燃料電池ワールド Vol.1012 (2011/09/29 08:50)

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□燃料電池ワールド Vol.1012
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■2011年09月29日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆第1回「経営者(燃料電池自動車)コース」開催 ★新設★【再掲】

 11月17日(木)、自動車関連企業の経営幹部の皆様を対象に、第1回経営者(燃料電池自動車)コースを開催します。燃料電池自動車の基礎知識の習得を目指すとともに、2015年の燃料電池自動車市場化に向けた経営判断に役立つ業界動向の最新情報をお伝えします。

 水素とは何か、これまでの自動車と燃料電池自動車は何がちがうのか。2015年の市場化をきっかけに何が変わるのか。

 皆様の疑問に一流の講師陣がお応えします。水素ビジネスへの参入を目指す経営者や幹部のみなさまのご参加を心からお待ちしています。
◇日程 11月17日(木)12:50?17:00
◇会場 九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館 914、915号
    (福岡市西区元岡744番地)
    http://suisin.jimu.kyushu-u.ac.jp/info/index.html
◇定員 40名(定員に達し次第、申込を締め切ります)
◇受講料 3,000円/人
◇名刺交換会 2,000円/人
◇申込締切 11月10日(木)
◇カリキュラム
12:50〜13:00 開講式  戦略会議
13:00〜13:40 校長講話 渡邉浩之校長(トヨタ自動車(株)技監)13:50〜15:20 燃料電池自動車の市場化に向けた取組み

   大仲英巳氏(トヨタ自動車(株)FC開発本部主査・担当部長)15:30〜16:30 燃料電池自動車の普及に伴う業界動向予測
   丹下昭二氏(山梨大学客員教授)
16:40〜17:00 施設見学(選択制)
17:10〜18:30 交流会
★コース詳細はこちら
  http://www.f-suiso.jp/1st_fcv-course.html
★オンライン申込みはこちら

  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20110915110527
◇主催 福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後援 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、(公財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

■2011年09月28日のWEB LINK NEWS
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2011/09/28 アウディ「e-Gas」もスゴイ! 電動化だけじゃない欧州エコ車(nikkei TRENDYnet)
●メガシティ化する欧州都市
●主役は「e-mobility」

 2011年5月から6月にかけて、私はドイツを中心に欧州を訪問し、次世代自動車の環境技術に関するいくつかの大きなイベントを取材した。今回は報告1回目として、フランスのタイヤメーカー、ミシュランが主催した「ミシュラン・チャレンジビバンダム」をリポートする。
●驚きの「e-Gas」コンセプト

 さて、環境技術にも多様性が重要だとかねがね主張してきた私だが、アウディが今回提案した「e-Gas」というコンセプトには驚いた。自動車自体は天然ガスで走るCNG車なのだが、アウディはドイツのガス会社、エルドガスと共同で再生可能エネルギーからメタンガスを作るシステムを発表したのである。

 具体的には風力や太陽光で発電した電気で水を分解してまず水素を作る。ここまではこれまでにも聞いたことのある話だが、驚くのは発生させた水素と、家庭や工場から排出されたCO2を合成してメタンガス(CH4)を作りだすというのである。我が家で使っている家庭用燃料電池は都市ガス(メタンガス)から水素を取り出しているが、それとは逆の化学反応を利用しているのだ。

 つまり、水素やメタンといった多様なガスを太陽光などの自然エネルギーで作ることで、燃料電池車(FCEV)でも天然ガス車(CNG)でも実質的なゼロエミッションカーにしてしまおうというわけだ。“燃料のスマート化”と言っていいだろう。

 これは、特徴の異なる燃料の多様性を生かしながら、ゼロエミッション化を進めるという考え方だ。現状でははなはだ効率無視としか言いようのない大胆な試みだが、欧州のこうした発想に学ぶべきものを感じる。常に効率重視で1つの方向に収れんしがちな、日本の技術開発のあり方の方に疑問を感じてしまうのは私だけだろうか。
●パンクの自己補修で新技術
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110928-00000001-trendy-ind
※写真あり

2011/09/28 大阪市:市営住宅跡地、都市型エコ住宅に 14年の完成目指す /大阪(毎日新聞)
 ◇再生エネ促進へ

 大阪市は、鶴見区横堤4の市営住宅跡地(約2900平方メートル)をプロポーザル方式で売却し、太陽電池や蓄電池を備えた都市型のエコ住宅を建設すると発表した。再生可能エネルギーの導入促進に向けた政策の一環で、市は普及につなげたいとしている。

 整備条件は、敷地面積80平方メートル以上の住宅を20戸以上建設する▽太陽電池、燃料電池、蓄電池を可能な限り整備する▽国土交通省が定める長期優良住宅の認定を受ける??など。

 11月にも事業提案と価格提案を同時募集。外部有識者などでつくる評価会議の意見を参考に事業者を選定し、14年ごろの完成を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110928-00000167-mailo-l27

2011/09/28 パナホーム:節電モデル住宅登場 ガスの使用量や発電量が一目で??安佐南区 /広島(毎日新聞)

 電気やガスの使用量や発電量状況が一目で分かる「見える化」を実現した「パナホーム」のモデル住宅が、安佐南区伴南5のセントラルシティこころ住宅展示場に登場した。家庭全体や部屋ごとのエネルギー消費量などを逐次知ることができ、節電意識の高まるなか注目を集めそうだ。

 システムはパナソニック電工が開発し、関連機器の販売を今年3月に開始。関東や関西を中心に1500セット売れたという。広島では、広島ガスが専用メーターの設置などで協力する。

 モデル住宅には、太陽光発電システムやガスで発電する家庭用燃料電池「エネファーム」を設置しており、発電量や売・買電量も表示される。来年3月末まで一般公開。水曜を除き午前10時〜午後5時。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110928-00000260-mailo-l34

■海外ニュース
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<定置用電源>
●ドイツ政府、セラミック・フュエルセルズ社の燃料電池200基に資金提供(2011年07月20日)

 ドイツ政府は、ドイツのエネルギー提供業者であるEWE社が200基の燃料電池「ブルーゲン(BlueGen)」コージェネ製品をセラミック・フュエルセルズ社(Ceramic Fuel Cells Limited:CFCL)に注文するための資金提供を正式に認可した。

 以前に発表したEWE社からの注文は、2年間で総額490万ユーロ(約5億800万円)というセラミック社にとって最大の注文である。この注文の資金の一部は、ドイツ政府の「ドイツ水素・燃料電池技術革新プログラム(National Innovation Program for hydrogen and fuel-cell technology: NIP)」から提供されている。

 セラミック社は、燃料電池の中核部品であるゲネックス(Gennex)燃料電池モジュールと関連部品を組み立て製造パートナーであるGebr〓der Bruns Heiztechnik GmbHに提供して、EWE社に供給するために燃料電池モジュールとボイラーを統合している。EWE社はそれからこのユニットを、ドイツ北西部のニーダーザクセン州の家庭に設置する。

 EWE社は6400人の従業員と58億8000万ユーロの収益を持つ、ドイツで最大の革新的な公益事業体の一つであり、北ドイツに本社を置き、ポーランドやトルコだけでなくドイツの他の国家事業にも係わっている。

 EME社と協働しているドイツの事業とは別に、セラミック社はフランスとイギリスでコージェネ製品を開発・配備しており、ヨーロッパや日本、オーストラリア、アメリカにもブルーゲン製品を販売している。
http://www.cfcl.com.au/Recent_announcements/?Year=2011

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