからの解放とし、5つのエナジーフリーを実現させ、さらにEVとの連携により“燃費”“非常時のEV充電不安”という解放を加え、併せてこの7つを『究極のエナジーフリー』の実現とした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111203-00000020-scn-bus_all
※写真あり

2011/12/04 JX、世界石油会議でEVやFCVに対応するマルチステーションを紹介(レスポンス)

 JX日鉱日石エネルギーは、12月4日から8日まで、カタール国・ドーハで開催される「第20回世界石油会議・ドーハ大会」に参加し、展示ブースを出展する。

 世界石油会議は、石油の科学、技術、経済、管理について討論の場を提供する機関として1933年、ロンドンに設立され、3年に1回のペースで世界大会を開催している。

 20回目となる今回のドーハ大会は、中東湾岸諸国で初めて開催される世界大会であり、産油国・消費国の政府、エネルギー関連企業などから多くの関係者が出席する予定。

 大会の一環として実施される展示会で同社は、SOFC型エネファーム、太陽光発電システム、蓄電池システムを設置した「ENEOS創エネハウス」でのプレゼンテーションや、電気自動車(EV)への充電、燃料電池自動車(FCV)への水素充填が可能な「マルチステーション」の模擬体験を中心とするブースを出展する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111204-00000016-rps-bus_all
※写真あり

■海外ニュース
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<報告書/市場調査>
●米国エネルギー省の報告書「2045年までの軽量自動車の燃料消費変換の可能性」(2011年09月)

 報告書「2045年に向けた軽量自動車による燃料消費変換の可能性(Light-Duty Vehicle Fuel Consumption Displacement Potential up to 2045)」は、アルゴンヌ国立研究所(Argonne National Laboratory)の研究者たちによって完成させられた。そして自動車技術プログラム(Vehicle Technologies Program:VTP)のもとで燃料電池電気自動車の技術的な改善の効果について詳述している。

 この報告書は、2045年までの間に1〜45%の重量を削減することを経験することになる全ての動力伝達装置構成の間で、燃料電池システムは最大の削減を体験し、効率とピーク電力の性能の増加には相互関係があると結論づけている。加えて燃料電池自動車は、2010年からの従来のガソリン自動車と比較して、2045年までに70%を超える燃料消費の改善を成し遂げることが期待されている。
http://www.autonomie.net/publications/fuel_economy_report.html
※このアドレスからデータのダウンロードができる。↑
〔参考〕自動車技術プログラム(Vehicle Technologies Program:VTP) アメリカの石油使用を少なくするために、エネルギー効率が良くて環境にも優しいハイウェイ輸送技術を開発する米国エネルギー省の事業。

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆JCREフォーラム:「水素・燃料電池」〜燃料電池実用化最先端セミナー【再掲】

 この講演会は12月5〜7日、幕張メッセで開催される第6回再生可能エネルギー世界展示会および国際フォーラムにて行われます。
◇日時:12月6日(火)10:00〜12:00
◇場所:幕張メッセ 1F 103会議室
◇参加費:2000円(テキストを含む)
◇プログラム(司会:第7分科会リーダー秋葉悦男(九州大学)、里見知英(燃料電池実用化推進協議会))
10:00-10:20 「我が国における燃料電池・水素の取組み〜燃料電池自動車と定置用燃料電池の普及に向けた取組み」

  縄田 俊之氏(経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー新エネルギー部新エネルギー対策課燃料電池推進室課長補佐)
10:20-10:50 「エネファームの普及拡大に向けた商品化開発機開発」
  永田 裕二氏(東芝燃料電池システム株式会社技師長)
10:50-11:20 「家庭用燃料電池エネファームの住宅へ導入状況と今後の市場展望」

  岡村 潔氏(東京ガス株式会社燃料電池事業推進部燃料電池企画グループマネージャー兼燃料電池技術グループマネージャー)
11:20-11:50 「2015年普及開始に向けた燃料電池自動車開発状況」
  大仲 英巳氏(トヨタ自動車株式会社FC開発部担当部長)
11:50-12:20 「2015年燃料電池自動車普及開始に向けた水素インフラの取組み」
  北中 正宣氏(水素供給・利用技術研究組合技術本部長)
◇お問合せ先:再生可能エネルギー協議会事務局 03・5294・3888
◇申込方法:下記のURLからお申し込み下さい
http://www.renewableenergy.jp/forum_detail.html#date1206_no04
◇主催: 再生可能エネルギー協議会(第7分科会)
◇協力: 燃料電池実用化推進協議会、財団法人高橋産業経済研究財団

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